こんにちは、メロンです。テーマは私の人生です。
メロンちゃん、テーマはあなたの半生を通して、語らしてもらいます。
半生って、私はまだ、27歳ですよ。
こんにちは、Greenです。今回は、今何かうまくいっていない、何か人生が思い通りに全然行かない。何か苦しいなと感じている時は、環境を変えるよりも、自分の心の在り方自体を変えていきましょうというお話です。
私は結構大切なことだと思っているので、よろしければ最後までお付き合いください。
メロンちゃんは、ごくごく普通の家庭で、生まれ育った人なんです。
お父さんは、地元の会社に勤めている会社員の方です。お母さんは、日中はパートをしているんです。
メロンちゃんが5歳の時に、弟さんが生まれたんです。
メロンちゃんはすごく大喜びしたそうです。
ずっ~と弟か妹が欲しいと思っていたので、大喜びしたそうです。
妄想
ですが親からの愛情の矛先が、どうも自分よりも、弟の方に向いているという感覚を持ち始めるんです。
どうしてそういう風になっていたかといえば、例えばただでさえ忙しいお母さんは、家にいるときは、全部弟につきっきりになっているんです。
あるいは、お父さんが仕事から帰ってくると、本当にラスコリーニコフは俺に似てるなと言ってみたり、将来は早くサッカーをやってみたいなとか、どこか釣りにでも行きたいなとか、いわゆる男同士の話なんですね。
そういうことを楽しそうにしているので、なにか自分だけ構ってもらってないような自分の頭の中で、妄想なのですが、思い描くんです。
それをだんだん膨らまして行ったんです。
行動
その時メロンちゃんは何をしたかというと、何とかして親の愛情を自分に取り戻そうとしたんです。
考えた末にとった行動は、拗ねてみるということをしたんです。
何かわざとぐずってみるとか、わざとぐずってみたり、拗ねてみたりすると、親は「よし、よし仕方がないわね」という風に、子供なりの愛情の感じ方を期待して、拗ねてみたりぐずってみたりとか色々してみたそうです。
しかし実際に起きたことは、予想に反して、「あなたはお姉ちゃんなんだから」と怒られるんです。
「お姉ちゃんだからもっとしっかりしなさい」「お姉ちゃんだからそんなこと言ってはだめ」
そういうことを言われるわけです。
そういうこともあって、メロンちゃんはまた考えるんです。
どうすれば良いんだろうか? 拗ねてもぐずっても駄目だということに気がついたんです。
どうすれば親の愛情を、自分に取り戻すことができるのだろうか?
他人軸
そこでメロンちゃんが考えた方法は、なんでも言うことを聞く良い子になるということです。
ちゃんと親の言うことを忠実に守る良い子になると決めたんです。
今度はこれを実験してみるわけなんですね。
例えばお母さんがやっているように、家事の手伝いをしてみるとか、お風呂掃除を言われる前にしてみるとか、おもちゃをちゃんと片付けるとかですね。
良い子の行動をすればするほど、お父さんとかお母さんが喜ぶわけなんです。
例えば親がこんなことを言ったりするんです。
「メロンちゃんは、すっかりお姉ちゃんらしくなったね」
そういうふうに、どんどん親は喜ぶわけなんです。
メロンちゃんは、親の喜ぶ顔をさらに見たいので、メロンちゃんは、どんどん、どんどん親が考える良い子になっていくんです。
認知の歪み
それに向かってメロンちゃん自身の人格を形成していくんです。
ここが色々な問題を生み出していくスタートなんです。
後々、メロンちゃんはそういう風に気づくわけなんです。
メロンちゃんは、どういう人生を生きてきたかと言うと、自分の人生を生きるというより、親が考える良い子を演じる人生を生きていくわけなんですね。
ところがメロンちゃんが、どんどん大人になっていって、高校生ぐらいの時に彼氏と付き合うようになったんです。
その時期から、いくつも何かおかしいぞという経験をするんです。
例えば彼氏に二股をかけられてしまうとかですね。
暴力を振るわれてしまうとかです。
屈辱的な事ばかりされるようになったりするんです。
何か嫌な風になっていくんです。
何かおかしい、なんでだろう。
メロンちゃんもそういう体験をを、たくさんするようになったんです。
自動思考
今度は大人になっていくと、自分でもよくわからない。
自分でもなぜそうなるのかよくわからない問題を、抱えていくようになるんです。
例えばどういうことかと言うと、お付き合いしている彼氏と深い関係性になっていくと、そのとたんに、相手の人に興味を失うんです。
急に冷めていたりするんです。
あるいは相手の嫌な部分ばかり、急に見えるようになっていくんです。
あるいは、この人には自分なんかもったいない、自分はこんな素敵な人に、ふさわしくないんだという風に急に感じてしまうんです。
そのせいでお付き合いが、長続きしないんです。
本当はメロンちゃんは結婚したいんです。
そういうふうに思っている相手がいるにも関わらず、どうしても何か分からないけれど、結婚に踏み切れない自分が居てるんですね。
すごく葛藤を抱えて苦しいんです。
苦しすぎて仕事もままならないんですね。
どうしてメロンちゃんの心の中で、自分でもコントロールのできない状態みたいなことが起きてしまうんでしょうか?
