自分に気づく、ということは、そう簡単にはいかない、ということです。
だから。
とりあえず、私の話を聞いてみてください。
- 持てる者はさらにスゴくなり、持たざる者はさらに奪われる
- はじめにスゴい人ありきなんです
- 想いと言葉と、人生
- だから、だんだんスゴくなる。もっとスゴくなって、さらにスゴくなる
- すごいあなたに豊かさと幸せが雪崩れ込む
- 追伸 自分を許します
持てる者はさらにスゴくなり、持たざる者はさらに奪われる
例えば、今、自分の目の前に、ひと塊の粘土があるとします。
「自分は普通の人だ」と思っている人が、この粘土を使って器を作るとすると、趣味で作った器、自分が楽しむための器ができるんです。
同じ粘土でもスゴい人が器を作ると、値段がつくんです。
例えば、1万円とか、10万円になっちゃう。
それで、ものすごい人がその粘土を器にすると、1000万円とか、1億円に変わっちゃうんです。
その人の出してる波動が作品に表れるんです。
「自分はスゴいんだ」と言っていると、スゴくいい結果が出るんだよということが言いたいんです。
自分のことを「普通の人だ」と思っているうちは、どんなにがんばっても普通のものになっちゃうんです。
はじめにスゴい人ありきなんです
めったにないことなんですが、私は絵を描きます。
描いたものを人にお見せすると、「この絵、欲しいわ」とか、「一人さんの絵を持って帰りたい」と言ってもらえるんです。
実は、私の描いた絵は、決して上手い絵ではありません。
練習して上手くなろうと思ったことすら、一度もない。
なぜなら、私はものスゴい人だからです。
一人さんは、有名なお金持ちになることが分かっていたんです。
それも、名前は知られているけれど、マスコミには顔を出さないで、自由に自分の行きたい所に行けて、好きなことができる、有名なお金持ちになる。
そのことが分かっていたから、本当にそうなったんです。
名前は知られているけれど、何でも自由にできる、どこへでも好きなところに出かけられる、お金持ちになったのです。
すると、絵がうまくなくて、絵を上手く描く努力なんて、ひとつもしないのに、ファンの方から「一人さんの絵が欲しい」と言ってもらえるようになったんです。
何が言いたいのかって言うと、自分のことを「スゴくない」「普通だ」と思っている人は、絵を上手くなろうと、絵の練習をします。
出てくる答えが普通なのです。
だから、普通の結果が出てきます。
器でも、絵画でもなんでも、銘ものというのは、誰が作ったのかなんです。
だから、例えば、「千利休が使っていた器だから」「千利休がスゴいと言ったから」ということで、人はその器に価値をつけるわけです。
器の出来よりも、千利休という名前が先なのです。
どんなに出来が良い器でも、名もない人が大事にしているものに、人は価値を見出そうとは、なかなかしないのです。
作品の出来、不出来ではないのです。
まず人間。
自分はどんな人間なのか。
想いと言葉と、人生
一人さんは、ずっと前から、自分はものスゴい人だということに気がついていたんです。
だから、ものスゴい人の商売をしたんです。
ものスゴい人だからものスゴことしか考えない。
ここまで聞いていただいた皆さんは、今「自分はスゴいんだ」と言っていると思います。
これから皆さんは、周りの人からも「あの人はスゴい人だ」と言われるようになるんです。
なぜなら、皆さんはスゴい人だからです。
知らない人は、あなたが一生懸命努力して、スゴい人になったと思うことでしょう。
そして、「どうしたら、あなたのようになれるんですか?」と質問されることだってあるかもしれません。
その時は、是非本当のことを教えてあげてくださいね。
努力は何もしてない、「自分はスゴいんだ」ということに気づいただけです。
気づくには、1日100回「自分はスゴいんだ」と言っていればいいんです、と。
畑にピーマンの種を植えたら、ピーマンがなります。
トマトの種を植えたら、トマトがなります。
それと同じで、「自分はスゴくない」「普通だ」と思っている人は、スゴくない結果しか出ないんです。
要するに、自分の頭に何の種を植えたかなんだよっていうことです。
だから、だんだんスゴくなる。もっとスゴくなって、さらにスゴくなる
普通の人というのは、何かをしてだんだんスゴくなると思っています。
自分の努力で行けると思っている。
これが違うんです。
イチロー選手みたいな人は、最初から、自分は大リーガーになると思っているんです。
だから、何回でも素振りの練習ができるんです。
子供の時から「自分は大リーグに行くに決まってる」って、確信しているんです。
芸能の世界では、どんなに味わい深い顔の人でも、「自分が一番かっこいい」と思うように教育をします。
魅力的な顔の表情、目線の使い方などを、鏡を見ながら訓練をするのだそうです。
それはそれで、有意義なことだと私は思います。
ただ、教育で作り上げたものは長続きしないの。
年数が経つと、次第に消えてしまうんです。
教育よりも、まず、自分はもともとからスゴいんだ、ということを思い出すことなんです。
そのためには、「自分はスゴいんだ」と言うんです。
そうやって「自分はスゴいんです」と言いながら、スゴいあなたが、努力する、行動する。
だから、成果が得られるんです。
スゴいあなたは、年々、スゴくなっていきます。
あなたはもともとスゴい人なのです。
スゴくなるのが当然です。
だから、スゴくなるための努力は、いらないんです。
芸能人は、まだ卵の時に、かっこいい歩き方や、笑顔とか仕草とか、何から何まで訓練させて、周りの人達が、「お前はスゴいんだ、スゴいんだ」と言って聞かせる。
「かっこいい歩き方はこうだよ」って言って、その通りやらせてね。
すると、ファンが騒いで、本人もその気になっていくんです。
でも、その夢はいつか冷めるんです。
一人さんが教えているのはそうではないんです。
お弟子さんが、踊れなかろうが、歌えなかろうが、そんなことは一切関係ないの。
