成功しない人の共通点は、とにかく「言い訳」ばかりするんだよ。
- 成功できない人に共通すること
- 人生は自分の思った通りになる
- あなたの「エネルギーの注ぎ方」で成功が決まる
- 「無」から「有」を生むコツ
- 従業員5人で日本一になる知恵
- 追伸 避けられないことを心配するより、どうにかなることをどうにかする
成功できない人に共通すること
「成功したい」
これは『幸せ経営塾』の塾生さんから一番聞いた言葉です。
それに対しては、「成功するには、今やっていること、会社員なら会社員を、経営者になる経営者を、言い訳せずに全力でやるしかない」と塾生さんたちに伝えています。
もちろん、成功するために、私なりの「仕組み」や「コツ」や「アドバイス」を伝えますが、私の経験上で言えるのは、今やっていることを言い訳せずに全力でやることが最短で成功する方法なんです。
私がまだ商人として駆け出しの頃、一人さんにこんなアドバイスを頂きました。
よくお金がないから成功しないとか、時間がないから成功しないっていう人がいるけど、それが本当なら、最初からお金持ちの人しか成功しないし、暇人しか成功しないことになるんよな。
そもそも、お金持ちで、時間もたくさんあるなんて言う人って、もうすでに成功者だよな。
いいかい、おがちゃん。
成功しない人の共通点は、とにかく「言い訳」ばかりするんだよ。
成功したいけど、お金がない、時間がない、能力がないとか、とにかく「言い訳」が多いの。
例えばお金がないんだったら、お金をかけないでやることを真剣に考えて、勉強すればいいんだよ。
この頃の私は、まだまだ「言い訳」が多かったと思います。
なので、一人さんはこのようなアドバイスをしてくれたんだと思うんです。
本人は「言い訳」しているつもりはなくても、会話の中に「けど」や「でも」と言った言葉が入ってきます。
「成功したいけど、起業資金がないからなかなかできない」
「夢を叶えたい。でも今は会社員だから時間がない」
「言い訳」もたまにはいいかもしれませんが、何度も何度もずっと言い訳ばかりするのは、成功したい人や夢を叶えたい人なら、やめたほうがいいです。
「けど」「でも」を何度もずっと言っている人で、成功した人や夢を叶えた人を、私は見たことがありません。
成功したいなら、言い訳をせずに今やっていることをとにかく全力でやることです。
「ホテル王」と呼ばれたた、ヒルトンホテルの創業者であるコンラッド・ヒルトンは、あるインタビューで、「あなたはベルボーイからスタートしたが、たかがベルボーイが、なぜホテル王になれたのですか?」という質問に対して、こう答えたそうです。
「ベルボーイがホテル王になったのではない。ホテル王がベルボーイから始めたのだ」
私も、そんな心構えで毎日仕事をしています。
「大商人が居酒屋の店員から始めたのだ」
そう言える日が来ることを、心に決めています。
人生は自分の思った通りになる
『幸せ経営塾』でいつも話すことがあります。
それは、成功したいなら「私なんか・・・・」「俺なんか・・・」って自分を低く見ない、ということです。
自分を高く見て良いことがたくさんあっても、低く見ていい事ってほとんどありません。(もちろん、威張ったり、人の事を下に見るのは駄目ですよ)
この世には「人生は自分の思った通りになる」という絶対的な法則があります。
だから、自分を低く見れば見るほど、その通りになってしまうんです。
一人さんは私に、こう言ってくれました。
人間って、思ったことは何でもできるんだよ。
だから、自分を信じて、一歩足を出せるところからやっていけば、いいだけなんだよな。
でもな「私なんか・・・」って思った途端に、一歩足が出なくなっちゃうんだよ。
いいかい、おがちゃん。
もし「俺なんか・・・」って言いそうになったら、その代わりにこういうんだよ。
「俺はこれもできる!! あれもできる!!」ってな。
分かったかい。
実はこの話は、新しい事業を始めようかと迷っていて「居酒屋以外の事業が俺なんかにできるかな・・・」って思っていた時なので、すごく心に響きました。
