完璧主義者ではない方がいい。
でも、私は「完璧でなくてよかった」なんです。
- 人間、「うっかり者」でちょうどいい
- 「絶対!!」と言わなければ、ガチガチの心が少し緩んで楽になります
- 不完璧な私が最高!! 不完璧なあなたが最高!!
- 自分が気持ちいいよくやっていることは、自分がやっていればいいのです
人間、「うっかり者」でちょうどいい
私は飽きっぽく、朝が苦手な上に、ものすごい方向音痴です。
「この道をこう行って、ああ行って」と丁寧に道を教えられても覚えられません。
ですが、私は「色々できないことがあって、良かった」としみじみ思うのです。
何でもそつなくこなせてしまう人は、「何で、この人は、こんなことがわからないんだろう」とイライラすることがあるでしょう。
でも、私の場合、イライラしません。
「私が道を覚えられないが如く、この人もこのことが苦手なんだなぁ」と思うからです。
だから、あんまり完璧じゃない方がいいですね、という。
「絶対!!」と言わなければ、ガチガチの心が少し緩んで楽になります
『斎藤一人 幸せを呼ぶ魔法の法則』(PHP文庫)に、困っている人に親切すると幸せになれますよって、電車に乗っていて、お年寄りや妊婦さんを見かけたら席を譲ってあげるといいですよって書きました。
そうしたところ、読者の中に「絶対、譲らないとダメだ」と思ってしまった人がいたのですが、そうではないのです。
人はとかく、絶対の決まり事を作りたがりますが、そもそも人間社会に「絶対」ということはないのです。
人間は神様ではないのだから、「絶対」はありえません。
だから、自分がどうしてもくたびれていたら、心の中でごめんなさいして、寝たふりしていてもいいじゃないですか。
「えっ、寝たふりしていいですか?」って、いいのではないでしょうか、くたびれている時は。
それで、自分が座って気まずい思いをするなら、目を閉じてみないようにするしかない。
寝たふりするしかない。
私はそう思って、たまに寝たふりをすることもあります。
だけど、神様にごめんなさいして、そんな自分を許します。
常に人のことは許すけど、一番自分のことを許す。
それが一番肝心じゃないかな、と思います。
私は無茶苦茶自分を許す方なので、人に対しても
「いいよ、いいよ」って。
でも、自分に厳しいと、なかなか・・・・・・。
人に対しても厳しいから、ダブルで辛いですよね。
不完璧な私が最高!! 不完璧なあなたが最高!!
自分がいろんなことができて、行いが正しくて立派で、勝つ人も許せるのが一番いいのかもしれないけれど・・・・・・。
ただ、不完璧な私から見ると、その完璧さが気の毒に感じることがあるのです。
完璧な人は、何をしていなくても、存在自体が周りの人を固くさせてしまったりすることがあるでしょう。
それから、一線引かれて、特別扱いにされてしまうこともあります。
だから、私は不完璧の方がいいかなって。
不完璧でちょうど良くて、心地いいと思いますね。
自分が気持ちいいよくやっていることは、自分がやっていればいいのです
私とただおちゃんはタイプが全く違います。
鮮やかなほど真逆です。
例えば、どこかで待ち合わせをすると、私は時間ギリギリで到着しますが、ただおちゃんは約束の時間をずっと前から来ています。
仲間と海外旅行に行く時なんて、ただおちゃんは集合時間の3時間ぐらい前に空港に到着しているのです。
こんな風にきっちりしている人は、普通、ギリギリの人に、「自分のように余裕を持って行動すればバタバタしないで済むのだから、あなたもそうしなよ」と言ったりするでしょう。
逆に、時間ギリギリの人は「ほぼ約束の時間に間に合えばいいのに、何でそんなに早く来る必要があるのか」と言いたくなることがあると思います。
でも、「先に来てゆっくりしている」のが好きなただおちゃんは、自分が先に来ていれば満足。
「家を出る前までゆっくりしている」のが好きな私は、自分がそうしていれば満足なのです。
だから、私もただおちゃんも、自分の主義主張をぶつけ合うことがありません。
せいぜい「世の中、自分と全然違うタイプの人がいるんだなぁ」と感心する程度です。
お互い相手を「この人は面白いなぁ」と思って見ています。
こんな風にしていると、すごく楽ですね。
人は皆、それぞれ「自分はこうしなきゃ気が済まない」ということがいろいろあります。
でも、それは自分が気持ちよくやっていることであって。
だから、自分がやっていればそれでOKなのですね。
人にまで「あなたも、こうしなよ」と言い出したら、自分が苦しくなります。
でも、人に強制しなければ、本当にすごく楽。
本当に楽に生きたかったら、人の言うことに縛られないけれど、自分の言うことにも縛られない。
強い人は、周りの人の言うことに縛られないけれど、
自分の言うことに縛られがちだから、少し考えてね。
もっと、自分を大事にした方がいいですよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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