この違いがどこから来るかというと「自分に対する価値観」によって、その大きさが決まるのです。
「自分にはあまり価値観はない」と思っている人は、それに見合った額しか受け取ることができません。
臨時収入が入ってくる人、こない人
お金に対する偏見は「お金を汚いと思う」ことだけではありません。
例えば誰かが自分よりも楽知して多くの給料をもらっていたら「ずるい」と思ったり、そのことに腹を立てたりする人がいます。
また学生時代に自分より成績が悪く、運動もできなかった同級生がいて、自分は一生懸命働いてやっとアパート暮らしなのに、その同級生が親にお金を出してもらって家を建てたりすると「不公平だ」とか、怒りの感情が湧く人がいます。
さらには持っていた株が値上がりして儲けた人や、宝くじが当たって大金を手にした人のことを妬んだり、羨んだりする人もいます。
こういう人は、天に向かって、「私は楽してお金を手にすることを許しません」とか「お金を稼ぐ実力もないのにお金の援助を受けるのは悪いことだ」とか「私は臨時収入は要りません」という波動を出していることになるのです。
ではどうすればいいかというと、他人に良いことがあったら「よかったね」と言えばいいのです。
他人に良いことがあって、その事について「ずるい」と思ったり、妬んだりしていると、「いいことを受け取るのは悪いことだ」という波動を出していることになります。
でも、他人に良いことがあった時に、素直に「よかったね」と言えれば、あなたにも同じような事が起きるようになります。
他人に良いことがあった時に、「よかったね」と言える人は「こちらも受け取る準備ができてますよ」とか、「いつでもOKですよ」と、天に向かって言っているのと同じなのです。
臨時収入の額は1000円の人もいれば、100万円の人もいます。
この違いがどこから来るかというと「自分に対する価値観」によって、その大きさが決まるのです。
「自分にはあまり価値観はない」と思っている人は、それに見合った額しか受け取ることができません。
でも「自分には価値があるんだ」と思っている人は、その価値の大きさに見合った額だけ受け取ることができます。
つまり、自分に対する価値観が大きければ大きいほど、自分から出る波動が大きくなり、それに見合ったぶんだけ、引き寄せるものも大きくなるのです。
追伸 臨時収入にも多い・少ないがあるのはなぜ?
「不労所得がある」とか「臨時収入があった」といっても、その金額が100円の人もいれば、100万円の人もいるんです。
何で桁が違うかって言うと、「自分に対する価値観」によって、その大きさが決まるんです。
「自分に価値がない」と思ってる人っているんだよ。
自分には価値がないと思っている人は、例えば「自分は価値がないんだ」って思って働きに行くと、その人の事をいじめる人が現れたり、職場で「お前には価値がないんだ」と思わせられることが起きるんです。
ところが自分に「価値がある」と思ってる人には、「やっぱり私には価値がある」って思わせることが起きるんだよ。
追伸 子供に突然1万円をあげてみる
この前、「うちの子供の教育、どうしたらいいでしょう」っていう人がいて、私は「英才教育しな」って言ったの。
それで、「英才教育ってどういう意味ですか?」って言うと、「お金に対する英才教育」をするんです。
実は私も、お金に対する英才教育をされて育っちゃったんだよ。
子供の時にお金や社会のことを学ぶのには、三つの段階があるんです。
一つ目は、子供に対して、ただで家の手伝いをさせる。
昔はどこの家庭もそうで、その時代は日本が貧しかったの。
二つ目は、日本もだんだん豊かになってきて、子供にお小遣いをあげられるようになったんです。
それで、これは既にみんなもやってるかも分からないんだけど、子供がお手伝いをすると「いくらあげるよ」って。
例えば「毎日下駄箱を掃除すると100円あげるよ」とか。
これをやるとどうなるかっていうと、子供は「働けばお金になる」って思うんだよ。
もちろん、これはいいことです。
「働いたらお金がもらえる」ということを教えるのは、続けた方がいいよね。
でも、これだけでは英才教育にはならないんだよ。
そこで三つ目。
