コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斉藤一人さん 質問は、誰に何をしてもいいわけではない

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これは、聞く人を考えなければだめなんです。質問は、誰に何をしてもいいわけではないんです。

 

 

質問1 シルク・ドゥ・ソレイユ

 

“自分より上”だと思う人には丁寧な態度なのに、私に対しては上から目線で話してくる人にイラっとします。

恐らく、その人は私のことを”自分より下”だと思っているのでしょう。

悔しくてたまりません。

斎藤一人さん、この悔しさを、どう処理すればいいのでしょうか?

 

斎藤一人さん

 

人は、勝てる相手に対しては悔しさを感じるけれど、到底敵わない相手には、悔しさを感じないものなんです。

悔しいと思うのは、その相手を抜けるサインなんですね。

例えば、あなたがテレビで相撲を観るとします。

横綱が相手力士を投げ飛ばしているんですね。

それを見ても、あなたは悔しいと思わないでしょ。

シルク・ドゥ・ソレイユ(カナダ発の大サーカス団)で、びっくりするぐらい身体が柔らかい人や、ものすごく高いところで空中ブランコに乗ってる人を見て、悔しいと思うでしょうか?

すごいなと感心することはあっても、悔しいという感情は湧いてこないですよね。

悔しいと思った相手には、必ず勝てるんです。

悔しいという感情は、「あなたなら、もっと上を行けるよ」というサインんです。

ムカッとしないで、「この人は私に負けているということだな」と思って、ちょっと努力してごらん。

この人に勝つぞと、楽しく挑戦するんです。

そうすれば、すぐに抜けるんです。

悔しさは自分を成長させるチャンスなんです。

感情をどう処理するか悩むより、行動することです。

それが神様の望むことなんです。

 

質問2 お師匠さん

 

斎藤一人さんの教えは、本当に、難しいものがないのですか?

それでは斎藤一人さん、ズバリ回答をお願いいたします。

 

斎藤一人さん

 

誰にでもできることしか言わないんです。

それが斎藤一人さん流なんです。

勇気の人に「勇気を出せ」とか気が弱い人に「強くなれ」とか、そういうことは絶対言わないんです。

できないことを言っても、途中でみんなが崩れるんですね。

簡単にできることでないと、誰も「やってみよう」「続けてみよう」と思えないんです。

親鳥が雛鳥に餌を食べさせる時は、一旦親鳥が餌を食べて、消化しかけたものを吐き出して雛鳥に与えてるんです。

ひな鳥が食べやすいように、自分の中で消化したものしか与えないんです。

それと同じなんです。

「私ができたんだから、あなたも出来るでしょ?」というのはいじめなんです。

簡単に出来るように噛み砕いて教えるのが、お師匠さんなんです。

初心者に難しいことを言うほうがおかしいんです。

よく成功者が難しいことを言うんだけど、それはただの自慢話なんです。

「やれるもんならやってみな」と突き放しているだけで、励ましじゃないんですね。

私のお弟子さん達は、最初、商売のことなんて何もわからなかった人たちなんです。

どこにでもいる、普通の人たちなんですね。

それが全員、大成功したのは、斎藤一人さんが難しいことを言わなかったからです。

一人も脱落することなくついてこられたのは、私が楽しいことしか言ってこなかったからなんです。

みんな、世間の常識をいっぱい背負ってますよね。
それは違うよと、肩の荷を降ろしてあげるのが斎藤一人さんなんです。

そういうやり方だから、みんな楽しく成功することができたんです。

 

質問3 悩んだことがない

 

斎藤一人さんはこれまでの人生で、どんなことで悩みその悩み。どう解決してきたのですか?

それでは斎藤一人さんお願いします。

 

斎藤一人さん

 

期待に添えない答えで申し訳ないんだけれど... ..斎藤一人さんは、今までの人生、一度も悩んだことがないんです。

嘘ではないんです。

子供の時も、思春期にも、全く悩んだことがないんです。

どういうことかというと、普通だったら悩みそうな出来事があったとしても、悩む前に解決するんですね。

昔、意地悪な奴がいたんです。

斎藤一人さんが「悩んだことがないよ」と話したら、こう行ってきたんです。

「そんなに頭がいいんだったら鶏と卵はどっちが先か知っていますか?」

簡単ですね。

だって、自分で「二は”トリ”」と言ってるんですね。

「一は卵で、二は”トリ”」 ということでしょ?

質問してるそばから、答えが出てるんです。

難しく考えるから頭を悩ませるのであって、シンプルに考えたら答えはすっと出るものなんです。

人生も同じなんです。

物事は難しく考えると、どこまでも複雑になるんですね。

だけど本来、この世に起きる出来事は、どれも簡単なことばかりなんです。

難しく考えなくても、率直に受け止めたら自ずと答えが出るんです。

なんでもそうなんですね。

率直とはどういうことかというと、人の言うことを率直に聞くというのもあるけれど、もっと大事なのは、自分の心に率直であることなんですね。

わかりますか?

