コンクラーベ

斉藤一人さんです

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斉藤一人さん がんは感謝に勝てない

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「自分の感謝のなさを教えてくれたのは、がんなんだ。

ありがたいな」ってがんにまで感謝するのです。

その時、がんは感謝されると消滅するという特徴があるのです。

 

 


がんは感謝に勝てない


例えば、病院で検査を受けたら、いにげんこつぐらいの大きさの癌が見つかったとします。

びっくりしますよね。

「なぜ、こんなにでかいがんが出来ちゃったんだろう」

「なぜ、自分だけ、こんな目にあうんだろう」

いろんなことを言って悲しみます。

でも、げんこつぐらい以外のところは、癌ではないですよね。

髪の毛は癌ではない。

顔は癌じゃない。

首は癌じゃない。

手は癌じゃない。

腸も、膀胱も、足も癌じゃない。


ところで、そのことに感謝したことはありますか?


ないですよね。それは「当たり前だ」と思って、今まで生きてきたんですよね。

だから、ちゃんと必要な治療を受けながら、手に感謝する。

「手さん、がんにならなくてありがとね」

腸に感謝して、膀胱に感謝して、足に感謝して、足の裏に感謝する。

そうやって、ずっと「感謝、感謝」ってやっていくと、

「自分の感謝のなさを教えてくれたのは、がんなんだ。

ありがたいな」ってがんにまで感謝するのです。

その時、がんは感謝されると消滅するという特徴があるのです。

なぜかと言うと、がんというのは、頑固さだったり、イライラや怒り、恨み、心配事、そういう負のエネルギーが溜まってきたものなんです。
だから、がん患者のお腹を切り開いて、見ると、癌の面構えが人間の怒った顔をしているのです。

