言葉によって現実を引き寄せるんだっていうことがあるんです。
これが日本語の不思議なところで、その言葉によって、いろんなことを引き寄せてしまう。
「自分が大好き!!」と言えますか?
これも天国言葉セットには入っていないけれど、毎日言って欲しいのは「自分が大好き!!」
なかなか言えない人もいるかもしれないけれど、「自分を許します」「自分が大好き」というのは、とっても大事なことなんです。
「いいところなんてひとつもない。そんな自分を好きだなんて言えない」
と思っていても、言葉だけでもいいから、言ってみてください。
紙に書いて、読むだけでも構いません。
脳は理屈に合わないことを嫌います。
辻褄が合わないことを嫌がるから、「自分を許します」「自分が大好き」と言っていると、一生懸命許す理由を探すし、好きなところを探します。
そうするとだんだん、自分にはこんないいところもあるじゃない、と自分のいいところを数え出します。
「今日はお年寄りに席を譲った。私って、いいところがあるじゃない」とか、「今日はあの人の仕事を手伝ってあげた。私って、案外仕事が早いのかも」とか思うようになります。
そうするとしめたもので、言葉だけじゃなくて、心から「自分が好き」と言えるようになります。
自分が嫌いだと、自分を大事にしません。
着るものもいい加減になってしまうし、お化粧だって、適当。
それで「私なんか」と思ってる。
反対に、自分が好きな人は、一生懸命自分を磨こうとします。
何が似合うか一生懸命研究し、お肌の手入れだってかかしません。
ボロボロの肌になんかしたら、自分がかわいそうですものね。
私は鏡を見るのが大好き。
口紅は何色が似合うんだろう、今度新しいアイシャドウに挑戦してみようかな。
などと考えるのも楽しくて仕方ありません。
男性だって同じです。
シャツやパンツがよれよれだったり、見るからに不潔そうな人とは、あまりお友達になりたいとは思いませんよね。
自分を大事にしないことで、人を遠ざけてしまい、友達がいない自分をますます嫌いになるという悪循環に陥ってしまいます。
「自分を許します」「自分を大好きです」ということは口にして、少しずつ自分が好きになっていくと、着るものやお化粧にも気を使うようになります。
髪だって、ちょっと WAVE をつけてみたり、軽く染めてみたり、それだけで雰囲気は明るくなります。
「何かあったの?」「最近、綺麗になったね」なんて声をかけられたら、嬉しくなって、ますます輝きだすでしょ。
自分を嫌いになって、いいことなんか何もないのです。
自分を好きになって、どんどん自分を磨いてくださいね。
そして、自分を大切にしてください。
自分を大切にする人は、人からも大切にされます。
今日1日、人に親切にしよう
私は、「天国言葉の会」の会長ですが、みっちゃん先生は「今日1日人に親切にしよう会(現・「ほめ道」の会)の会長です。
こう聞くと、お年寄りに席を譲ったり、荷物を持ってあげたり、親切なことをする会だと思うでしょ?
あってるんですけど、ちょっと違うんです。
「今日1日人に親切にしよう」という言葉を一日十回、100日言おうという会なんです。
言うだけでいいんです。
先ほども話したように、脳は理屈に合わないことが嫌い。
言っているうちに、なんとなく人に親切にしたくなってしまうのです。
そして、そういう機会があった時、自然と親切にするようになります。
まずは、ただ言うこと。
それだけでいいのです。
万物の霊長である人間は、言っているだけで、「親切にする人」の波動が出て、どんどん幸せなことを引き寄せるようになります。
正しいことより楽しいこと
真面目な人が得に陥りがちな罠の一つが、楽しいことより正しいことをしようと考えることです。
「〇〇しなければならない」と思ったとたん、 辛く、 苦しいことになってしまうんです。
辛く、苦しい思いをしながら幸せになることはできません。
幸せになるためには、いつも楽しくいることです。
いつも楽しければ幸せでしょ?
それに正しいことって、ひとつじゃありません。
例えば、アメリカやヨーロッパでは、音を立てて食事をしたらマナー違反ですが、日本でお蕎麦を食べる時は音を立てるのが普通です。
正しいと言われている教えだって、キリスト教の教えが正しいのか、イスラム教が正しいのか、仏教が正しいのかなんて、誰にも分かりませんよね。
正しいことというのは、実はその人が正しいと思っていることで、誰にとっても正しいことなんて、本当は少ないのではないでしょうか?
