言葉によって現実を引き寄せるんだっていうことがあるんです
- トイレを掃除するのは思いやりの気持ちから
- 何か一つやったら、「よくやった」と自分を褒める
- 笑顔じゃない人にも「いい笑顔ですね」
- 言葉が変われば人生も変わる
- 追伸 本当に毎日が楽しく、幸せになります!!
トイレを掃除するのは思いやりの気持ちから
掃除が苦手な私ですが、こまめに掃除する場所もあります。
それはトイレ。
トイレをきれいにしていると、金運に恵まれるという話がありますよね。
昔、「金隠し」と呼ばれていたように、お金ととても縁がある場所とも言われます。
また、トイレには烏枢沙摩明王という神様が住んでいて、身を清め、世の不浄が清められるように祈る場所だとも言われます。
つまり、トイレとは、この世と、あの世とか霊界と呼ばれるような不思議な世界とがつながっている場所だということです。
ある人が、どうしたらお金持ちになれるのか、世界中のお金持ちを調べたところ、共通点がたった一つあったとか。
どの家も、トイレがとても綺麗だったというのです。
私がトイレを掃除するのは、トイレが綺麗な方が、自分も人も、気持ちがいいから。
自分で言うのもなんですが、こういう思いやりの気持ちが、いい運を呼び込むんじゃないかと思います。
家のトイレだけではありません。
外出先のトイレでも、汚れていたら、簡単に拭いて出るし、トイレットペーパーがなくなりそうだったら、次の人のために補充しておきます。
なんだかトイレって、そこの家のすべてを表しているような気がするんです。
どんなに素敵なインテリアのお家でも、トイレが汚れているとがっかりしてしまいます。
でも、そんな素敵なお家でトイレが汚れているということは、今まで一度もありませんでした。
トイレが汚れている喫茶店も、また行きたいとは思いません。
大概そういうところは、スタッフの感じも良くない気がします。
お店のトイレは、 家のトイレよりも人の出入りが多い分、汚れやすい場所です。
そのトイレが綺麗だということは、従業員の教育もしっかり出来ているということ。
お客様に気持ち良く利用してもらいたいという思いがあるから、トイレまでピカピカなのでしょう。
こういうお店は繁盛するでしょう。
それでお金持ちになる。
そういうことじゃないでしょうか。
トイレを掃除するとお金持ちになるというので、トイレだけ掃除して、他の部屋は汚いままという人の話を聞いて、一人さんが言っていました。
「トイレだけじゃなくて、家の中がどこにも綺麗にしておいた方がいいよ。その方が気持ちいいからね」
私も肝に銘じようと思います。
何か一つやったら、「よくやった」と自分を褒める
私は自分を褒める達人ですから、どんな時にも自分を褒めます。
仕事がうまくいった時はもちろん、うまくいかなかった時でも、「よくやった、はなゑ」「がんばった、はなゑ」と褒めます。
だって、本当にがんばったんですから。
前に書いたように、うまくいかない時は、うまくいかない方がいい理由があるのです。
くよくよせず、何が悪かったのか考え、理由がわかったら次に進みます。
仕事で四苦八苦している時は、「いいぞ、はなゑ」「がんばれ、はなゑ」「えらいぞ、はなゑ」。
もうしょっちゅう褒めています。
もちろん、プライベートでも。
私は余裕をもって家を出るということが苦手で、待ち合わせなどはいつも時間ギリギリになりやすいのです。
私の担当の地区は東北なので、よく新幹線を利用するのですが、何度ホームをダッシュしたことでしょうか。
ギリギリ飛び込んでセーフ、何ていうことがよくあります。
息を切らせながら、「やっぱりもう少し早く家を出なくっちゃ・・・・・・。でも、息を切らせてがんばったね、はなゑ」なんて。
先ほども話しましたが、掃除をするとお金が貯まるといいますよね。
本当にそうなんです。
私は掃除が苦手です。
でも、ある時一念発起して家の中を片付けてみました。
そうしたら、出てくる、出てくる。
一度だけ袖を通してそれきりになっている服、一度も使わずに勝ったことさえ忘れていたバッグ・・・・・・。
買わないで貯金していたら、どれだけお金が貯まったことか。
処分するとき身を切られるような思いでした。
幸せになるためにも掃除した方が良いというようなことを、以前『斎藤一人 幸せを呼ぶ魔法の法則』( PHP 文庫)にも書きました。
でも、忙しくて出張が重なったり留守がちになると、毎日掃除するのが難しい時もあります。
だから、完璧に綺麗にはできないけど、気がついた時にちょっとずつするようにしています。
たまった雑誌を片付けたり、ちょっと窓を拭いてみたり。
そんな時にも褒めるんです。
「えらいぞ、はなゑ」って。
世の中には、「やるなら徹底的に」と完璧を目指している人がいるようですが、なんでも完璧を目指していたら疲れてしまいます。
それ10のうち8できたのに、「ああ~、全部できなかった」なんて思うのは、もったいないことです。
だから、できなかったことを数えてはだめです。
昨日より一つでも良くなれば、「よくやった」「えらいぞ」と自分を褒めてあげましょう。
笑顔じゃない人にも「いい笑顔ですね」
一人さんの弟子の中でも、褒める名人といえば、みっちゃん先生です。
誰に会っても、必ず「いい笑顔ですね」と褒めます。
誰にでも、どこにでも、必ずです。
こんなことがありました。
みんなで喫茶店に入った時のこと。
仏頂面のウェイトレスさんがやってきて、ドン、ドンとと水を私たちの前に置きました。
もうびっくりです
それでも私たちは修行を積んでいますから、どんな置き方をされても、「ありがとうございます」と言います。
でも、心の中では、「何かあったのかな」「彼氏の前で、こんな顔してるんだろうか」など、こんな態度を取るウエイトレスさん自分の渦が巻巻きます。
