「愛ほっと」を1日4回ずつ×9回言うようにすると、相手を尊重しながら見守る姿勢が身につきます。
愛を持って放っておく「愛ほっと」で相手の自由の尊厳を守りましょう
「神様から、言葉が降りてきたよ」
食事の待ち合わせに現れた一人さんが、晴れやかに言いました。
一人さんは、神様から教えていただいたひらめきや言葉を、よく教えてくれます。
「へえ、どんなことですか?」
興味津々で聞くと、「愛ほっと」という単語が返ってきました。
「あのさ、『放っておく』って言うと冷たさがあるんだよね。
でも、相手といい関係を築くのって、『愛を持って放っておく』ことなの。
それが、『愛ほっと』
これができない人がすごく多いんだよね」
なるほど、と私は頷きながら、「信じて、放っておくことですね」と言いました。
「そうそう。日常で困らないようなことや相手が聞いていないことまでも、『こうやるといいよ』『そっちは行かない方がいいよ』って言うのはやめようってこと。
ただ、こうやって説明すると、見放したり、突き放したりするのと混同する人がいるんだよな。
そうじゃないんだ、そこには愛があるんだよ」
一人さんは、ものすごく人助けをします。
いつも全力です。
やりすぎるぐらいに手を貸してあげるから、きっと神様から「愛を持って少し放っておきなさい」という言葉が降りてきたんだろうなと思いました。
「私とにたタイプの人は、『愛ほっと』に共鳴すると思うの。
ああ、そうだな、心は寄り添いながら、信じて手は出さないようにしないとなって。
反対に、放ってばかりいるっていう人は、そこに愛を持ってみようとかね。
そういう風に使う言葉なんだよ。
相手の自由の尊厳を、愛を持って守ろうねってことなの」
そう一人さんは言いました。
私は、日々、たくさんの方とお会いしますが、愛に溢れていて、そして、恐れの大きい人たちがなんて多いことだろうかと感じます。
子供の行く末を心配したり、年を取った親のことを案じたり、兄弟やお友達に起きた問題に胸を痛める人たちが、たくさんカウンセリングや講演会にいらっしゃってくださいます。
だけど、一人さんが言うように、行き過ぎた手出しは、「相手を信じていない」ってことになっちゃうんです。
「この人は神様に可愛がられていないから、大変な目に遭うだろう」って、過剰なおせっかいを焼くんですね。
でも、人は色々なことを経験するためにこの世に生まれてきて、様々な出来事とたくさんの感情を魂に刻んで、神様の元へ帰ります。
だから、失敗もするし、時には泣いたり、苦しんだりして、そこから幸せを見つける喜びを経験するのです。
病気だからかわいそう。
早くに大切な人を亡くしたらかわいそう。
優しい人ほどそう思いますが、けっして、かわいそうなだけではないのです。
悲しみは苦しみの中にも、それぞれの人の幸せや充実感が確かにあるので、表面だけを見てかわいそがるのは、相手の神様と魂に、とても失礼なことかもしれません。
「愛ほっと」でほっておいて、「困ったら助けて」って言われたら、すぐに手を貸してあげられるあなたでいましょう。
つい、小言を言ったり、手出しをしたりしそうになったら、「愛ほっと、愛ほっと、愛ほっと、愛ほっと」と4回唱えてください。
1日4回ずつ×9回言ってると、きっと49(良く)なってきます行きますよ。
「愛ほっと」を1日4回ずつ×9回言うようにすると、相手を尊重しながら見守る姿勢が身につきます。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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