自分を不幸にするって、「幸せになりな」ってあの世から送り出してくれた神との約束を破ることになるの。
何も行動しないことこそが本当の失敗
この世界には「波動の法則」というのがあります。
波動というのは周波数みたいなもので、自分がどんな波動を出しているかで、起きる出来事が変わるんだよね。
つまり、あなたが明るくて楽しい波動を出していれば、現実でも明るいことや楽しいことが起きるわけです。
すなわち、ものすごい強運になる。
その反対に、あなたはいつも暗い波動ば出してばかりだと、現実もやっぱりそれに見合う出来事が引き寄せられます。
ますます暗い気持ちになるような、嫌なことばかり起きるの。
波動はあなたの「思い」から生まれるものだから、あらゆる現実は、全てあなたが思った通りになっているんだよね。
もしあなたに嫌なことばかり起きているのなら、あなたがいつも嫌な思いを抱えている証拠なんです。
いつも楽しくて幸せな人は、やっぱり軽やかで楽しい思いを抱えているの。
そういう意味では、「絶対に失敗したくない」「失敗は嫌だ」と強く思えば思うほど、失敗を恐れる気持ちが強いということだから、その恐れの強さに比例して失敗を引き寄せます。
これは明確な事なんだよね。
それから、一人さんはこんなふうにも考えています。
強い怖れの気持ちが波動となって失敗を引き寄せることもあるだろうけど、それ以前に、「絶対に失敗したくない」「失敗は嫌だ」と思っていると、行動する前から何も行動できなくなっちゃうよね?
あなたのネガティブな考え方が、行動しようという気持ちを潰している。
実は、それが本当の失敗かもしれないよね。
自分を追い詰める考えはやめな
ある人から、こんな質問を受けました。
「失敗を気にしないようにしようと思っても、自分のミスで周りに迷惑をかけてしまうと、落ち込んでどうしようもありません。
こういう場合は、どう考えたらいいでしょうか?」
まず一人さんがアドバイスしたいのは、そうやって自分を追い詰める考え方はやめたほうがいいよってことです。
そういう考えでいると、苦しくなるだけだからね。
もうあなたは十分反省している。
これ以上、自分を追い詰めちゃいけないんだ。
自分を不幸にするって、「幸せになりな」ってあの世から送り出してくれた神との約束を破ることになるの。
そのことを覚えておかなきゃいけないよ。
他の人に迷惑をかけたらいけないって言うけど、そんなに自分を追い詰めてもしょうがないんです。
失敗って、成功するまでの練習みたいなものだから、人生にはつきものだよ。
あなたがミスしたように、他の人だって間違うことがあるの。
誰にでも失敗はあるんだ。
嘘だと思ったら、周りをよく見てごらん。
みんな大なり小なり、失敗して周りに迷惑をかけているから。
失敗した時は、迷惑をかけた相手にちゃんと謝って、自分にできるフォローをしっかりすればいいんです。
自分を不幸にするほど追い込んじゃいけないよ。
失敗して人に迷惑をかけたら、その経験で「失敗するとすごく落ち込む」ということがしみじみわかります。
だから、自分が大きな失敗をすればするほど、他の人のミスにも寛容になるし、相手を許してあげられるようにもなる。
その失敗は、あなたは優しい人に変えてくれる学びなんだ。
大抵の失敗は大した話じゃない
失敗した時に自分を責める人って、同じことを他の人にもしちゃうんです。
自分に許せないことを、他の人に許せるわけがないよね?
だから、失敗した人を強く責める。
もしあなたが他の人のことを許したいと思うのなら、まずは自分を許すことから始めなきゃいけない。
自分の失敗を許せるようになれば、必ず人の失敗も許せます。
誰かが失敗しても、「そういうこともあるよね」って思えます。
自分のことも、他の人のことも、許せばいいの。
仕事やなんかだと、他の人のうっかりミスが原因で失敗することもある。
その失敗が、あなたの責任になることもあると思います。
だけど、それでも失敗した人を責めたり怒ったりしないことだよ。
愛を持って許してあげな。
だって、攻めようが起ころうが失敗しちゃったものはしょうがないし、何をしたって失敗がなかったことにはならないんだよね。
失敗したら、どうすればうまく対処できるか考えたらいいだけのこと。
ひょっとしたら、その対処が良くて「失敗したおかげで想像以上に上手くいった」
なんてことがあるかもわかんないよ。
うまい対処法を見つけられたら、もう同じ失敗はしないね。
そもそも、大抵の失敗は大した話じゃない。
その証拠に、みんな小さい時から失敗だらけで、悲惨なこともいっぱいあったはずだよ。
だけど、普通に生きてるよね?
