この星にスーパーマンがいないのは、スーパーマンが要らないからなんだよね。
この星にスーパーマンがいない理由
人って短所を直そうとするけど、短所ってがんばって直しても普通になるくらいだから、それよりも自分の長所で愛を出して、自分のできないことは人に助けてもらって愛を学べばいいの。
助けてもらうって言っても、全員がすぐに助けてくれたら学べないから、中には意地悪をしたり、邪魔する人が出てくるんです。
でも、そんな中でも必ず助けてくれる人が現れるから、より際立つんだよね。
できないことは努力して治すっていうのが正しいように思うけど、誰にも無理な事ってあるんです。
その人の「愛を学ぶ」って言う道理に合わないから、、それを続けてると苦しくなるんだよ。
それよりも、できないことは助けてもらう。
そこで人は愛を学べるようになってるの。
私たちは愛を学びやすいように、欠点を持って生まれてきたんだよ。
でも多くの人は、その欠点を自分で補っちゃおうとするの。
補うよりも助けてもらって、素直に「ありがとう」って言った方が、必ずうまくいくんだよ。
そして、それができる人は、できない人をバカにしないこと。
できないことを無理してできるようになった人は、必ず他の人に「無理してやれ」って言うんだよ。
私の話を聞いて「心が軽くなりました」って言ってくれる人が多いのは、私は絶対に「無理してやれ」って言わないんだよ。
私は「できないなら、俺がやってあげるよ。その代わり、俺もこれはできないから」っていうんです。
それが神様の示す「私たちの生きる道」なんです。
神様が私たちをわざと不完璧に使ってるんです。
どれだけ探したって、この地球上に完璧な人間というのは生まれないんです。
この星にスーパーマンがいないのは、スーパーマンが要らないからなんだよね。
無理をしても、良い結果には結びつかない
仕事って、いくらでも大きくすればいいんです。
でも、その大きくするのに合わせて従業員を増やしたり、設備を増やすと、それだけかかる費用も大きくなります。
私の会社は、売り上げは何倍、何十倍と増やしてきたけど、それに合わせて従業員は増やさず、事務所も大きくしていません。
つまり、その人数でやれるような仕組みを作ったんです。
私は、そういうのが楽しい人なんです。
中には事務所を大きくしたり、たくさんの従業員に囲まれることが楽しい人もいます。
だから、あなたが本当に楽しいと思うことをすればいいんです。
一万人の経営者が集まれば、1万通りの考え方があって、どれが正しいっていうのはないんだよね。
ただ言えることは、「決して無理をせずに、会社を潰さないようにしなよ」っていうことなの。
無理せずって「がんばちゃいけない」ってことじゃないんだよ。
がんばらないといけない時はがんばればいいんだけど、理屈に合わないことをやっていても、良い結果には結びつかないの。
いくら「お客さんのため」といっても、原価を割ってまで商売するのって理に合わないから、無理なんです。
「安く売ったらお客さんが喜ぶ」と言っても、従業員に給料も払わないといけないし、家賃も払わないといけないんだよね。
だから、ちゃんとした適正な利益を出しながら、お客さんに喜んでもらえることをしないとダメなんだよ。
時代に求められる社長とは
昔はひとつの技術で特許を取れば、それだけで10年位儲けられたんです。
それも今は3年も経たなくったって、すぐに別の会社がそれよりも上の技術を開発してきます。
そうなると、10年分の開発費が3年で消えちゃうことになるの。
今、いろんな会社が合併しているのは、一社で開発を進めても割に合わないからなんだよね。
これまでは10年で元を取ってたのが、3年になり、1年とかになると、その期間に大量に売ろうとするから、物が余るようになります。
つまりデフレですね。
政府は何とかこのデフレから脱却して、インフレ傾向に持って行きたいんだけど、そうはなかなかならない。
なぜなら、ならない時代だから。
これからは戦争の起こらない平和な時代なんだけど、その代わり、経済はもっと難しくなるの。
そんな時代にどうやって生き残っていくかが社長に問われることなんだよね。
「これからは居酒屋がいい」ってなると、それまでスナックだったところまで居酒屋になって、居酒屋が余るまで増え続けるの。
そのも余るほどある中で、「あなたのお店は選ばれますか?」っていう時代になるの。。
