あなたは今の状況に満足していますか?
満足でも、そうでなくても、それはあなたがイメージ通りに生きてきた結果なのです。
思い通りの人生を送るための、イメージの持ち方とは?
イメージできるものだけが現実になる
私はご縁を頂いて、TBSのテレビ番組『Gメン99』に出演させていただきました。
当発は一回だけのつもりだったのですが、とても好評を頂いて、結果的に3回も出させていただくことになりました。
その2回目の放送の時に私が何気なく、よく使っている言葉について話をしたところ、番組のプロデューサーさんが、「その言葉、すごくいいですね」と反応してくれました。
そして番組内でも大きく取り上げられ、私たちの仲間内でも大流行した言葉があります。
それは、
「イメージ広がる」
です。
私自身、この言葉を意識的に使っていたわけでは全くなかったのですが、改めてこの「イメージ広がる」の意味を考えてみると、その重要性が分かってきました。
あなたは、あなたがイメージした通りの人生を生きている
私達はイメージ通りに生きています。
「そんなことはない。
現に私は今の人生に満足していないし、こんな生き方は嫌だと思っている」
という人がいるかもしれませんが、その生き方を変えられないのだとしたら、その人はやはり、そのイメージ通りに生きた結果が今の状況なのです。
ではなぜ、「こんな生き方は嫌だ」と思いながら、その生き方を変えることができないのでしょうか。
それは、イメージが広がらないからです。
いくら「こんな生き方は嫌だ」と思っても、具体的にどんな行き方ならいいのかというイメージが広がらないと、その状況のままです。
「幸せになりたい」とか「お金持ちになりたい」と漠然と思っても、そのイメージ自体に広がりがないと変わりようがありません。
つまり、漠然としたイメージではなく、イメージを持つことで人生は変わるのです。
- 相手の記憶に強く残る「感謝してます」
- 「感謝してます」は、数ある一人さんの教えの中でも最も即効性があって、絶大な効果を誇る魔法の言葉
斎藤一流イメージを広げるトレーニング
イメージを広げると言っても、最初はどうしたらいいかわからないかもしれませんね。
そこで、誰でも手軽に簡単にできる、イメージを広げるためのトレーニング法をご紹介します。
思えば、私がこうして「幸せな大セレブ」になれたのも、一人さんが私のイメージを広げてくれたおかげです。
私が生まれ育ったのは北海道の上士幌町という人口約5000人の街から、さらに数キロ離れた、今ではもう廃村になって何もない、山に囲まれた小さな村です。
そんな田舎で育った私には、漠然と「豊かになりたい」という想いはありましたが、どうすれば「豊かになれるか」というイメージは全くありませんでした。
「えみちゃんはすごく働き者だね。
だから、事業家向きだよ。
あのね。世の中にはお金が流れる川があるんだよ。
その川にちょっと手を入れると、川の流れが自分のところにすっと入ってくるの。
どうだい。その川に手を入れて、流れを変えてみないかい?」
また、こんなこともよく言ってくれました。
例えば海へドライブに行って、その先に小さな島を見つけると、「あの島をえみちゃんににプレゼントするよ。
今日からあの島を「えみこ島と名付けよう」とか、
「向こうが山につながっているけど、どの山がいい、好きなのをえみちゃんにあげるよ」って言うんです。
もちろん、それを実際に買ってプレゼントしてくれるわけではありません。
これは一人さん流のジョークであり、豊かな気持ちになって、自分のイメージを広げるためのトレーニングみたいなものなのです。
私の口癖が「イメージが広がる」になった理由
他にもこんなことがありました。
夏が終わって、風景も秋らしくなってきた時に、私はふと、一人さんに「秋って寂しいよね」って言ったんです。
私の生まれ育った北海道の秋は短く、すぐに長く厳しい冬がやってきます。
だから、私にとっての秋の印象は、「寂しい」だったのです。
でも、それを聞いた一人さんは、
「えみちゃん、秋は美味しいだよ。
秋は収穫の季節でいろんな美味しいものが取れるし、食欲の秋とも言うしね」
と言ってくれました。
「秋は寂しい」だとイメージは広がりませんが、「秋は美味しい」だと「あれ、食べたい」とか「これ、食べよう」と、どんどんイメージが広がっていきます。
このように、とにかく一人さんは徹頭徹尾、私の心が豊かになるように、そしてイメージが広がるような事を言ってくれました。
それがいつしか私の口癖、「イメージ広がる」に繋がっていったのです。
