だから人の言うことを何でも聞くってことより、自分で考えることが大事だよね。
よくなんでもかんでも人に聞く人っているけど、最後にどうするかを決めるのは自分だからね。
質問1 みんな論
素直になりすぎて、
逆にまずいってことはありますか?
斎藤一人さん
まずいって、ちょっと素直さを勘違いしていると思うんだけど、素直っていうのは自分を大切にして、相手を大切にするってことなんだよ。
愛のある行動も、言葉も、笑顔も同じだよ。
だから素直になりすぎて困るなんてことは絶対にないんだよ。
じゃあ、自分の気持ちに素直になって浮気してもいいんですかっていう人がいるんだけど、浮気する人はするし、しない人はしないんだよね。
そこで、みんながすることはする、しないからしないっていうのは、もう「みんな論」なの。
人それぞれ違うんだよね。
学びも違うし、素直さの度合いみたいなものだって、違っていていいの。
魂が素直に問題から学んで、向上していけば、それでいいんだよ。
質問2 素直に働いて
仕事とプライベート、
どちらでも素直さを
大切にして良いのでしょうか?
斎藤一人さん
いいと思うよ。
ただあくまでも「自分に素直」ってことが大切だよ。
仕事だろうとプライベートだろうと、愛があるほうがうまくいくに決まっているんだよ。
愛がある時っていうのは恐れがないからね。
愛がない時は不安で仕方ないの。
暗くて不安になるの。
それでうまくいくことなんてひとつもないんだよ。
恐れでいっぱいだと、ミスしなくていいところでミスをしたり、自分を責めるようなことばっかり考えたり、いつまでたっても負のオーラから抜けられないんだよね。
そういう時は、自分に対する素直さが足りない時なの。
最近、愛のある言葉を話しているかな、愛のある行動をしているかな、愛のある笑顔をしているかなって考えて、できることから愛を表現していくといいよね。
素直になると「仕事も行かなくなってしまうかも」っていう人がいるけど、本当に愛があるなら、そんなことはしないだろうし、万が一そんなことをしていたら、ご飯が食べられなくなるし、お腹も空いて、ますます働きに行けなくなるだけだよね。
働かないでいれば、お給料も入ってこなくなる。
それは困るってところまで行ったのなら、そこから素直に働きに行けばいいんだけどね。
質問3 鵜呑みにしない
人に従順であることと、
自分に素直であることの
最大の違いはどこにあるのでしょうか?
斎藤一人さん
「みんな素直に生きろ」って言うと、「人の言うことを素直に聞きなよ」って思ってしまう人が多いみたいなんだけどね。
やっぱりそうじゃないんだよ。
何度も話しているうちに、自分の気持ちに素直でいることが大事ということなの。
でも、人の意見を聞いていちゃいけないってことじゃないんだよ。
この考えは「いいな」とか「ああ、その通りだ」っていうような、つまり自分が素直に共感できたことなら行ってもいいの。
反対に、この人が言っていることは違うなって思って、鵜呑みにしないってことも素直ってことだよね。
だから人の言うことを何でも聞くってことより、自分で考えることが大事だよね。
よくなんでもかんでも人に聞く人っているけど、最後にどうするかを決めるのは自分だからね。
失敗や間違いを恐れるあまり、人に聞いてばかりだと、魂はそこから先に何も学ばなくなってしまうよ。
それと、人の言うことを素直に聞いて、それが間違っていた場合に、相手を恨んだり、責めたりする人っているよね。
どっちにしても、結局自分に素直じゃなかったから、相手のせいにしているだけだよね。
自分に素直になって選んだ方法が、間違っている、そういうこともあるの。
でも、そういう時は、また素直に改良すればいいだけなんだよね。
そう考えると、素直の反対って嘘なのかもしれないな。
自分の本心に偽っていることだから。
本当は「嫌だなぁ」と思っているのに、「はい!」って言ってばかりいると、だんだん辛くなってしまうよね。
これまでの「素直さ」ってものは、上から言われたことに素直に従うことだったんだけど、これからの時代は「自分に素直」が一番いいよね。
質問4 愛があるかどうか
遠慮がちだった人が素直になり、
思ったことを口に出してもいいのでしょうか?
斎藤一人さん
そうするとどうなるかを人は学びに生まれてきているんだから、やってみるしかないんだけど、少し前にも言ったように、口に出す言葉に愛があるかどうかを、ちゃんと考えだしてみるといいよね。
その場合は、素直さから学べることがいっぱいあると思うよ。
出した言葉に、棘や毒があったりすると、結局は自分がそのトゲに刺さったり、毒が自分に回ったりして、苦しむことになるしね。
そうならないためにも、あくまで自分の言葉に愛があるかどうかを考えるべきだね。
自分に素直って、本来楽しくて、幸せなことなんだよ。
そういう楽しい時や幸せな時に、毒のある言葉や、棘のある言葉なんか、出てこないはずだよね。
世の中には、愛のある言葉や美しい言葉っていっぱいあるから、探してみるといいよ。
それだけでも楽しいから。
よく「あの人は毒舌で、ズバズバ言いたいことを言うけど、ちゃんとしたことを言ってくれる」とか聞いたりするけど、それは違うよね。
それなら、もっと綺麗な言葉を使った方が、言っている本人も聞いている人も幸せになれるはずだよね。
ちゃんとしたことを言うって、そこまで素晴らしい意見が言えるんなら、愛を持って喋ったほうがいい。
人に対してばかりじゃなく、自分にダメ出ししたりする人もそうだよ。
自分に対して、魂ってものは、そんなことをしたくないはずなの。
素直に考えてごらん。
人から怒られたりダメ出しされたり、責められて良くなるのなら、もうとっくにそうなっているよね。
それよりも、自分にだって素直に愛のある言葉をかけてあげれば、魂は輝きだすよ。
のびのびと、本来の自分らしさを発揮できるようになるし、明るくだってなれるよね。
そうなると、もっと楽に、素直に生きられるよ。
質問5 素敵な人生
素直でいると人間関係は変わりますか?