「こうなりたい」という理想や願望があっても、心が弱気になり「本当に私にできるかな・・・」って思うことってありますよね。
正直に言うと、未だに私もたまに思うこともあるんですよ。
「私はこれもできる!! あれもできる!!」
今も、私はこの言葉に何度も助けられています。
あなたの「エネルギーの注ぎ方」で成功が決まる
先日、『さくらグループ』の新人さんと個人面談をした時の事です。
「出世するには、どうすればいいんですか?」と質問を受けました。
うちの会社には、出世のための明確なルールがあります。
だから、そのルールとは別に「出世するための心構え」ということで、一人さんに教えてもらった、こんな話をしました。
「出世する人と、しない人の違いは、エネルギーの注ぎかただけ。
出世する人は、自分の仕事に関係のあることにエネルギーを注ぐんだよ。
例えば、本屋に行ったら仕事に関係するような本を買ってきて読んだり、働く仲間が楽しく仕事をするために、仕事をゲームみたいにやるにはどうしたらいいかと、いつも考えたりして、エネルギーを自分の仕事に注いでいるんだよ。
でも出席しない人の特徴は、自分の仕事に関係ないことに夢中になってるよな。
それが駄目だって言ってるんじゃあないよ。
気分転換をして自分の仕事に力を注げれば、それでいいんだけど、気分転換の方が本業になっちゃって、仕事の方にエネルギーが向かなくなると、出世は難しいな」
自分の仕事にエネルギーを注げる人は自然と出世しますし、そういう人って、傍から見てってもやっぱり魅力的に見えますから、周りが放っておきません。
やはり、出世も成功も「何に自分のエネルギーを注ぐか」で決まってくるんだと思います。
「無」から「有」を生むコツ
「行動した人のみが、幸せも成功も手にすることができる」
これは、この地球上での絶対的なルールです。
これまでにもいろんなことを一人さんに相談してきましたが、いつも言われるのは、
「まずはやってみるんだな。お金のかかること以外は、行ってみることだよ」ということです。
お金がかかる行動は、一歩足を止めて考えた方がいいです。
そして、お金がかからない、または、お金がかかったとしてもそんなに負担にならないようであれば「まずはやってみる」ことが大切なんです。
先日「退職金が〇千万円入るので、そのお金を使ってカフェを開業しようと思ってます」という方から、カフェについていろんな相談を受けました。
この行動は危険な匂いがプンプンします。
いきなりカフェの素人が、退職金を全て注ぎ込んでやるのは、危険すぎます。
最終的に、退職金以上のお金をつぎ込むことになってしまいかねません。
この場合は、まずは繁盛しているカフェに、数ヶ月でもいいので働きに行くことが行動の第一歩です。
ただ働きでもいいんです。
ある程度のノウハウを身に付けてから、とにかくお金をかけないでカフェをオープンすることを考えます。
例えば、業務用の冷蔵庫は新品(50万円)ではなく中古(20万円)にする。
それとも、業務用の中古の冷蔵庫ではなく、家庭用の中古の冷蔵庫(3万円)だって、小規模のカフェなら十分活用できます。
他には家庭用のコンロ、家庭用のレンジを使い、内装を自分でやる、など。
とにかく、お金をかけないで開業することが重要なんです。
実際、こんな人もいます。
開業するお金がないから、知り合いの車高を月3000円で借り、ブルーシートを地面に敷いて、外に手作りの看板を立てて、居酒屋をスタートしました。
メニューは、缶ビールとカップ酒と乾き物だけです。
ワイルドですよね。
最初は知り合いだけしか来なかったお店も、天使のトークも楽しくて、知らないお客様同士も仲良くなったりと、普通の居酒屋で味わうことができない雰囲気もあり、数ヶ月後には車庫からお客様が溢れるまでになりました。
そんなある日、いつも来てくれている常連さんから「うちの息子が居酒屋をやってるんだけど、その場所がオフィス街で、土曜日、日曜日、祝日は店を閉めてるから、その日だけ、そこで自分の店をやってみない?