トラウマ
これは先ほど、お話しさせていただいた通り、幼い頃に自分の素直な価値観、自分の気持ちを優先するよりも、相手の喜ぶこと、悪い言い方をすれば、相手の言いなりになること、こういうことをしないと、私は嫌われるんじゃないか、私は愛されないんじゃないかということをずっ~と強化しながら、自分の人生を生きてしまったんです。
ですから、結婚したい相手がいると思ったとしても、無自覚、自分では無自覚なんですが、もしこの人と結婚すれば、ずっ~とこの人にこき使わるんではないかと思ったりするんです。
結婚したら余計にありのままの素直な自分で、いられなくなるんじゃないかと無意識が抵抗してくるんです。
これはある意味育ってきた家庭環境で、そこから生じてしまった一種のトラウマなんですね。
そのせいで、ずっ~と作られた自分を演じるんですね。
さらに演じながら、自分を強化してしまったんです。
メロンちゃん自身は、とても気さくで、感じが良くて、優しくて、誰からも好かれるような人なんですね。
不安症
でもですよ、メロンちゃんが、気さくで、感じが良くて、優しく振る舞ってくる動機は、つまり心の裏側には、相手の言いなり、相手の言いなりにならないと、私は嫌われるんだみたいな根深い恐怖があるんです。
ですからメロンちゃんの心の中には、いつも自分は良い子、「はい、はい」というような良い子でいないと、嫌われると怖い、嫌われると悲しい、そういう動機に基づいて、人と接していたりするんです。
それは関係が深くなればなるほど、もっと苦しくなるんではないかと思います。
もっと言うことを聞かないといけない。もっと言うことを聞かなきゃいけない。
もっと自分を押し殺さなければいけない。
そういう無意識がどんどん抵抗してくるので、それは多分苦しいではないかと思います。
そういうわけなんですよ。これを自動思考と呼んだりもします。
自分軸
こういったことに気付いていたメロンちゃんは、ずっ~と過去から今までの経緯から、両親に対する自分の見方、自分は弟より可愛がられなかったのではないかか、弟より愛してもらってないのではないか、という見方を変えて行ったんです。
あるいは弟さんに対する根深い怒り、嫉妬心を持っていたんですが、そいうところの見方を変えて行ったんです。
あるいは自分自身への見方、自分は愛されないんだとか、私は良い子子でいないと嫌われる。
そういう見方を変えて行ったんです。
引き寄せの法則
そうすると、メロンちゃん自身が、一番びっくりしていたんですが、これまでとは全く違うパートナーの方が見つかるんですね。
職場で嫌な上司がいたらしいんです。
チクチクやってくるんですね。ねちねちとやってくるんです。
その嫌な上司が、急にそういうことをしなくなったんです。
メロンちゃんはご両親や弟さんにも、取り繕った関係性、本音を語れなかったんですね。
その関係性が、びっくりするほど、ものすごく改善していくんです。
そういうことが、どんどん、どんどん起きだすんです。
メロンちゃん曰く「引き寄せの法則の意味がやっとわかりました」
そういう現実が起きてきたということです。
フォーカス
なので今もしあなたが、感じている不愉快な現実、そういうことが起きているのであれば、実はそれは自ら、間違ったところにフォーカスを当てているせいで、あるいは間違った方向に努力しているせいで、どんどん自らが、作ってませんかということです。
なので今の不愉快な現実を変えるために、例えば環境を変える、新しいスキルを身につける。
ことを私たちは行ったりするんですが、あるいはもっと自分の役職が上がれば、今の不愉快な環境から、脱出できるのではないだろうか。
そういうことを考えて、いろんな努力をするんです。
けどもですよ、そうではなくて、そもそも自分自身の在り方みたいなところ、短期目線とか対処療法で考えるのではなくて、ご自身の在り方そのものを変えてみるんです。
自分自身に対する評価自体を変えていくんです。
そういうことをしないと、根本的には何も変わらないと思います。
いくら環境を変えても、同じような問題を繰り返してしまうんです。
あるいは倍返しでやってくるんですね。
そんなことが起きたりするんです。
今あなた自身が、すっかり嫌な現実に巻き込まれてしまっています。
そのような場合は、何か環境を変えるために努力するとか、そういうことよりもご自身の在り方を、もう1回見直していくんです。
そういうことをすれば、これまでと違った世界を、経験できるのではないかと思っています。
少し抽象的な話だったかもしれないんですが、実際にメロンちゃんに起きたこと、時系列で語ってみました。
最後に
メロンちゃんはそれまで役職が上がれば、こんな嫌な世界から抜け出せるのではないかとか、自分が新しいパートナーを見つければ、嫌な世界から抜け出せるのではないかと、メロンちゃんはそっちの方に頑張っていたんですね。
そっちの方に頑張れば頑張るほど、実は余計に自分のことを苦しくしていたんです。
そうではなくて、メロンちゃん自身の在り方、自分は良い顔しないと嫌われるんだ。
そういう在り方自体を変えた瞬間に、ガラッと世界が変わっていったということです。
もし自分の在り方を見直したいなという方は、環境を変えるよりも在り方を変えてみましょうということです。
いかがでしたでしょうか、今回は、そういうことについてお話をしてみました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。