まずは、お金持ちになりたいなら「これだけは絶対に覚えてね」という話をします。
- お金に困る人は「お金に偏見を持っている人」
- いいことがあった人に「よかったね」と言うと、自分にも同じことが起きる
- 子供に突然1万円をあげてみる
- 遠くの100億円より、近くの1000万円が羨ましい理由
- 習い事をサボる子供に、経済観念をつける方法
- 追伸 一人さんと織田信長の共通点は逃げ足の速さ
お金に困る人は「お金に偏見を持っている人」
今日はお金の話をします。
お金だけは「こうすると確率が上がるよ」って言うだけで、「これをやったら必ずお金持ちになっちゃう」っていうものはないんです。
ただ、「これをやると、ものすごい勢いでお金持ちになる確率が上がるよ」っていう話をします。
四つあるけど、一つでも覚えれば大したものです。
さらに「10×10×10・・・・・・」って言うように一つでも多く覚えたら、さらにお金持ちになる確率が上がるよっていう話だからね。
まずは、お金持ちになりたいなら「これだけは絶対に覚えてね」という話をします。
お金を持てない人っているでしょ。
お金に愛されない人。
簡単に言うとね、そういう人は「お金に対する偏見を持ってる」んです。
これを聞くとみんな、「自分はお金に偏見がない」って思ってるけど、あるんだよ。それが。
そのお金の偏見っていうのが、「人の偏見」に出るんです。
例えば、「家の上役は私より働いていないのに、私より高い給料をもらってる」とか、誰かがちょっとしか働かなくて、うんとお金を儲けてるとするよね。
それに対して、腹を立ててるんです。
それから、自分よりも学校の成績が悪くて、運動もできなかった同級生がいて、自分は一生懸命に働いてやっとアパート暮らしなのに、その同級生が親に家を建ててもらったりすると腹が立つんです。
いいことがあった人に「よかったね」と言うと、自分にも同じことが起きる
腹を立ててるって言う事は、そういう人が許せないんです。
うまくお金が入ってきた人を許せないんだよね。
そうすると、そういう人は「お金が余分に入ってくるようなことを許せません」っていう波動を天に向かって出してることになるんだよ。
あのね、実力以上で構わないの。
この前、みっちゃん先生が今売れている本で『斎藤一人大富豪が教えてくれた本当に豊かになれる「お金持ちごっこ」』(KKロングセラーズ)という本を出したんです。
実はこの本、ライターさんが全部書いてくれて、みっちゃん先生は1行も書いてないんだよ。
何が言いたいかと言うと、普通は全部自分でやったことを「すごい」って言うよね。
だけど、本をかける人でも、今はなかなか本って出してもらえないんです。
それを、書けない人が出しちゃうんだよ。
そこが本当に「すごい」んです。
それで、こういう「すごい」ことを起こす魔法の言葉があるんです。
それは「良かったね」って言うの。
例えばあなたの知り合いで、実力もないのに親に家を建ててもらった人がいたら、「良かったね」って言えばいいんです。
だって、実力があったらとっくにその人は家を持ってるんです。
実力がない人に、何かいいことがあると「よかったね」なんだよ。
それで、人がいいことがあった時に「良かったね」ってすっと言えると、あなたにも同じことが起きるんです。
子供に突然1万円をあげてみる
この前「うちの子供の教育、どうしたらいいでしょう」っていう人がいて、私は「英才教育しな」って言ったの。
それで、「英才教育ってどういう意味ですか?」って言うと、「お金に対する英才教育」をするんです。
実は私も、お金に対する英才教育をされて育っちゃったんだよ。
子供の時にお金や社会のことを学ぶのには、三つの段階があるんです。
一つ目は、子供に対して、ただで家の手伝いをさせる。
昔はどこの家庭もそうで、その時代は日本が貧しかったの。
二つ目は、日本もだんだん豊かになってきて、子供にお小遣いをあげられるようになったんです。
それで、これは既にみんなもやってるか分からないんだけど、子供がお手伝いをすると「いくらあげるよ」って。
例えば「毎日下駄箱を掃除すると100円あげるよ」とか。
これをやるとどうなるかって言うと、子供は「働けばお金になる」って思うんだよ。
もちろん、これはいいことです。
「働いたらお金がもらえる」ということを教えるのは、続けた方がいいよね。
でも、これだけでは英才教育にはならないんだよ。
そこで三つ目。
英才教育っていうのは、脈絡もなく突然1万円をあげたりするんです。
それが誕生日とかお正月とかじゃだめなの。
「何で今日くれるんだ」っていう時に、突然あげるんだよ。
そうすれば、脳は「俺はこの家に生まれただけでお金がもらえるんだ」とか、脳が臨時収入を受け入れるようになるんです。
人は、時々何の労働もなく所得が入ってこないと、不労所得がある人を妬むようになるんです。
うまくやっている人の事を妬むようになるんだよ。
これね、代々お金に対する家の特徴なの。
一子相伝みたく、ずっと続いているんだよ。
いや、本当なんだよ。
私の育った家はおかげさまで、外からお客様が来たりなんかすると、「僕ちゃん」とか言ってお金くれて、やたらお金がもらえる家だったんです。
だから臨時収入があるのが当たり前だったから、「人にもそういうことがあるもんだ」って思うんだよね。
そうすると、人に臨時収入があっても妬んだりしないんです。
でも人の臨時収入を妬んだりすると、自分の臨時収入もなくなってきちゃうの。
上手くお金が入り込んで来なくなっちゃうんです。
なぜ来ないかって言うと、そういう人の事を許せないから。
あなた自身が「臨時収入を許さない」っていう波動を出してるんだよ。
遠くの100億円より、近くの1000万円が羨ましい理由