自分の好きなことを、思いっきり楽しむんです。

人に遠慮して、好きなことを我慢してはいけないんです。

自分を大切にするんです。

そうすれば、どんなことがあっても、それが悩みに発展することはなくなるんです。

斎藤一人さんは、昔からずっと、自分を大切にしてきているんです。

だから、悩んだことがないんです。

ただ、それだけのことなんです。

 

質問4 餃子

 

商品を販売するとして、それをたくさん買ってもらえるようにするには、どうしたらいいですか?

斎藤一人さんのアドバイスをお願いします。

 

斎藤一人さん

 

あなたは、お店で店員さんに商品を勧められました。

次の2パターンのうち、どちらの言葉をかけられたら、「買ってみようかな」という気持ちになりますか?

「みんないいと思いますよ」

「この商品、とってもいいですよ!!」

おそらく、「この商品とってもいいですよ」と断定された方が、商品に自信があるんだなと感じるのではないでしょうか。

それでは、これを買ってみようかと、そんな気持ちになると思うんですね。

遠慮がちに伝えるのと、自信を持って伝えるのとでは、同じ商品でも売れ方が全然違ってくるわけです。

例えばラーメン屋さんで、「店は何が一番美味しいの?」と聞くとします。

この時「ちゃんぽんがおすすめですよ!!」とはっきり言ってくれたら、「それではちゃんぽんを一つお願いします」となりますよね。

それに対して、「どれも美味しいです」とか、そんな曖昧なことを言われると、「ひょっとして味に自信がないの?よそのお店に行けばよかった」とか思う人がいるんじゃないでしょうか。

お客さんはどれが一番おいしいのか聞いているんです。

だったら、はっきり答えなさいね。

曖昧なことを言ってはダメなんです。

わかりますか?

「餃子の王将」というお店があります。

名前を聞いたことがない人でも、すぐに何のお店か分かりますよね。

餃子がウリなんです。

この商品には自信がありますよ!!

そんな風に売りがはっきりしていればお客さんにもわかりやすいし、人気が出てお店も繁盛するんです。

売上だって伸びるんです。

実際に餃子の王将へ行ってみると、餃子だけではなくて、ラーメンやチャーハン、酢豚、麻婆豆腐........というようにメニューがたくさんあって、いろんなものが食べられるんです。

しかも、全部安くてうまいんです。

だからといって、看板に、「餃子とラーメンと、チャーハンと …….の王将なんて」なんて掲げていないですよね。

全部書いていたら、看板じゃなくてメニュー版になっちゃうんですよ。

どの料理も美味しい。

でも、看板は絶対に餃子なんだという自信があるんです。

そこがミソです。

自分が売っている商品を、自信を持って勧められるかどうかで、商売の結果は全然違ってくるんです。

ひいては、人生の結果も変わってくるものですよ。

 

質問5 質問は、誰に何をしてもいいわけではないんです

 

絵文字を使えないビジネスメールは、普通に書くと冷たい印象になりがちです。

相手に好印象を持ってもらえるような、愛のあるメールをするには、どんなことを意識したらいいでしょうか?

ご教示いただければ幸いです。

 

斎藤一人さん

 

これは、聞く人を考えなければだめなんです。

質問は、誰に何をしてもいいわけではないんです。

斎藤一人さんは、携帯電話すら持っていないんです。

もちろんパソコンだって使えないんです。

そんな斎藤一人さんに絵文字だのビジネスメールだのと、何のことか意味すら分からないんです。

だからこの質問は、あなたの周りに答えを知ってる人がいたら、その人に聞いた方がいいですよ。

もし周りの人が誰もわからなかったら、あなたが研究するといいんです。

聞いて済むことはそれでいいんだけど、聞いて済まないことは、自分で考えなければいけないというサインなんです。

何でもそうなんです。

分からないことがあったら、自分で研究・開発することなんですね。

それでわかったことがあれば、本でも出すと皆に喜ばれますよ。

斎藤一人さんは、何でも知ってる人みたいに思われているんだけれど、ビジネスメールに絵文字を使ってはいけないとか、初めて聞いたんです。
そんなことも知らないんですね。

もっと言うと、私は自分の会社の電話番号すら知らないんです。

それでよくあれだけの会社を率いてますね?

「できる!!」と思い込んでいればどんなこともできるんです。

私は用事があって会社の前まで行ったとしても、外から社員に手を振るだけで、中には入らないんです。

それくらい、会社に行かない社長なんですね。

でも、斎藤一人さんを好きでいてくれて、みんなちゃんと仕事をしてくれるんです。

たった5人の社員しかいないけれど、それで日本一の会社になれたんです。

さっきのメールの話なんだけど......絵文字が駄目なら、磯放送禁止用語でも使ってみたらいいんじゃない?