と、その時、みっちゃん先生が「あなたの笑顔、素敵ですね」。
こういったのです。
ウェイトレスさんにも驚きましたが、みっちゃん先生にも驚きました。
そうしたら、もっと驚くことが起きたのです。
なんと、それまでセンブリ(漢方の苦いお薬です)でも飲んだんじゃないかと思うほど、すごい顔していたウェイトレスさんにパッと笑顔が広がったのです。
みっちゃん先生によると、「誰だって、素敵な笑顔を持っている。私たちに笑顔を見せないのは、その人がちょっと笑顔の出し方を間違えているか、忘れているだけ。
思い出せば、誰だって素敵な笑顔を持っているのよ」なのだそうです。
また、別の喫茶店に入った時の事。
ニコニコと素晴らしい映画のウエイトレスさんがやってきて、「みっちゃん先生ですよね。私、〇〇という店にいた時、みっちゃん先生に笑顔を褒められたんです。それが嬉しくて」。
こう言われて、私たちも思い出しました。
なんと、あの苦虫を噛み潰していたウエイトレスさんだったのです。
みっちゃん先生の一言が、彼女をこんなに変えたのです。
もう魔法と言ってもいいぐらいです。
みっちゃん先生は、「いい笑顔ですね」が口癖になっていて、どこで自分がそんなことを言ったのか、すっかり忘れているんですけど、褒めていると、その人の心に灯をともして、「笑顔でいよう」と思ってもらえる。
しかも、感謝もしてもらえるんです。
ティンカー・ベル(ディズニー映画にもなったピーターパンの妖精)が魔法の粉をふりかけるように、みっちゃん先生は行く先々で、笑顔になる魔法の粉を振りまいているのです笑顔になる魔法の粉を振りまいているのです。
私も、出会った人の心がポッと明るくなるような、魔法の粉を振りまいて行きたいなと思っています。
言葉が変われば人生も変わる
私が一人さんと出会ってから、20年以上経ちました。
その間、一人さんから数え切れないほどのことを教わり、仕事をしながら、「本当に一人さんの言うとおりだな」と、何度思ったかわかりません。
今、父が病気になり、改めて一人さんの教えの奥深さを感じています。
家族が癌だと告げられたら、取り乱すのが普通ですよね。
でも、私はその時、「これは私は私達家族に、神様が何かをしようとしているんだ」と思いました。
そして、今まで一人さんに教えてもらったことを、一からきちんとやってみようと思いました。
おかげで今では、父が病気であることすら、みんな忘れています。
家の中は、感謝の言葉に溢れ、本当に毎日幸せに明るく、楽しく過ごしています。
これもずっと一人さんに「天国言葉を使いなよ」と言われ、お気に入りのハイヒールを履いて出掛けたら、マンホールのくぼみにヒールがはまって転んでしまった時も、「大丈夫ですか!?」と駆け寄ってくれた人に、「大丈夫です。足まで折れなくて、本当についてました」何て言って、歯を食いしばりながらにっこり笑うという修行を続けてきた成果かなと思います。
どんなことでも「ついてる」と思い、それを言葉にしているうちに、「考えようによっては、どんなことでも本当についてるんだな」と思えるようになりました。
「困ったことなど起きない。起こることは全部自分の成長のため」と思えるようになりました。
小さなレッスンを一つずつ重ねてきたから、「まさか」と思えるような事態に直面しても、 冷静に対処できているのだと思います。
毎日言い続けてこなかったら、いざという時にもきっとそんなふうに考えられなかったでしょう。
天国言葉を言っているだけで幸せになります。
これは本当にそうなんです。
嘘だと思ったら、今から(今日から、ではありませんよ。たった今から)、天国言葉を話すようにしてみてください。
「何もいいことなんかない」と思っていたのが、「私の周りには、こんなにいいことばかりあったんだ!!」と気づくようになります。
そして、何が起こっても「ダメかも・・・」何てしょんぼりすることもなくなります。
「絶対大丈夫」という自信が、ふつふつと体の中から湧き上がってきます。
お金も技術も必要ではありません。
ただ言葉を変えるだけで、幸せがやってくるのです。
そうなったら、二度と不幸なことなんか起こらないのです。
言葉が変われば人生も変わる!!
あなたにすべての良きことが雪崩のごとく起きます!!
追伸 本当に毎日が楽しく、幸せになります!!
私も、一人さんを真似て、気がついたら「ありがとう」と言うようにしました。
例えば、パーキングエリアでトイレに行った時、トイレ掃除してくれた人を見たら、
「いつもありがとうございます。おかげで気持ち良く使えます」とか。
そうすると、言われた方も嬉しいかもしれないけど、言った自分も、
「ああ、この人たちがいるから、毎日気持ちよく過ごせるんだな」と、再確認できる。
「こうして過ごせるのも、みんなのおかげなんだ。ありがたいな」という気持ちに、自然になるんです。
それに、おまけが一つ。
ニコニコして、「ありがとう」と言うようにしていたら、口角が上がってきたんですよ。
それまで「への字」口で、黙っていると不機嫌な顔に見えてたのが、黙っていても笑っているような顔になってきた。
顔って、変わるんです!!
だから、まず顔に艶を出して、キラキラしたものを身につけ、天国言葉を口にしましょう。
そして、人に喜ばれることをする、言う。
それだけで、本当に毎日が楽しく、幸せになります。
あなたに良きことが、雪崩のように起こってきますよ。
本当に。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
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