英才教育っていうのは、脈略もなく突然1万円をあげたりするんです。
それが誕生日とかお正月とかじゃだめなの。
「なんで今日くれるんだ?」っていう時に、突然あげるんだよ。
そうすると、脳は「俺はこの家に生まれただけでお金がもらえるんだ」とか、脳が臨時収入を受け入れるようになるんです。
人は、時々何の労働もなく所得が入ってこないと、不労所得がある人を妬むようになるんです。
うまくやってる人のことを妬むようになるんだよ。
これはね、だいだいお金に苦労する家の特徴なの。
一子相伝見たく、ずっと続いているんだよ。
いや、本当なんだよ。
私の育った家はおかげさまで、外からお客様が来たりなんかすると、「僕ちゃん」とか言ってお金くれて、やたらお金がもらえる家だったんです。
だから臨時収入があるのが当たり前だったから、「人にもそういうことがあるもんだ」って思うんだよね。
そうすると、人に臨時収入があっても妬んだりしないんです。
でも人の臨時収入を妬んだりすると、自分の臨時収入もなくなってきちゃうの。
上手くお金が入り込んで来なくなっちゃうんです。
なぜ来ないかって言うと、そういう人の事を許せないから。
あなた自身が「臨時収入を許さない」っていう波動を出しているんだよ。
友人や知人から「お金を貸して」と頼まれたらどうする?
お金を引き寄せられない原因は、主に三つです。
一つは先にも触れた、豊かな波動を出していないこと。
貧しい波動を出しながら豊かなものは引き寄せられませんし、仮に貧しい波動を出しながらお金を引き寄せても、そういうお金は悪因を残してなくなっていくのです。
そして二つ目の原因は、受け取る準備ができていないこと。
「いや、そんなことはない。
私はいつでもお金を受け取る準備ができていると思われるかもしれませんが、お金は持った時に、その人の器量が問われるのです。
例えば、お金を持つと急に威張り出すとか、怠け出すという人は、準備ができていない人です。
こういう人に神様はお金を与えません。
逆に、学びのためにわざとお金を与えて経験させたり、器量が試されるという場面もあります。
私自身も、散々器量を試されました。
特に多いのは、「借金や寄付を頼まれる」という形で来ることです。
私も最初は、「むげに断ると人間関係が悪くなるし、ケチだと思われるのも嫌だな」と困りました。
そこで一人さんに相談すると、こう答えてくれたのです。
「お金を貸してあげるときに注意しないといけないのは、お金を貸してあげること自体が、本当にその人のためになるかどうかということなの。
その人がお金に困っているんだとしたら、それはお金に困っているんじゃなくて、お金の事を学びなさいということなんだよね。
だからその人は、お金の儲け方を学ばなければならない時かもしれないし、お金のありがたみを知る時かもしれない。
それなのに、安易にお金を貸すと、せっかくの学びの機会を奪うことになるんだよね。
それでどうなるかというと、その時はお金を借りてうまくいっても、必ずまた学びの機会が訪れて、またお金に困る事になるの。
だからお金に困っている人がいたら、お金を貸してあげたりするよりも、お金の儲け方や仕事の仕方を教えてあげた方がいいんだよね。
それとお金を貸す側の問題だけど、その人に心から出してあげたいと思った時に、自分ができる範囲内で、あげてもいいと思う金額だけ出してあげるといいよ」
お金は得ることも学びですし、得た後にどう使うかも学びです。
私たちは、お金を通して様々なことを学び、自分を成長させていくことが大切なのですね。
この地球は「行動の星」。
とにかく行動しよう
お金を引き寄せられない原因の三つ目は、「行動が伴っていない」ことです。
一人さんはよく「この地球は行動の星だよ」と言います。
どういうことかというと、私たちの魂はこの地球という星に肉体を持って生まれてきました。
その目的は、行動を通して色々なことを学び、魂を成長させることです。
魂だけの存在なら、知るだけで成長できます。
でも私たちは肉体を持っているので、それを維持していかなくてはなりません。
維持するためには食事もしないといけませんし、服も住む家も必要です。
そうしたものを得るためにお金が必要ですし、そのお金を得るためには働かないといけません。