斎藤一人さん
自分に素直でいると、とにかく楽しくなるし、幸せになれるよね。
そうなると、周囲への感謝の気持ちも湧くし、人にももっと優しくなれるよ。
やってみると、わかるよ。
こんなに幸せなことはないんだってわかる。
人のせいにしたりすることもなくなるし、自分を責めたりもしなくなるよね。
怒ったことは全部自分の魂の成長のためなんだってわかってくるし、そこからいろんなことに挑戦したくなるんだよね。
他人が挑戦していることも素直に認めてあげたくなるし、理解してあげたくなる。
自分に愛を持って接することができれば、人にも愛を持って接することができる。
やっぱり人間関係がうまくいかない人って、どこかで我慢している。
自分に素直じゃなかったり、人の言うことばかり聞いていたりね。
そういう嫌なことを我慢してばかりだと、会話でも嫌な言葉を使ってしまうし、人からも煙たがられる。
我慢ばかりって、顔とか言葉の端々に必ず出てくるんだよ。
全員じゃないけどね。
顔の肌が荒れている時っていうのは、世間に恨みがあったり、嫌いな人がいたりで、ぶつぶつ文句を言っていると、本当に荒れてきちゃうの。。
それは体に毒みたいなのが溜まっていくのと一緒で、はだから吹き出してきているんだよね。
それだと肌もくすみも出すよね。
反対に、自分に素直に生きて、話す言葉にも愛があると、肌は綺麗になるし、白くて明るくなっていくんだよ。
その上、自分に素直だと、同じように素直に生きていて素敵な人が周りに集まってくるよ。
そして、そういう人たちからは素敵なところを学べるだろうし、さらにそこから素直さを輝かせることもできる。
素敵な人生の始まりだよね。
質問6 主役の人生
素直さがあると強く生きられるのでしょうか?
斎藤一人さん
自分の言うことに愛があるか、いつも笑顔でいられるかをしっかり意識していると、自然とうまくいっちゃうの。
後は自主性が大事だよね。
自分の人生は、自分が選んだ、自分が主役の人生というわけなの。
一人一人が全員違うし、違っていてもいいの。
でも、自分で選んだ人生なんだから、文句を言っても仕方ないし、自分で責任を取るしかないの。
だから自分のために顔晴るってことだよね。
素直に生きるのなら、恨みがましいことなんて言ってちゃダメなんだよ。
どこかで間違ったとしても、それは自分の責任なの。
例えば、お金を貸してくれって親戚が来た時に、貸したくないけど、親戚だから貸してあげなくちゃいけない・・・・・・ということを考える必要なんてなくて、貸してあげたいからかつでいいわけで、そう自分で決めたのなら、お金がもう帰ってこなくてもいいと思うだけなの。
親戚だから貸すとか、世間からどう思われるかとかじゃなく、自分が貸したいか貸したくないかだけなの。
そうやって、自分の気持ちに素直に従っている人は、たとえお金が返ってこなくても後悔をしないものなんだよね。
つまり、愚痴や、恨みや、しつこさが出るのは自主性がないわけなの。
本当は自分が嫌だったって言うのは、ただ問題に執着しているだけなの。
何を言っているのかというと、いつまでもそんなことをやっていると仕事もうまくいかないし、周りに人がいなくなるってこと。
魂が成長段階にあるんだから、とにかく自分に素直になってほしいの。
素直に生きて、楽しい幸せな毎日を過ごしてほしいの。
あなたなら、きっとそれができるから。
追伸 苦しいのは、自分から選択権を放棄しているから
会社で一番下の立場にいる人などは、6割の力で仕事をして、無理な仕事を残すということがなかなかできないかもしれません。
上司に「お前、やる気あるのか!?」なんて叱られたりして。
そういう時はね、極端かもしれないけど、会社を辞めちゃってもいいんだよ。
だって、一生懸命やってできないこと怒鳴りつけるって、それはただのいじめだよ。
そんなに怒るんだったら、上司が手伝ってやればいいじゃないかって話なんだ。
もし手伝えないなら、もう一人増やせばいいだけのことなの。
そんなことでいちいち怒っていたら、会社から人がいなくなっちゃうよ。
もっと言うと、経営者というのは、その人が「6割の力でできる」以上の仕事をさせてはいけないんです。
俺が経営者だからわかるけど、うちの社員も6割くらいの力で働いてくれているんです。
それで十分だし、よく顔晴っている人を怒るって、それは怒る方がどうかしているの。
すぐ怒る上司のいる会社より、あなたを大事にしてくれる会社に移った方がいいんじゃないかな。
と一人さんは思います。
会社を辞めるという選択肢もある。
そのことを覚えておいた方がいい。
いつでも会社を辞められるという選択の自由権は忘れちゃうと、「上司からひどい仕打ちを受けている」っていう被害者意識ばっかり膨らんじゃうの。
その意識が、あなたを余計に苦しませている。
仕事だって学校だって、いつでも好きな時に止められる。
誰でも等しく、その権利を持っている。
なのに、それを放棄している人がすごく多いよね。
で、「私は選べない」と思い込んでいる人は、見事にそういう人生になるんです。
いいかい、人生の主役はあなたなんだ。
会社を辞めようが、起業しようが、結婚して玉の輿に乗ろうが、選択肢はいくらでもあるんです。
そのことを忘れちゃいけないよ。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
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