今までの経営者は実力さえあればよかったんだけど、それに加えて、魅力が必要な時代になったんです。
だから、いくら経営手腕があっても、ブスっとしてるとか、いつも怒ってるって言うのが通らなくなるの。
みんなが求めている社長って、そういう人じゃないよね、っていうことなの。
全ての人が共通して学ぶこととは
時代は必ず良くなる方へ進みます。
短期的にテロとか紛争が起こったり、経済が落ち込んだりすることはあっても、100年前と比べれば、確実に私たちの暮らしは豊かになっているんです。
「生成発展」は、この宇宙の摂理なんだよ。
私たちの魂もどんどん成長しています。
成長した優秀な魂がますます増えていくんだけど、優秀と言うと神様のような完璧なことを想像するけど、どんな優秀な人でも学びはあるの。
それで、それぞれに学びの課題は違うんだけど、でも一つ、共通して学ぶことがあるんです。
それは愛。
人は完璧だと愛をちゃんと学べないんです。
だから完璧じゃないようにできてるの。
完璧じゃないから周りの人に助けられたりして、愛を学べるようになってるんだよ。
例えば私だと、体が弱くて病気がちだし、漢字は覚えられないし、一箇所にじっとしていられないとか、色々と欠点を持って生まれてきたんです。
そこの部分で私は周りの人に助けられて、愛を感じることができるんです。
逆に、得意なこともあります。
その得意なことで愛を出すんです。
人は完璧を目指すんだけど、完璧にはなれません。
なぜなら、完璧とは「神様の領域」であり、完璧になったら学ぶことがないんだよね。
できないことは、個性として持ってきてるの。
「それでも幸せになる」というのが、私達の使命なんです。
天命とは何ですか、って言うと、この親の元で、この環境で、この個性で、どうやって幸せになるかってことなんだよ。
私も会社を経営してるから、「会社を経営しながら、どうやって愛を実践できるだろうか、どうやったら魂が成長するだろうか」って考えるの。
そうやって考えていると、「どうやって税金をごまかそうか」なんていう考えが入ってくる余地がないんだよ。
それで、税金をたくさん払ったら損したように思うかもしれないけど、神様が味方するから、なぜかうまくいくんです。
あなたにしかできない経営
不完璧な人間は、実はそれで完璧なんです。
でも、多くの人は、その不完璧さを努力で埋めようとするの。
その努力を、自分の得意なことに回したら、うまくいくんだよ。
魂が成長してくると、だんだん難しいことに挑戦していくの。
でも、周りからは難しそうに見えても、本人はそうじゃないんだよね。
人生って階段みたいなもので、99段上がった人が100段目は上がるのは大変じゃないんだよ。
これが、まだ1段しか上がってない人なら、いきなり100段目は上がるのは無理なんです。
だから、人生は常に一つ上。
1段目の人から見たら、100段目の人のことをすごいって思うけど、その100段目の人も実は、一段しか上がってないんだよ。
たんぽぽに「バラの花になれ」って言っても無理なんだよ。
私は、斎藤一人という経営者が、斎藤一人という経営をしているんです。
だから「儲かってるんだから、ビルを建てた方がいいじゃないですか?」って言われても、建てたい人が建てればいいの。
私は建てたくないんです。
自分の個性を殺して成功しても、幸せじゃないんよね。
劣等感がある人っているんです。
そういう人は、自分が何かをしないと価値がないと思うんです。
劣等感を埋めるために成功したいと思う人は、成功してもその劣等感を埋めることができないんだよ。
私は、好きなことをしてたら納税日本一になったの。
納税日本一になるために仕事をしてたわけじゃないんです。
大切なのは、まずは自分の不完璧さを知ること。
その不完璧さでで周りから助けてもらっていることを知り、自分のできることで周りを助けていく。
そうやって愛を知り、愛を実践することを経営に反映させていけば、あなたの会社で見事な「あなたにしか咲かすことができない花」を探すことができますよ。
追伸 質問 あなたにとっての正解
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
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