その働くという行動を通して私たちは、様々なことを学ぶようになっています。
もちろん、世の中には働かなくてもやっていける人はいます。
でもそんな人でも、必ずそれに変わる行動をして、そこから学びを得て魂を成長させているのです。
それと「正しさ」というのも、行動してみないと分かりません。
世間的に正しいと思われていることでも、やってみたらうまくいかないということがあります。
例えば、一生懸命に勉強をして、良い学校を卒業して、いい会社に入ることは、世間の常識から見れば正しいことです。
でも、このように行ったからといって、必ずしも幸せになれるわけではありません。
それは、人それぞれに魂を成長させる方法が違い、学ぶことも違うからです。
だからやるべき行動も自ずと違ってきますし、正しいかどうかもその人の目的によって変わってきます。
そしてこういうことは、行動してみて初めて、自分にとって正しいかどうかわかるのです。
私たちは行動を通して、いろんなことを学びます。
言い換えれば、私たちは経験を通して学ぶ様に出来ているのです。
親は子供に失敗や苦労をさせたくないから、自分が経験した「正しいこと」をさせようとします。
でも子供と親では「学ぶ目的」が違うので、「正しいこと」も自ずと変わってきます。
それに、子供が経験したいのです。
経験を通して自ら魂を成長させたいのです。
それは親を失敗させたくないからといって、子供の大切な「経験する機会」を奪ってしまうことがあります。
親にとって大切なことは、子供が「取り返しのつかない失敗」をしないように教えてあげることと、失敗した時に支えてあげることなのです。
お金を大切にする人のところにお金は集まる
一人さんは「大切にしたものは必ず残るよ」と言います。
それでもし、あなたにお金が残っていないのだとしたら、それはあなたがお金を大切にしていない証拠です。
「そんなことはない。私はお金を大切にしている」という方もいるかもしれませんが、よく考えてみてください。
あなたが大切にしているのは、バッグや洋服や車かもしれません。
さらには「自分の好きなことをする時間」や、「自分の欲求」ということもあります。
つまり、お金が残っていないのだとしたら、あなたは「お金よりも大切にしていること」にお金を使っているから残らないのです。
一人さんは「お金には法則があるんだよ」と言って、以下のことを教えてくれました。
「お金を有意義に使わないのって、お金を粗末に扱っているのと同じなんだよ。そうすると、お金が逃げていくんだよ。
それで、自分が本当に納得しない使い方をした時、お金は逃げていって、入ってこなくなっちゃうの。
「いっぱいあるからいいや」って思うかもしれないけど、お金を粗末に扱ってはダメなんです。
お金も人も大切なんだよ。
例えば俺が1万人の軍隊を持っていて「300人ぐらいなら死んでもいいから突撃しろ!」といったとしたら、その言われた人はたまったものじゃないよね。
一生懸命に作戦を考えて戦ったとしても、それは戦いだから死ぬ人はいるんだよ。
でもだからといって、「200人や300人の兵隊が死んだっていいや」っていうのはいけないの。
それと同じで、1万円も1円も同じお金なんだよ。
粗末に扱ってはいけないんです」
人を大切にする人は、人望のある人です。
そういう人のもとにはなぜか、人が集まります。
一人さんのもとにいつも、人がいっぱい集まります。
これはまさに、一人さんが目の前の人を常に大切にしている証拠です。
それと同じで、お金を大切にしている人は、なぜかお金に困りません。
自然とお金が引き寄せられて、困らないようになるのです。
だからやはり、お金に困っている人はまず、お金を大切にすることを学ばなければいけません。
お金の価値を知り、大切に扱って、それを最大限に活かせた時、今度はお金の方から「この人のもとにいれば大切にされて、自分達を活かせてもらえる」と集まってくるようになるのです。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きも御座いません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。