誕生日にお小遣いをあげると、「誕生日になると貰える」って思っちゃうんです。
だから、英才教育したいなら関係ない日じゃないとダメなんだよ。
臨時収入があると思うと、人ってウキウキするんです。
そして、人を妬まなくなるの。
「あぁ、あの人にもいい人ことがあったんだ。そしたら俺にもいいことあるな」って思えるんです。
臨時収入だけじゃ人は生きられないから、ちゃんとした収入があることも大切です。
でも時々、臨時収入があると、人はものすごいハッピーになっちゃう。
それが「臨時収入は自分が少ないんです」とか、「どうも仕事がうまくいかないです」「お金の回りが悪いんです」っていう人は、どっかで人のことを恨んだり妬んだりしてるんだよ。
さらにその妬みというのは、距離に比例するんです。
「アメリカで誰かが100億円の遺産をもらいました」と聞いても、そんなに腹は立たないんだよ。
それより隣の人が1千万円もらった方が腹が立つんです。
距離に比例するんだよ。
つまり「友達にいいことがあった」とか「兄弟にいいことがあった」とか、自分との距離が近ければ近いほど、その妬みも大きくなるんです。
人にいいことがあった時に「良かったね」って言える人は、「こちらも受け取る準備ができてますよ」「いつでもOKですよ」って、天に向かって言ってるのと同じなの。
でも妬んで心を閉じている人は、それができないんだよ。
だから、へんてこりんな教育じゃなくて、たまにお小遣いで1万円をすっとあげたりする。
これがね、お金の英才教育なんだよ。
習い事をサボる子供に、経済観念をつける方法
お金の事って簡単なの。
この前ある人が、子供に水泳を習わせてるんだけど、その子はサボって友達と遊んでいる方が楽しいから行かないらしいんだよね。
それで、私はその人に言ったの。
「別に泳げなくたって、魚じゃないんだからいいんじゃないの?」
でもその人は、「月謝を払ってるから、サボってるともったいないような気がして」って言うんです。
ちなみに「月謝いくら?」って聞いたら、7000円だとのこと。
それなら、「お前が水泳に行きたくないのならやめて、その月謝の分の1000円をお前にあげるね」って言うんです。
すると子供は、行きたくない所に行かないで済む上に、1000円もらえて、お母さんは6000円得なんだよね。
この当たり前の計算がさらさらとできれば、「経済ってこういうものだからね」とかって、経済観念が働くようになっちゃうんだよ。
なんか、周りが泳げると「自分も泳げないといけない」ような気になるけど、私は泳げないからね。
泳げない人って溺れないんだよ。
だって、水の所に行かないんだもん。
それで、ボートとかに乗る時は救命胴衣を必ずつけてるんだよね。
逆に、泳げるやつが危ないんだよ。
そんな簡単なことをちょっと覚えておいて、たまに子供にお小遣いあげるといいよ。
追伸 一人さんと織田信長の共通点は逃げ足の速さ
苦しいところから逃げようとした時、ものすごく嫌な人が出てきて、こんなこと言われたとします。
「そうやって逃げるから、あなたの人生がうまくいかないんだ」
あのね、人のことに余計な口出しするなって話だよ。
俺だったら、そうやって相手にキレるね。
でも、それって本当だよ。
口出ししていいのは、自分のことだけなの。
それを、人の人生にいちいち口出ししてくる奴がいたら、逃げぎわに逆ギレしちゃえばいいんだ。
それで相手もキレ返してきたらどうするんですかって、そういう面倒な相手とは関わらないのが一番だから、黙って逃げたらいい。
レベルの低い言い合いをしても、自分の波動を下げるだけだからね。
あのね、戦国武将の織田信長って、攻める時にはものすごい勢いで前に出たんです。
その代わり、負け戦となれば、味方すら気づかないうちにさっと逃げた。
昔から、攻めるのが早い人は、逃げ足も速いんです。
だって首を取られてからでは遅いからね。
俺もね、信長に匹敵するほど逃げ足が速いよ。
速いなんてもんじゃない。
俺は神的に生きているから、頭で考えるより先に足が動いちゃうくらい、逃げ足が速いんです。
昔、みんなで温泉旅館に泊まった時、ただおちゃんと大浴場へ行ったね。
で、能面を作っている職人さんと知り合ったんです。
その人がのお面の作り方を細かく教えてくれるものだから、お風呂から上がっても、外の長椅子に座ってずっと話を聞いていたんだよね。
そのうちに、向こうからおっかない顔した女の人が来るのが見えた。
その瞬間、俺はその場をすっと離れたの。
その女性は能面を作っている方の奥さんで、あまりにもご主人の帰りが遅いから、しびれを切らして迎えに来たんだよね。
俺はさっと逃げたから難を逃れたけど、気の毒なことに、逃げ遅れたただおちゃんは、お説教に巻き込まれてとばっちりを受けたの。
一人さんはなぜパット逃げたんですかって、女房以外であんなにおっかない顔した女性はいないからね。
あの顔を見たら、逃げずにはいられなかったんだよ。
そんな風に、世の中には逃げた方が良い事って沢山あるんです。
夫婦喧嘩でもなんでも、どっちかがその場を立ち去ってしまえば、それ以上の喧嘩にはならないの。
喧嘩は一人じゃできないからね。
それをいつまでも逃げないから、相手を殺すほど憎しみが大きくなっちゃうんだ。
怪しい空気になったら、どっちかがパッと表に出る。
逃げたほうがいいんです。
その場を離れることでクールダウンできるメリットもあるんだけど、それはそもそもムカつく相手には、逃げることが最高の仕打ちにもなるんだよ。
だって、文句を言いたくても、逃げられちゃったら言えなくなるからね。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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