元の写真やなんかを見ると、本当にそうなのです。

感謝の顔ではない。

グワッとお腹を開けたら、癌が笑顔で迎えてくれることは、ないのです。

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「感謝してます」の謎

私が創設した『銀座まるかん』、お弟子さん達の会社もそうなんですけれど、みんなして、

「感謝してます」

という言葉をよく使います。

電話がかかってきた時でも、第一声は、

「感謝してます」です。

なぜ、「感謝してます」という言葉をよく使うかと言うと、私が、「『感謝してます』は最高の言葉なんだよ」

と言ってきたからです。

だから、創業当時からずっと、私たち「まるかん人」は、

「感謝してます」と言ってきました。

そして、世間からは非常に不思議がられています。

なぜ、不思議がられているのかと言うと、理由があるんです。

私が何で最高の言葉なのか、その意味を教えなかったから、みんなも意味が分からないまま、

「感謝してます」

というのです。

だから、非常に不思議なんですね。

それから、私のお弟子さんに遠藤忠夫さんという人がいます。

彼は経営者になる前は車の教習所で働いていました。

そして、その頃、私はただおちゃんから直属の上司のことで相談されたんです。

その上司に挨拶しても無視される。

それから、ただおちゃんは教える資格を持っていたのに、教える仕事させてもらえなかったり・・・・・・。

一種のいじめみたいなものですね。

そういう悩みを相談されて、私はただおちゃんにこう言ったのです。


「その上司に『感謝してます』と言ってごらん」

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「感謝してます」で脳のスイッチが切り替わる

普通、自分をいじめている人に対して「感謝してます」なんて言えないですよね。

ただおちゃんも最初は、

「そんな、とんでもないですよ」

と言っていました。

だけど、心の中でいろんな葛藤があったけれど、最終的にただおちゃんは、

「よし、言うぞ」と決意したんです。


そして、ある朝、その上司に言いました。

「おはようございます。感謝してます」

上司はその言葉にびっくりして、つい「おはよう」って、ただおちゃんに挨拶を返したそうです。

それを境に上司の態度が180度変わりました。

「遠藤君は自動2輪を教える免許を持ってたよね。そろそろ自動2輪を教えてみないかい?」とか。

しまいには、「遠藤君、今晩、飲みに行こう」って。

ただおちゃんのことを可愛がってくれるようになったんです。


このエピソードを離すと、大概の人はびっくりして、

「不思議だ」

と言うのですが、これは不思議ではありません。

実は、嫌がらせをする人というのは、自分が嫌がらせをしている人間に、

「感謝してます」

と言われたと同時に、脳のスイッチが「カチッ」と切り替わって、嫌がらせを止めるようにできているのです。

脳のスイッチが切り替わるというのは、褒められたとか、煽てられたという単純な話ではありません。

これは、皆さんが想像している以上に深い話なのです。

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20年後の種明かし

「感謝してます」

この一言で、ただおちゃんの問題が解決したのは、なぜなのか。

私は、誰かにいいことを教えた時、

「なんで、それをするといいんですか?」

と聞かれても、本当のことを言うのは、20年後にしようって決めているんですけれど、今日は特別に話します。

実を言うと、私は、「上司に感謝してます」と言いたがらないただおちゃんに、こういう話をしたのです。


「ただおちゃんの職場には、嫌がらせする上司が一人いるよね。

だけど、上司はその人だけじゃない。

他に何人も上司がいるよね。

その中で嫌がらせをするのはその人だけだよね。

同僚もしないし、他の先輩もしないよね」

なぜ、こんなことを言ったのかと言うと、

「あの上司が変わってくれたらいいのに・・・」

「この上司を何とかするのには、どうしたらいいでしょう」

そんなことばかり、ただおちゃんは考えていたからです。

要するに、自分に嫌がらせをしない人たちに対して感謝がないのです。

「自分に嫌がらせをしないのが当たり前だ」

と思っていた。

でも、嫌がらせをしないのは当たり前ではありません。

それは、すごい幸せなこと。

そして、それは奇跡なんです。


だから、嫌がらせをしない人に感謝しなきゃいけないのです。

「伊藤さん、感謝してます」

「鈴木さん、ありがとね」

そうやって、自分に意地悪をしない人達に一人ずつ感謝する。

そうすると、心が落ち着いてきて平和になってきます。

その時、今まで自分に感謝が足りなかったことに気づくんです。

「感謝を教えてくれたのは、自分に嫌がらせをしている、あの人なんだ。

あの人が私を目覚めさせてくれたんだ」

ということにも気づき、そして、嫌がらせをしていた人間に、

「感謝してます」

といった時に、その人間の脳がガチャガチャガチャって動いてお役目が終わるようになっているのです。

「お役目」とは何かと言うと、あの人は、あの世にいる時に決めてきてるのです。

この世で、あなたの魂の成長を助けるために、

「自分は嫌がらせをするんだ」

と決めて出てきています。

でも、その役目は、感謝でもって終了するのです。

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霊格を上げると同時に問題が消えてなくなる法


生きていると、色々な問題が出てきます。

そして、問題が出てくると、大抵、人は悩んだり、苦しんだりします。

でも、問題というものは、自分の魂を成長させるためのものなんです。

人間は、自分に起きた問題を利用して魂のステージ、いわゆる「霊格」を上げていきます。

ただ、ほとんどの人は、自分の魂をどうやって成長させるかを知らない。

それどころか、目の前に起きた問題が自分の魂を一つ上に上げる階段だということも知らない人も多いんです。

だから、苦労したり、悩んだりするのです。

でも、私はなぜか、昔から知っていました。

問題が起きた時「魂を成長させる方法」というのがあることを。

魂を成長させると同時に、その問題を解決してしまう方法があるということを。


その方法はたったひとつです。

たった一つの方法で、全部の問題が解決できます。

それは、感謝です。

 

追伸 胃がん末期患者とその家族に、驚きの奇跡

一人さん曰く、「人間の心は創造者、心が思った通りの人生になる」と。

あなたの心は、あなたが想像したことを引き寄せるのです。

似合わないことは起こらない。

これも、一人さんが教えてくれた、この世の仕組み、宇宙の摂理です。

一人さんから教わった、これから二つのことを証明するような出来事を、私たち一家は体験しましたので、お話しさせていただきます。

あれは、私がまだ二十代の頃のことです.

母が突然、「今まで黙ってたけど実はね・・・・」と打ち明けてくれました。

父は末期ガンだった、とのことでした。

「あなたが中学生の頃、パパは末期がんを宣告されたの。
手の施しようがなく、治療は諦めてくださいって、お医者さんに言われたのよ」

母の打ち明け話に、私は驚きました。

なぜなら、記憶をたどってみても、両親がそんな深刻な問題に勅命している雰囲気を出していた場面が一切思い出せなかったからです。

確かに、当時、父は吐血し、担ぎ込まれた病院で胃潰瘍と診断されて入院していました。

でも、母は、毎日まるでデートに出かけるかのごとく、父が入院している病院に通っていました。

私は兄がお見舞いに行くと、父も母もいつもと変わらず明るく楽しげなので、私たちは「ただの胃潰瘍みたいだし、元気そうで良かった」と安心していたのです。

それが、本当は胃がんの末期で、もう手の施しようがなかったとは。

でも、うちの母に、主治医から末期の宣告を受けた時のことを尋ねると、

「不思議ね。パパが死ぬなんて、全然、想像できなかったのよ」と言うのです。

父は父で、吐血が1年も続いているのに自分がガンだとは思っていなかったのです。

なんて能天気なのでしょう。

胃がんの診断を受けたことをは本人に黙っていたとはいえ、1年も吐血していれば、普通「もしかして自分はがんじゃないか」ぐらいは思いますよね。

なのに、父はそんなことはひとつも考えなかったそうです。

そして、胃がん末期の患者には全く似合わない、楽しい笑い声の絶えない、明るい入院生活を過ごしていました。

そして、潰瘍ができた胃を摘出する、という名目で、父は手術を受けることになりました。

手術の当日、お腹を開いてみたら、なんとびっくり!!

そこにあるはずの癌が見当たらないではありませんか。

胃の細胞を切り取って、特殊な顕微鏡でガン細胞があるかどうかを調べる検査を行っても、結果は「正常」だったのです。

では、医師の診断は誤っていたのでしょうか。

いいえ、誤診なんてありえません。

胃がんの末期ぐらいになると、誤診する方がうんと難しいと、知り合いのドクターから聞きました。

となると、やはり、癌は消えたと考えるべきなのです。

 

 

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斎藤一人さんの話を纏めました。

 

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