- 景色や季節など、目に見えるものにいいイメージを持つ
- そこから、どうしたら豊かになれるかを連想していくことで、イメージをどんどん広げていく
イメージが広がると予想を超えたものまで引き寄せる
実際にイメージが広がると、どんなことが起こるのでしょうか。
イメージが広がったことで問題が解決し、予想もしなかった出来事を引き寄せた、私の体験談をご紹介します。
イメージが広がると、その先には必ず「楽しさ」や「嬉しさ」があります。
逆に、イメージが広がらない時はだいたい、自分のやりたくないことになるか、やってもうまくいきません。
だから私は何か起きると必ず、そこで自分のイメージが広がるかどうかを考えるようにしています。
そうすると、不思議と色々な問題も解決するのです。
例えば、TBSのテレビ番組『Gメン99』に3度目の出演依頼があった時、その回のテーマが「セレブの夏休み」だったのです。
そこで、番組のディレクターさんから、「柴村さんの夏休みに同行させてもらえませんか?」と言われました。
一般的なセレブのイメージだと、夏休みは豪華な海外旅行とか、クルーザーを貸し切って船上のパーティーとかになるのでしょうが、私の場合はそういうものに興味がありません。
それよりも私にとっては、仕事の仲間と会うのが一番楽しく、全国の仲間に会いに行くこと自体が仕事であり、かつ最大のレジャーナノです。
でも、それでは番組的に盛り上がりに欠けます。
そこで何か番組的にも良くて、自分のイメージが広がるようなことがないか、考えてみることにしました。
イメージ力がつくと、夢は現実になる
そこで出てきたのが宇宙のイメージです。
私は昔から、宇宙に対してすごく強い興味た憧れがありました。
だから何か、宇宙につながるような夏休みの過ごし方ができないかなと考えたのです。
するとしばらくして、ある知人から、「飛行機に乗って、宇宙に行ったような無重力体験をしませんか?」というお誘いがありました。
それは結果的に番組の収録に間に合わなかったので実現しませんでしたが、「それなら」ということで、その知人を介してプライベートジェット機をチャーターすることができ、それに乗って八丈島に夕日を見に行くことになりました。
そこで私はバナナボートやスイカ割りなど、人生初の様々な体験をすることができました。
さらに、番組的にも「いい画が撮れました」と言ってもらえ、みんなに喜んでもらうことができました。
このように、イメージが広がると必要なものがどんどん引き寄せられ、思っていた以上に楽しく、周りにも良い形で問題も解決されていくのです。
全ては「一人さんを3倍広めたい」から始まった
さらに、この話には続きがあります。
先にも触れたように、私は昔から宇宙に対して強い憧れがありました。
漠然と、「いつの日か、宇宙の渚(地球と宇宙の境界線)に行って、そこから地球を眺めてみたいな」と思っていたのです。
でも、私のような一商人が宇宙に行くことなんて、とても無理だとも考えていました。
それがなんと、この度の縁が繋がって、宇宙旅行の切符を手に入れることが出来たのです。
そしてさらに言えば、こうして様々なご縁が広がったの、元は「一人さんを3倍広めたい」という想いからでした。
私は一人さんを知って、経済的にも精神的にも豊かになりました。
この幸せを独り占めするのではなく、もっと多くの人に知ってもらいたい。
そんな想いから、「一人さんを3倍広めたい」と思うようになり、その「一人さんを3倍広める」というイメージを広めていった結果、講演会や出版という機会をたくさんいただくようになり、そのために必要な人と繋がることができて、さらにはテレビ出演という機会まで引き寄せたのです。
それに加えて、自分の長年の憧れであった宇宙まで引き寄せることができ、我ながら「イメージ広がる」の凄さをしみじみと実感しています。
- イメージが広がった先には「楽しさ」や「嬉しさ」がある
- 何かをやるときには、イメージが広がるかどうかを考えよう
- イメージが広がると様々な問題が解決し、やがて夢をも引き寄せられる
楽しいことを引き寄せたいなら、楽しいことをイメージする
思いもよらない嬉しい出来事を引き寄せるためには、どのようにイメージを広げたら良いのでしょう。
自分が好きなことや、相手の気持ちを考えてみると、おのずと答えは見つかります。
人によって、イメージの広げ方は様々だと思います。
散歩をしているときにイメージが広がる人もいれば、自分の部屋でぼーっとしている時や、旅をするとイメージが広がるという人もいます。