だけど、放送禁止用語だから 、書くと文字が消えて、代わりにピーピー音が鳴って、うるさいかもしれませんね。

「音ばっかりうるさいですけど、このメールは何の御用でしょうか?」

「用件を書いたんですけど、読めませんか?」とか、それでは仕事にならないか。

面白いですね。

何が言いたいかというと、成功には発想の転換が大事だということです。

そのくらい型破りな発想ができてこそ、仕事でも何でも成功するものなんですね。

 

質問6 褒める

 

斉藤一人さんはお弟子さん達が人前で喋れなかった時に、なぜ褒めたり励ましたりしてくれたのですか?

 

斎藤一人さん

 

出来ない人に褒めないとやらなくなってしまいます。

うまいから褒めるのではなくて、出来ない人を褒めなかったら、やりません。

そうすると永久に出来なくなってしまいます。
上手くなれば、褒めなくても平気なんです。
うまいのはわかってることですから、出来ない人を褒めるのは、お師匠さんの仕事です。

出来ないからするんです。

出来ないから、うまいわけがないんです。

人前に立てただけで、褒めてあげないと、今まで出来なかったんですから。

ドギマギして人前で喋るということは大変なんです。

それを褒めて褒めているうちに、だんだん出来るようになってくるんです。

人を慰めなければいけない状態には、持って行かないんです。

最初のボタンを掛け違えると大変なことになってしまうんです。

だから最初から褒めるんです。

 

質問7 本


一人さんはこの本を読みなさいと、他の人の教えも進めてくれるんですか?

 

斎藤一人さん

 

それは当然なんです。

良い本は世の中にたくさんあるんです。

自分が本を書くからといって、自分の本しか進めないのはむちゃくちゃです。

自分の本だって、良くない本は人に薦めません。

これは柴村恵美子さんにとって良い本だと思うから、読みなさいと言うんです。

それと同じように、どこの誰が書こうが良いものが良いんです。

良い本を勧めて、柴村恵美子さんが成長すればいいんです。

斎藤一人さんも読んで成長すればいいんです。

私たちは魂の成長のためにこの世に生きてるんですから、誰の本だからといって進めなければ、魂の成長が止まります。

 

質問8 不平不満の波動

 

 

こんにちは、私は友達を作るのが苦手です。

一人でいるのが楽なのですが、時々寂しくなります。

大人になった今から、友達を作るのは難しいと思います。

どうすれば長続きする友情ができるのでしょうか?

 

斎藤一人さん

 

友達がいない人はいない方が良いんです。

友達がいないから時々寂しくなるといいますが、友達がいれば時々、煩わしなります。

いない時はいない方が良いと思える人が、友達が出来るんです。

何でも煩わしいもんなんです。

なぜかというのは人間は、魂の成長のために生まれてきているんです。

友達がいた方が成長する人は成長するんです。

一人でいた方が成長する人は、一人でいた方が良いんです。

友達のいない人は、いないことを喜べばいいんです。

一人でいる環境なのに、一人でいるから寂しくてとか言っていますが、不平不満の波動を出しているんです。

それが嫌で友達が出来ないんです。

一人は楽しいですよといえば、楽しい波動が出るんです。

楽しい人には人が集まってきます。

そういう人は逆に言えば、友達が多いと煩わしくなってきます。

否定的なことを言うのではなくて、楽しい方に目を向けないと楽しい人生にはなりません。

楽しいは楽しい方に自分のハンドルを切らないとダメなんです、美味しいもの食べると幸せなんですが、でも太っちゃう、美味しいもん食べてる時は幸せだねと言ってればいいんです。

これで太ると思うと嫌になると言われると、楽しく食べている人は滅入りますね。人を滅入らしてしてどうするんですか。

自分の機嫌は自分で取って、楽しい方法を考えてください。

 

追記 質問 不登校


娘の不登校で悩んでいます。

娘が1年前から中学に行かなくなりました。

とても明るくて元気な娘だったので、ただどうしたら学校に行ってくれるか、途方に暮れています。

良い助言をいただければありがたいです。

50歳女性

 

斎藤一人さん

いろんな本を読んでくれていて、よく知ってくれていると思うんですが、斎藤一人さん自身が学校嫌いで学校には行っていません。
その斎藤一人さんにどうしたら学校に行かせますか?の質問は、オカシイと思わないとだめですよ。
学校なんか行った人で成功した人に相談してください。

どうしても娘が高校に行きたがって、私は行かしたくないんですけど、斎藤一人さんはその質問ならわかります。


斎藤一人さんは学校嫌いですから、お嬢さんの気持ちはよくわかりますが、学校に行かしたいお母さんの気持ちは斎藤一人さんには全然わかりません。


相談するというのは、誰にでもすればいいというものではありません。

相談するのはこれはこの人、これはこの人と判断しなければダメです。
それが出来ないと人生が狂います。

 

 

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斉藤一人さんのお話を纏めました。

 

皆様、いつもご精読ありがとう御座います。

 

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