息子も家賃の足しになるから助かるって言ってるんだ」という申し出を受けました。
いつか、店舗での居酒屋をやってみたいと思っていた店主は、二つ返事で「やりたいです」と答えます。
その場所でも、店主の楽しいトークと、お客様同士がすぐに仲良くなる雰囲気が評判を呼び、あっという間にお客様が入りきらなくなりました。
その結果、貯金も〇百万円たまり、そのお金を元に古い一軒家の民家を借りて、念願の居酒屋あおの借金でオープンすることができたのです。
「お金を出さずに、知恵を出す」
特に最初はこれがとっても重要です。
最初からお金に頼ると知恵が出ません。
でも、お金のない「無」の状態から知恵を出していると、そのちえからお金を生む「有」の状態になります。
そこで初めて、その「有」を生かせるようになります。
これが「無」から「有」を生むコツなのです。
従業員5人で日本一になる知恵
事業によっては初期投資にお金がかさむものもあると思います。
それでもやはり、「お金をかけること」よりも「知恵を絞る事」の方が優先です。
先日も、一人さんから商売についてこんなお話をしていただきました。
いいかい、おがちゃん。
商売ってな、1000万円かかるところ300万円でできないだろうかって、徹底的に考えるんだよ。
もし300万円でできたら、700万円が浮いただけではなく、700万円ぶんの知恵が出るから、ますます勝ちやすくなる理由。
商売でうまくいかないのは、知恵を出さないからなんだよ。
出金(できん)をしてる時ほど、知恵は出てないからな。
一番いいのは、1000万円かかるところを0円でできるようになったら、失敗は絶対にないよな。
1円も出してないんだから、失敗のしようがないよね。
だから、借金をして、商売をしてる人って、本当に危なっかしい。
借金するほど出金をしてるんだから、知恵がほとんど出てないよな。
商売はお金を出さずに知恵を出す。
これが基本中の基本だから絶対に忘れちゃいけないよ。
それとな、人を新しく雇う時は、よーく考えて入れるんだぞ。
「人を増やさなくても、今の3倍、10倍、売上を上げる方法ってないだろうか」って、知恵を出すんだよ。
俺は従業員5人で日本一になったんだよ。
そしてこれからも、俺は人を一人も増やさないで、5人のままで、今の3倍、10倍の売り上げが上がる知恵を出すよ。
いいかい、おがちゃん。
何度も言うけど、商売は出金(経費)が少ないやつが勝つようになってるんだよ。
これさえ覚えておけば、商売は絶対に上手くいくよ。
追伸 避けられないことを心配するより、どうにかなることをどうにかする
恐怖から解放され、無事自宅へたどり着いた私は、神様の愛を感じる本を貪るようにして読み始めました。
手に取った本達は、私に、生かされていることの意味、命の尊さ、そして、周囲に愛が満ち溢れていることへの気づきを促してくれました。
そんな気づきで私の心が高揚していたのでしょう。
その夜は眠りたいとも思わず、また、空腹感もありませんでした。
気が付くと、時計の針は翌日の正午をさしていました。
「会社に出なきゃ・・・・・・。
でも、当発の予定ではひとりさんと旅に行くことになっていたから、今日はこのまま家にいて、神様の愛を感じる本をもっと読んでいよう」
私はそう思い、そのまま夕方まで本を読み続けていました。
日が暮れて、部屋の中が薄暗くなってきたので照明をつけ、しばらく時間が経った頃、
「ピーンポーン」
玄関のチャイムが鳴りました。
急いで玄関へ行き、ドアの覗き穴を除くと、そこには私の会社のスタッフが立っていました。
「あれ? どうして私が家にいることを知っているんだろう・・・・・・」
私はそう思いつつ、ドアを開けると、スタッフは私の顔を見ていきなり、
「社長、大丈夫ですか?
先ほど一人さんから電話があって、様子を伺いに来たんですが、社長、目の下にクマができてますよ。
どうかしたんですか!」
と、驚きの声を発しました。
私はその様子に驚き、鏡に自分の姿を映し見ました。
なるほど、目の下にクマができていました。
「本当だ。
ごめんなさい、心配かけて。
それから、ありがとう。
それはそうと、あなた、今日も遅くまで仕事してたんでしょ、私は大丈夫だから、早く帰りなさい」
私はそう言いましたが、その子は、
「いいえ、社長がちゃんとお休みになるのを確認するまで私は帰りません。
心配なんです、放っておけないんです」
と、頑として譲りません。
でも、そうやっていいはる様子を見て、私は胸が熱くなりました。
こんなに、私のことを思ってくれるスタッフがいる、ありがたい。
心底、社長業とはこんなに素晴らしいものかと思いました。
それと同時に、
「私は、この人たちが不安を抱くことなく、幸せに暮らしていけるようにしなくてはいけないんだ」
との責任の重さはおも認識させられました。
それからほどなく、一人さんから電話がありました。
私は、あの後、自分の身に降りかかったこと、そしてその間の心の動きを一人さんに報告しました。
「えみちゃん、よかったね。
すごいよ、その気づきは」
その声の調子を聞いて、電話の向こうで嬉しそうな顔をしている一人さんの顔が浮かんできます。
「一人さん、、今回のことで、私、分かりました。
恐怖がどんなにツキを奪うものなのかということが。
でも、私はもう怖くないんです。
神様に生かされていることを知ったから。
それから、私の周りには一人さんやスタッフたち、私のことを想ってくれる人がいる。
すごくありがたい人たちを、神様は私の周りに置いてくれている。
そういう人たちをもっと大切にしていかなきゃね」
私がそう言うと、一人さんはこんな話をしてくれました。
そうやって思えるようになったら、もう大丈夫だね。
交通事故のことを災いだ、という人もいるんだけど、こういうことを言うと、世間の人に怒られちゃうかもしれないけれど、災いでなく、不注意じゃないの?