正しいのか、正しくないのかなんて、考えても無駄です。
それよりも楽しいことをやればいいのです。
ただし、その時目先の事だけ考えちゃダメですよ。
仕事をしなければいけないけれど、遊んでいる方が楽しいから遊んじゃおうなんて、仕事をサボってばかりいたら、いつかはクビになります。
そんなことをしたら、生活が出来なくなって、仕事をするより、ずっと苦しい毎日になってしまいます。
世間の常識より、楽しいことを選んでください。
正しいことより、楽しくて正しいことが正解です。
仕事はいつも全力で
仕事が楽しくないという人は、一生懸命仕事をしていないからかもしれません。
仕事って、楽しいんですよ。
「これをこうやったら、どうだろう」「この前は、この方法で駄目だったから、今度はこうしてみよう」なんて、工夫することがいっぱいあります。
私たちはいつも、どうやったらお客様に喜んでもらえるか考えていますが、「こうしたら喜んでもらえるんじゃないか」「ああやったら・・・」なんて考えていると、お客様の喜んでいる顔が浮かんできて、それだけでワクワクしてしまいます。
毎日、コピー取りとおつかいばかり、工夫なんかできない?
でも、100枚のコピー、昨日は〇分かかったから、今日は✖分でやってみようということだって、できますよね。
「会社を辞めたい」という人に、一人さんがよく言うんです。
「半年死ぬ気でがんばってごらん。一生懸命働いて、会社に『あの人を辞めさせるのは惜しい、残念だ』という気持ちにさせてごらん」
一生懸命働き始めると、あら不思議。
あんなにつまらないと思っていた仕事が面白くなってくるんです。
半年たったころには、やめたくなくなってしまうのです。
周りからも喜ばれるようになります。
楽しい毎日になるのです。
そうなってきたら、「働くのは正しいことだから働かなくっちゃいけない」なんて思わなくなります。
楽しいから仕事をするようになります。
もし、今あなたの仕事が楽しくなったら、一度脇目も振らず働いてみてください。
きっと楽しくなりますよ。
それどころか、どんどん出世してしまうかもしれません。
本当はもっと前に安倍さん、福田さん、アメリカにも感謝
夫がリストラされたら、奥さんも驚きますよね。
ここでも道は分かれます。
「今まで家族のために働いてくれて、ありがたい。
会社も今まで勤めさせてくれて、ありがたかった」
こんな風に言えたら、その家族は大丈夫。
きっと神様が味方してくださいます。
「どうするの? どうするの?」と、うろたえるばかりの奥さんだったら、旦那さんはリストラされたことも正直に言えないかもしれません。
もしかしたら、家に帰れないという気持ちになってしまうかもしれません。
職を失ってホームレスになる人が増えていると聞きますが、同じ境遇になっても、全ての人がホームレスになっているわけではありません。
少なくとも、「お父さん、今まで家族のためにありがとう。
これからは私もがんばるから、少しゆっくりしてね」と言われたら、力を合わせてがんばろうと思いますよね。
いつでも、「いつも家族のためにありがとう」と思っていれば、リストラされた時にも「今までありがとう」という言葉が出るはずです。
でも、日本の人達は感謝の気持ちが足りないのではないか、と一人さんは言います。
安倍元総理と福田元総理が続けて総理の座から降りたことがありました。
この時、「途中で投げ出すなんて無責任だ」と言う人はたくさんいましたが、「ご苦労様でした」という声は聞こえてきませんでした。
またまた、今の不景気はアメリカのせいにしている人がいますが、一人さんはこうも言います。
「本当はもっと前に不景気になるはずだったのに、アメリカががんばってくれたから、日本は何とか持ちこたえられた。
アメリカががんばってくれたという感謝の気持ちを持てない限り、この不景気は当分続くよ」
一人さんにこう言われるまで、私もアメリカに感謝するなどということは思いつきませんでした。
考えてみれば、「全く、アメリカがサブライムローンなんて作ったから」なんという言葉も地獄言葉ですよね。
感謝の気持ちを大切にしましょう。
追伸 「言葉の法則」のお話
今日はですね、言葉についての話をします。
日本は昔から、「言霊」の国だよって言われているんですけど、本当に世界で一番言葉を大切にしている国ではないかと思います。
また、日本の言葉って、すごく味わい深いんです。
よく、まるかん(銀座まるかん)では、「天国言葉」と「地獄言葉」っていい方をするんだけど、「愛してます」「ついてる」「嬉しい・楽しい」「感謝しています」「幸せ」「ありがとう」「許します」っていうこの言葉が「天国言葉」と言うんですけれど、いつも自分が爽やかになって、聞いている人が爽やかになるような言葉を言っている人って、またそれを言いたくなるんです。
