ほとんどの人は、「労働以外でお金が入ってくることはいけないこと」だと思ってるんだよね。
- 労働以外でお金が入ってくることを良しとする
- 上手くお金が入ってくる人を見て、腹を立てない
- 臨時収入にも多い・少ないがあるのはなぜ?
- 「自分はダメな人間だ」という証拠集めを、今すぐやめなさい
- 「できないことがある自分」を許す
- 追伸 トイレはお金の神様がいるところ
労働以外でお金が入ってくることを良しとする
だいぶ前に、シンガポールに行った時の事です。
私は市内観光をするのに、自転車に人力車の台がついたような乗り物に乗りました。
その乗り物を漕いでるおじさんはすごく痩せてて、見るからに体力がなさそうなの。
それで道路を走ってる時に一台の自転車を抜いたら、私はそのおじさんの足を「ちょんちょん」と叩いて、お金を渡したんです。
最初は「何でもらったんだろ?」ってわからなかったけど、また抜いた時に「ちょんちょん」とやってお金を渡すと、そのおじさんは「抜くともらえるんだ」というのがわかったらしく、それから凄いスピードを出し始めて、どんどん抜いちゃうんだよ。
だから、臨時収入って人を元気にさせるんだよね。
こういうことがあると、人生がさらに楽しくなっちゃうんです。
ほとんどの人は、「労働以外でお金が入ってくることはいけないこと」だと思ってるんだよね。
そうすると、「労働だけ」になっちゃうんだよ。
上手くお金が入ってくる人を見て、腹を立てない
私はちっちゃいときからお金をいっぱいもらえたんです。
何故かって言うと、本当に可愛かったんだよ。
いや、それは大きいんだよ。
人に愛されるって重要な事なんです。
親が子供を愛してないわけじゃないんだよな。
でも、自分たちが子供だった時は、働いても小遣いももらえなかったんだよ。
その頃の日本は豊かでしたかって言うと、みんな貧しかったんです。
でも今は、豊かになったら働い多分くらい、お手伝いするとお小遣いをくれるようになったんだよ。
これが外国の大金持ちなんかだと、あのロックフェラーの息子でもなんでも、大学の時にアルバイトをするの。
だからって、「アルバイトの金で生きろ」とは言わないんです。
親は、働くと大体1日どのくらいもらえるかを教えるために働かせるんだよ。
それで、大学の費用だとか、お金がかかることについてはちゃんとくれるの。
不労所得もあるんです。
つまり、お金持ちの家はダブルで知ってるんだよ。
これが偏っちゃ駄目なんです。
働かないでお小遣いばっかりもらっている人は、社会では通用しないんだよ。
でも、働いたぶんだけしか収入がないとなると、心が貧しくなっちゃう人がいるんです。
そういう人は、うまくお金が入ってくる人を見ると、腹を立てるようになっちゃうんだよ。
それで腹を立てると天に向かっても、世間に向かっても「許せない波動」を出すことになるんです。
その結果、「お金が入ってくる人」には別に何の問題もないんだよ。
でも、「許せない波動」を出してるあなたにだけお金が入らないの。
だって、許せないのはあなたなんだもん。
「お金が入ってくる人」はそのことを許してるんです。
「もっともらいたい」と思ってるくらいなんだよな。
だから、人の幸せを願わなきゃいけないよ。
これが、うちのお弟子さん達が一番最初にやりなさいって言われた「この人にすべての良きことが雪崩のごとく起きます」と言って、出会った人の幸せを祈ることなんです。
要するに、豊かになりたかったら、人の幸せを願うことから始めるの。
そして、人に良いことがあったなら「よかったね」って言えるようになりな。
まず、これをやらないと豊かにはなれないよ。
仕事で成功しても、事業がうまくいって大きくなっても、金の苦労をしてる人は山ほどいるんだよ。
逆にサラリーマンで臨時収入がやたらと入ってきちゃう人とか、うまくいっちゃう人、親から財産をもらう人とか、なぜかお金に困らない人がいるんだよね。
そういう人っておしなべて、人のいいことを「よかったね」って言える人なの。
だからまずこのひとつだけは覚えてね。
人に良いことがあったら、「よかったね」。
たったこれだけなの。
一番最初に私のお弟子さんが習ったことも、実はこれなんだよ。
臨時収入にも多い・少ないがあるのはなぜ?