というのが俺の考えなんだよ。
信号が青になれば渡れるけれど、俺は信号が青でも左右見てから渡るよ。
だって、信号が青なら事故が起きないというのなら、信号機されつけておけば事故がなくなるはずだよ。
でも、現実はそうではないんだよね。
それから、人に騙されてお金を取られたっていうのも、災いではない。
お金を持つということは、お金を持っただけの知恵を持たないといけない、と俺は考えて、それなりに知恵をつけてきたよ。
もちろん、俺がやっていることは正論ではないし、人に強要するつもりもない。
ただ、俺が、あの時、東京で別れた時に、一番言いたかったことはこういうことなんだ。
なんとかなるものは、なんとかするだけの知恵を出す。
だけど、どうしても避けられないものは、考えない。
地震とか、突発的な事故ってあるでしょ、
道を歩いていたら空から何かが落ちてきたとかさ。
それって、どうしても避けられることではないよね。
そういうことを考えていても、どうにもならないんだよ。
そんなことを考えているだけ、苦しくなる。
災いはいつ来るかは分からない。
今、それを考えていたって、何もいいことないよ。
どうしても考えたいんだとしたら、そう、
「ついてる人間だから、災いは来ない」
って、考えるしかないよ。
でも、そんなことしなくても、ちょいと気をつければ、大抵の災いは避けられるものだよ。
えみちゃんは、守護霊お休みの日で、そのことを学んだよね。
えみちゃんはついてる人だね。
俺もついてるよ、ついてる恵美ちゃんと出会えてさ。
成功者になるか否か、その分かれ道は声にある
手相・人相と関連するかもしれませんが、一人さんは、声を聞くと、その人が成功するか成功しないかがわかるんだそうです。
「成功する人って、思わず話を聞きたくなっちゃうとか、思わず買いたくなっちゃうとか、ともかく成功する声を持っている。
その人が話してる内容じゃない、音質の問題なんだよ」
一人さんがそういうので、
「じゃあ、どういう音質の人が成功するんですか?」
と尋ねると、
「俺には分かるけど、それをみんなにわかってもらえるように説明するのは難しいよ。
なぜって、それは、TBSが流してる電波はどういう電波ですか?って聞いてることと同じだから。
もちろん、電波のことは周波数とかで説明できるかもしれないけれど、でもそれは周波数という基準があるからのことであって、人間にはそういう基準がないからね」
と一人さん。
「じゃあ、どうして一人さんには、それがわかるんですか?」
そう尋ねると、
「どうしてわかるんですかって言われても、俺には分からない。
分からないけど、分かっちゃうからしょうがないんだよ。
それ、魚に、
『どうしてお前さんは泳げるんだい?』
って、聞いているのと同じことだよ。
もう勘弁してください、恵美子さん。
その代わり、ちょっとだけいいこと教えてあげるから」
そう言って、こんなことは話してくれました。
成功する人がどういう声をしているか、っていうのはなかなか口では説明できないんだけど、
少なくともボソボソ、ボソボソって話す人で成功した人っていないんだよね。
成功した人って、大概は声が大きい。
でも、そうやって言うと、
「私、大きな声でないんです」
っていう人もいるんだけど、じゃあ、赤ちゃんの時はどうでしたか?っていうと、みんな大概は大きな声で鳴いているんだよね。
そうすれば、「赤心来復」っていってね、赤ちゃんの心になったら福が来るんだ。
それで、おかしな話なんだけど、人間っていうのは、生まれた時は全員、ほぼ同じ能力を持っているんだよ。
だけど、ほとんどの人は、その能力全てを使いきれないまま人生を終えちゃうの。
アインシュタインぐらいの人でも、そうなんだよ。
脳の働きの100%のうち、10%ぐらいだったか、ともかく全部使っていないんだよ。
世間にはそれよりうんと少なくて、3%ぐらいの人もいるんだけど、両者にどれくらいの違いがありますかって言うと、どっちにしろ対して使っていないんだから、ほぼ一緒だよね。
俺はそう思うんだよ。
それなのに、成功する人と成功できない人がいる。
なぜだろうって考えた時、俺流の答えは、これ、一点。。
成功できない人の心は、「ダメの壁」に覆われている。
要するに、親とか、環境とか、とにかく周りから、「これはダメ」って言うのを植え付けられちゃってるの。
だから、成功するかしないかは、先天的なものじゃないんだよ。
後天的なものなんだよ。
人間には等しく、持って生まれた無限の可能性がある。
それを押さえ付けちゃって、自分はダメなんだって思い込んじゃってるの。
でも、その「ダメの壁」に一箇所、コンと穴を開ければいいんだよ。
どうやって開けるんですかというとい、とりあえず大きな声を出せばいいの。
ボソボソ喋ってる人で成功する人って、人類始まってからいないの。
人類初挑戦しようっていう意欲があるなら、それもいいと思うよ。
でも、誰がやっても難しいことは、まず成功しない。
そう思ってた方がいいよね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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