このままでいいんだよ。
あなたは、あなたのままでスゴいんだ。
なぜ、自分はスゴいのかと言うと、あなたはものスゴいひとりさんを選んだから。
ものスゴい一人さんの考えに共感して、こうして話を聞いて勉強してくれているんです。
だから、スゴいんです。
他に理由は要りません。
努力のいらない。
わざわざ、スゴくなる必要がない。
なぜなら、あなたは元からスゴい人だから。
だから、あなたは、どうしたってスゴくなっちゃうのです。
あなたの中にスゴい種が既にある。
その種から、だんだん、スゴいのが育つんです。
スゴいことがもっと起きるよ。
だから、下手な努力はしちゃだめ。
そんなもの、いらないよ。
今のままのあなたで、すでに十分スゴいから。
この事を忘れちゃいけないよ。
すごいあなたに豊かさと幸せが雪崩れ込む
そのままでスゴいあなたが、「自分はスゴいんだ」を言い続けていると、自分自身が、「本当に自分ってスゴいんだな」と感じるような現象が増えてきます。
その中で、これを覚えておくといいかなと思うことがあるんです。
このパターンを覚えておくと、これから、あなたは自分に起きる出来事にわくわくしてしまうに違いありません。
ある日、自分の周りにいる誰かに幸運の女神が微笑むんです。
すると、その人の実力と釣り合っていない、とてもツイてることが、その人に起きます。
そのとき、あなたが何を言うかで、あなたのスゴいのレベルが1つ上がるか否かが決まるんです。
例えば、これは私の知り合いの話です。
以前、その知り合いの職場の上司のことで相談されたことがありました。
その人の上司は、職場で仕事中に居眠りをしたり、勤務中にマッサージを受けに行ったりしています。
その人が言うには、「部長はろくに仕事もしないくせに、自分よりも高い給料もらっている。
この上司の下で、どうしたら私は楽しく働いてきますか?一人さん、教えてください」とのことでした。
私は、その知り合いにこう言いました。
「その上司はうまくやっているんです」って。
あなたは、上司がうまくやっている、ということに腹を立てていますよね。
うまくやっている人を否定すると、自分にうまいことが絶対に起きてこなくなっちゃうよ。
「うまくやっている人が許せない」という波動を出していると、相手と同じ
「うまいこと」「ラッキーなこと」が、自分に起きなくなっちゃうんです。
そんなことは、あなた嫌でしょ。
では、どう言えばいいのか、こたえを言いましょう。
「部長、良かったですね」と言えばいいんです。
そうすると、あなたのスゴいのレベルが1つ上がるんです。
この言葉が嫌味ではなく、心から言えたとき、言った本人に、相手と同じようなラッキーなことが回ってくるんです。
とは言っても、嫌な人に「よかったね」なんて、普通はなかなか言えないですよね。
いいんです。
嫌なことをする嫌なやつなのだから、ムカつくのが当然なんです。
そういう時は、ムカついている自分に、「わかるよ。あなたはムカついて当然」と言って、自分の味方をしてあげてください。
そして、ムカついてる自分に対して「そのままの自分を許します」と言ってあげましょう。
しばらくの間、それをしていると、気持ちが落ち着いてきて、相手に心から「よかったですね」と言えるようになります。
というよりも、あなたは「よかったですね」というしかないといったほうが、より正しいのかもしれません。
なぜなら、あなたはスゴい人だから。
「自分の周りにいる誰かに幸運の女神が微笑む」という出来事が起きたのは、自分のスゴさに磨きをかけるためなんです。
身近な誰かにツイてることが起きたとき、あなたがその人に「よかったですね」と言うと、あなたのスゴさがひときわ輝きます。
あなたから出る素晴らしい輝きの波動をめがけて、宇宙から豊かさと幸せがどんどん雪崩れ込んでくるのです。
追伸 自分を許します
「成功したい」「お金を稼ぎたい」と思ったら、悪口や愚痴は決して人前では言わないことです。
人の悪口や愚痴を言い始めると、自然と人間関係が悪くなり、そうした環境からはお金も人も離れていくものです。
しかし、それが分かっていながら、
「上司のことが大嫌い」
「親のことがどうしても許せない」
「とてもムカつく人がいる」
他人が許せなくて、悩むこと、あるよね。
そんな時、自分を責めちゃだめだよ。
完璧な人間なんていないんです。
嫌な人がいたって、仕方ないこと。
あなたが「許せない」って思うんだから、その人は本当に嫌な人に違いない。
嫌だと思っていいんだよ。
誰にだって、嫌な人は一人や二人いるもんです。
それを「実はいい人なのに、私の味方が悪いんだ」
「嫌いだけどいいところを探そう」とか思うから、自分を否定することになってしまうんです。
自分を許します。
そのままの自分を許します。
そう言ってみてください。
相手を許すんじゃない。
許せない人がいる自分、未熟な自分を許してあげること、ありのままの自分を認めてあげることなんです。
「許す」という言葉の語源はね、「ゆるます」から来ています。
「許せない、許せない」と思っていると、自分をぎゅうぎゅうに縛っている状態になってしまう。
許せないでいると、ちょっとしたことでイライラしたり、悲しくなったり、傷ついたり、いろんなことが起こります。
自分を許します、許します
そう言っていると、心が緩まって、本当の自分自身を取り戻すことができるんです。
自分を認めて許してあげるとね、「あの人も未熟なんだ」
「仕方なく私にひどいことを言ったんだ」と理解できる様になります。
自分を許すと、他人にも許せるようになるのです。
でもね、まずは自分からだよ。
自分を愛してあげることから始めてください。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
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