大騒ぎするほどの問題じゃないんです。
それなのに、失敗する度に自分を責めて、自分に重しを乗っけて・・・・・・。
あのね、そんなことばかりしていると、ぺたんこの漬物みたいな人生になっちゃうよ。
いや、漬物は美味しいんだけど、ぺたんこの人生は嫌だよね。
失敗にはいろんな学びがある。
そこから、神に近づいてごらん。
驚くほど楽に生きられるようになりますよ。
他人に対して常に想像力を持たなくちゃ
クレーム処理などの現場では、お客さんの方に非があっても、こちらが謝罪しなければならないことがあります。
そうすると落ち込むかもしれないけど、
「こういう時、人はすごく嫌な気持ちになるなぁ」
そんな気持ちが分かるだけでも、大きな学びなんです。
心の痛みがわかると、自分が逆の立場になった時に、絶対同じことはしないぞって思えるよね。
誰でも、お客さんの立場になることがあります。
お客さんとして、お店にクレームを言いたくなることもあると思います。
だけど、そういう時にちょっと立ち止まり、
「こんな言い方をしたら相手はどう思うかな?」
「もし自分がこういう態度を取られたら、嫌な気持ちにならないかな?」
ってやさしい気持ちが持てるかどうかで、その後のあなたの人生が変わってきちゃうの。
腹が立った時に相手を攻撃すると、その瞬間はすっきりしたような気がするかもしれません。
でもね、長い目で見たらそれはあなたにとって損なんだよ。
損どころか、大損かもしれない。
なぜなら、人を傷つけないようにすれば魂が成長するから、その学びは、やがてあなたにものすごい幸せをもたらすんだ。
愛というのは、自分より弱い立場の相手に対する優しさなんです。
それを自分より弱い人に強く出るなんて、いじめと同じなの。
自分より強い立場の相手には、間違ったことがあれば強く出てもいい。
だけど自分より弱い立場の人には、力でねじ伏せるようなことはしちゃいけないんです。
相手を思いやる気持ちがないのは、愛がないってことだよ。
あなたが人にされて嫌なことは、誰だって嫌なものです。
愛を忘れないようにしようね。
やめたくなったらパッとやめな
私達が住むこの地球は、行動の星です。
行動すれば、どうなるか全てわかるようになっています。
行動することで学びが得られるし、豊かにも幸せにもなれるの。
だから、何もしないのは、それ自体が失敗と言えます。
それと同時に、何もしないことは、「何もしない」という行動である。
という風に考えることもできるんだよね。
そうすると、何もしないという行動によって現実がどうなるか学べるわけです。
なんでもやってみれば分かるから、あなたの思った通り、自由に行動してごらん。
どんな行動にも、必ず学びがあるんだ。
もし、あなたが踏みとどまりたい時は、そういう選択があってもいい。
最初はやってみたいと思って始めても、途中で「自分には向いてないな」と思ったら、さっさとやめていいんだよね。
途中でやめることだって、行動の一つ何です。
自由に行動してみると、やっているうちに「これはやめたほうがいい」とわかることもある。
それは、やってみなきゃわからなかったことなんだ。
自分でやると決めた以上は最後までやり抜かなきゃだめだなんて、おかしな観念で自分を縛りつける必要はないよ。
100万人が止めても、やりたいことはすればいい。
みんなにやれと言われても、したくないことはしなくていい。
続けたいと思えば続けたらいいし、やめたくなったらパッとやめていい。
大丈夫だよ。
どれも全部、あなたの学びになるからね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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