例えば、「感謝してます」って言っているような人って、また「感謝してます」って言いたくなるようなことが起きるんです。
ところが、不平とか不満とか口とか泣き言とか言ってると、また、それを言いたくなっちゃうようなことが起きるんです。
また、それをのべつ言ってるんです。
言葉によって現実を引き寄せるんだっていうことがあるんです。
これが日本語の不思議なところで、その言葉によって、いろんなことを引き寄せてしまう。
それで、成功する人っていうのは、必ず成功するような言葉のクセを持ってるんです。
例えば、自分がいつもいつも言ってる言葉によって、成功するか失敗するかの人生が決まっちゃうんです。
それで、よく私が教えるんですけど、「座右の銘」ってありますよね。
私の「座右の銘」。
で、「座右の銘」って、やっぱりあれも言葉なんですよ。
いい言葉を持っている人と持ってないいない人で全然違うんですけど、例えば「勇気がないんだ」「自分は勇気がないんだ」っていう人いますよね。
で、そういう人は、「私は勇敢である」とか、「私は勇気を持ちたいんだ」って言うと、言ってる言葉に対して自分が否定するんです。
「いや、自分は勇気ないよ」
それよりも「言霊」で、この方法がいいよっていうのが、「単語法」ってやつなんです。
「勇気、勇気、勇気」
「勇気を持ちたい」とか、「勇敢に生きる」とかって言っちゃダメなんです。
ただ、単語を、「勇気、勇気、勇気、勇気、勇気」って、何回も何回も言うんです。
それで、大体1000回以上言ってくると、心が満ちてくるんです。
それを何日間か続けると、自然と勇気が湧いてくるんです。
それだけじゃなくって、「勇気、勇気、勇気」って言ってる間に、「勇気って、人にはっきり物を言えることなんだ」って、「言う気持ちなんだ」っていうことが分かってくると、これがまた「言霊」の作用で深い意味がわかってきて、「あぁ、自分って、はっきりものを言わなかったなぁ」、そういうことも自然に浮かんでくるんです。
それも、何回も何回も言ってる間に、脳の中から浮かんできて、自分に必要な言葉が浮かんでくるんです。
「自分は色んな人と出会いたいんだ」。
異性でもいいし、自分の師匠になる人でもいいし、日本と出会いたいとか、いいお店と出会いたいでもいいです。
ものとの出会いもあります。
人との出会いもあります。
出会いたい場合は、ただ単語で「出会い、出会い、出会い」って言ってると、「出会い、出会い、出会い、出会い」って言ってる間に、「『出会い』って、『出て会う』ということは、出会いというのは、自分が出かけなければ起きないんだ」って。
だから、「出会い、出会い、出会い、出会い、出会い」って言ってる間に、どこかへ出かけようって気になってくるんです。
それはもう、引っ込み思案だった、前のあなたとは違うんです。
心に「出会い」というのが詰まってて、「出会い」の意味すらわかってる。
出て会うんだ。
自分は愛が欲しいんだ、愛を与えなきゃいけないんだ。
「自分は愛が欲しい」「人を愛したい」っていうより、単語、「愛、愛、愛、愛、愛」って言ってたら、愛が満ち溢れてくるの。
そうすると、「愛、愛、愛、愛、愛」って言っる間に「愛」って、「あ」と「い」なんだ。
「あ」と「い」が重なって、「愛」という言葉なんだ。
すると、「愛」ってなんだろう。
「あいうえお」から始まった、一番の「あ」と、二番の「い」、一番大切、言葉の中で1番大切な始まり、「あ」と「い」なんだ。
言葉で大切なのは、「愛」なんだ。
愛のある言葉を喋ろうって、愛のある人生を送ろうて、こういうことになってくるから、単語を並べる。
単語を何回も何回も何回も、自分に必要な単語を、何回も何回も言うの。
これがいいことを呼び寄せる「言霊」の始めなんだよ。
だから、「ついてる」でもいいの。
「ついてる、ついてる」って言うのをいっぱい言おうが、「感謝してます」でもいいの。
「天国言葉」のどれかでもいいの。
変な話、「美味しいね、美味しいね」って、この言葉でもいいの。
食べる時に、食べて終わった後に、「あぁ、本当に美味しかったね」って言う、こういう言葉を連呼してみるの。
1日何回も何回も言ってみるの。
修行だと思って、一つの言葉を一日1000回言うといいの。
「千」って、すごい不思議な数字なの。
千人でも何でもそうなんだよ。
「千」という言葉には、非常に不思議な力がこもってるの。
これも「言霊」なの。
だから、1日、好きな単語を1日に1000回言うおっていうのをやってみると、すごくいいことが起きるから、やってみてください。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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