次に知ってほしい話をします。
「不労所得がある」とか「臨時収入があった」って言っても、その金額が100円の人もいれば、100万円の人もいるんです。
それぞれ桁が違うんだよ。
何で桁が違うかって言うと、「自分に対する価値観」によって、その大きさが決まるんです。
「自分に価値がない」と思っている人っているんだよ。
自分に価値がないと思っている人は、例えば「自分は価値がないんだ」って思って働きに行くと、その人のことをいじめる人が現れたり、職場で「お前には価値がないんだ」と思わせられることが起きるんです。
ところが自分に「価値がある」と思ってる人には、」「やっぱり私には価値がある」って思わせることが起きるんだよ。
「自分はダメな人間だ」という証拠集めを、今すぐやめなさい
例えば私が英語を習いに行くと、もちろんできないです。
そうすると、「2日で英語に向かない」っていうことがわかります。
だから、外国に行くときは誰か英語を喋れる人を連れて行くか、通訳を雇えばいいんだって思うと、そのことで通訳は雇えるような人になっちゃうんだよ。
ところが、自分に対する価値観が低い人ほどがんばるんです。
だから、2日で諦めないの。
それで、がんばってもがんばってもできないから、最後は「俺はダメな人間だ」っていうことで納得するんだよ。
ダメな人間って、「ダメな証拠集め」をするんです。
そして「やっぱり自分はダメだった」っていうことを納得するんだよな。
それを簡単に変えてあげたいって言うので話すのが、「ついてる」という言葉です。
私が今まで多くの人に「ついてるって言いな」って言ってきたのは、こういうことなんです。
例えば、あなたが「自分はついてない人間だ」と思って生きるのと、「自分はついてる人間だ」と思って生きるのでは、その人の価値観が全然違うんだよ。
この前「私には浮遊霊しか付いてません」という人がいました。
なんでも否定的に考える人間って、傍から見てても価値がないんだよ。
だって、そういう人と一緒にいたくないもんな。
自分は「ついてる」と思う。
そして「天国言葉」をしゃべる。
それだけでも自分の価値観って上がるんです。
「できないことがある自分」を許す
あなたは価値のある人です。
すごい価値のある人間なんだよ。
大体、一人さんってすごい人じゃないんだよ。
ものすごい人なんだよ。
そのものすごい人に共鳴してくる人っていうのは、同じ波動を持っているからすごい人なんです。
それに私たちの脳っていうのは、機械にすると地球と同じ大きさになっちゃうくらいすごいものなんだよ。
この脳を持ち、目を持ち鼻を持ち口を持ち、さらに神様が一人ずつに「分け御霊」として入っているとしたら、大変なものだよね。
神様は、人間にすごいものをいっぱいつけてくれているんです。
そのすごいものをいっぱいつけられてるのに、「自分には価値がない、価値がない」って言っていると、神様は頭にくるんだよ。
「僕はあれができません」とか、「私はこれができません」って言うけど、できないものをお願いして行ってもらうものなの。
「できないこと」も必要なんだよ。
それに全部できたら可愛げがないよね。
できないことがあったら、「俺、これとこれができないから助けて」って言えば、周りの人がやってくれるんだよ。
私にもできないことは山ほどあるんです。
でも、できることはやってあげて、「ありがとう」と言われ、できないことは行ってもらって「ありがとう」という。
これが本来の人間の生きる姿なんだよ。
追伸 トイレはお金の神様がいるところ
「トイレの神様」という歌が流行りましたが、トイレに本当に神様がいるんです。
その名は烏枢沙摩明王。
巫女を焼き尽くす神様と言われ、みんなが掃除をするのを嫌がるトイレを掃除をすると、神様が喜んで金銭的にも豊かにもしてくれると言われています。
特に思わぬ臨時収入を与えてくれるのがトイレの神様の特徴です。
だから、トイレはいつもきれいにしましょう。
もちろん、他の部屋も掃除してくださいね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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