でも共通して言えることは、楽しいことを引き寄せたいのであれば、楽しいことをイメージするということです。
例えば買い物が好きな人なら、ウィンドウ・ショッピングをしているだけでイメージが広がるはずです。
「このジャケットはきっと、あのパンツに合うわ」とか、「 このバッグを持って、あそこに出かけたい」とか、買う前からイメージが広がります。
さらに、「これを買うためにはもっと稼ごう」とか、「もっと稼ぐために、新しいことにもチャレンジしよう」とか、仕事の家おくや新しいアイディアにも繋がっていくのです。
私は講演会で話す内容を考える時も、そこに来てくれる人が喜んでくれたり、楽しんでくれるようなことを常にイメージするようにしています。
例えば、札幌で講演会をするなら、「きっとあの人が来てくれる」と来ていただけそうな具体的な人を想像しながら、「あの人ならこんな話をしたら喜んでくれる」とか、その人が笑顔になることを思いながら話す内容のイメージを広げます。
本を書くときでも、「かなちゃんならきっとこの話、気に入ってくれる」とか、「ゆうさんにはこの話をしてあげたい」と言ったように、なるべく具体的な人のことを思いながら、さらにその先の読者の方にイメージを広げて、書く内容を決めそうにしています。
これがただ、「どんな話なら受けるだろうか」とか、「売れる本を作るにはどんなことを書けばいいのか」と考えるだけではイメージが広がりません。
いつも目の前の人に全力投球をする
こうしたことをするようになったのも、やはり師匠である一人さんの影響です。
一人さんはとにかく、いつでも目の前の人の幸せを願っている人なのです。
ドライブに行った時に立ち寄ったサービスエリアで、そこのトイレを掃除してくださっている方にも、偶然入った食堂の店員さんにも 、「ひとりさんファンの集まるお店」に来られた方にも、日比谷公会堂などで何千人という人を目の前にしても、一人さんが考えることはただ、「目の前の人の幸せ」だけなのです。
それが「知らない人だから手を抜く」とか、「観客が一人だからこれぐらいでいいか」とか「千人だから一生懸命に話そう」というのも、全くありません。
ただただ、目の前の人に全力投球をするのが一人さんなのです。
- 好きなことをしたり、人が喜ぶことを想像しながらイメージを広げると、楽しいことがどんどん引き寄せられる
- 「目の前の人の幸せ」に集中する
追伸 ゆるしの魔法
「親の事が許せない」「あの人の事が許せない」「この人、むかつく!!」と言ったり、思ったりしているとだんだん辛くなってきて、精神的なことを勉強する人が多いと思います。
精神的なことを勉強する、それ自体を非常に良いことなのです。
ところが、いろいろ本を読んだりしても、大体、隣人を愛せよ的なことが書いてあるんですよね。
それができなくて、もがいている人がそういう本を読むと、その精神論を使って自分を責める。
精神的な勉強をしているのに、なぜ自分は許せないんだろうと苦しむのは、許す順番を間違えているからです。
他人のことを「許せない」と言っている人が、一番許せないのは誰だと思いますか?
実は自分なんです。
他人を許していない自分のことが、その人より、もっと許せないの。
だから、「もっと自分を許します」と言ってください。
この世の中には「類は友を呼ぶ」という法則があります。
「私は自分を許せないんです」と言っている人の周りには、大概、「あの人きらい、この人のこういうところも許せないわ」という人、会社で他人の事を怒鳴りつけてばかりいる人、要は、許せないもの同士が集まっているのです。
でも、「もっと自分を許します」というようになってくると、面白いことに、自分を許せる人が集まるようになってきます。
心の中で誰かを責める声、誰かを非難している自分を責める声がしていても構いません。
そのまま自分に「もっと自分を愛します」と言いましょう。
そして、「そのままの自分を許します」と言いましょう。
言っているうちに、少しずつ、少しずつ、鬱積した「よどみ」のようなものが溶けて、やがて心は輝きを取り戻します。
そのままの自分を心から許し、愛するようになります。
目の前の人のことも許し、心から愛せるようになっていきます。
ですが、今はただ、ひたすら言ってください。
「もっと自分を愛します」
「そのままの自分を許します」と。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
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