「今はそういう時なんだな」と思えばいい
やる気の出ない時の対処法を言うよ
斎藤一人さん
ある人が、なかなかやる気が出ないことに悩んでいたんです。
どうしたら、やる気が出ますかって。
このお悩みに一人さん流で回答すると、やる気が出ない人は、無理にやる気を出す必要はないんです。
前向きな気持ちになりたいとか、やる気を出したいとか、そういうのって無理にできるものではないし、自分でコントロールはできないの。
やる気が出ない時は、「今はそういう時なんだな」と思えばいい。
そうすると不思議なもので、しばらく何もしないでいると、なぜかやりたいことが出てくるんだよ。
エネルギーが溜まってくると、退屈して何かに挑戦したくなる。
人間はそういう風に作られているから、その時が来るまで待てばいい。
時間はいくらでもあるんだからさ。
みっちゃん先生
無理に動いても、やっぱりいい結果にはならないでしょうしね。
あと、親や学校の先生が、子供によく、「人間、やれば何でもできる」と言いますけど、一人さんはそんなことは言いません。
できないことは自分に必要なものだから、できないままでいいんだよって。
斎藤一人さん
できないことで不利益がある場合は、練習すればいい。
例えば、挨拶やなんかは、できないよりできた方が絶対にいいよね。
笑顔で挨拶ができる人は、誰が見ても気持ちがいい。
明るい挨拶は人を笑顔にするから、それができる人は周りから好かれます。
そうすると、自分が困っている時にみんなが助けてくれるんだよね。
わからないことがあれば教えてくれたり、できないことを手伝ってもらえたり。
こんな風にメリットがあるものは、やっぱりできた方が得だし、できない人はちょっともったいない場面があるかもしれないよね。
だけど、学校の勉強やスポーツやなんかは、苦手なのに無理して上を目指してもしょうがないの。
苦手なことは、いくらがんばってもせいぜい普通になるくらいで、自分の人生には大して影響のないものだから。
みっちゃん先生
人並み以上の実力につながるのは、やっぱりそれが好きだったり、得意だったりするからでしょうね。
斎藤一人さん
そういうこと。
だから、苦手を克服することはない。
できないことは、それが得意な人に任せたらいいんです。
苦手なことは、そもそも自分に必要ないものなんだ。
ちなみに、さっき、「笑顔は役に立つよ」という話をしたけど、それでも笑顔が苦手、人と会うのは苦手っていう場合は、人と会わない仕事もあるから、そういう職業を選べばいいよね。
無理する必要はありません。
そういう人は、人と会わない仕事で成功するようになっているんだ。
好きなことすれば集中力は勝手に続くもの
斎藤一人さん
好きなことは下手でも楽しいという話をしました。
うまくできないことでも、それが好きならいくらでも練習できるし、時間を忘れて没頭するよね。
そうすると、最初はどんなに下手でも、いずれ頭角を現す。
好きで好きでたまらないことは集中力も続くから、早く上達するし、結果にもつながりやすいんです。
たまに、「好きなことをしているのに集中力が続きません」
「好きなはずなのに、思うような結果が出ません」とかって人がいるんだ、それは多分、好きのレベルがまだ低いんだろうね。
本当に好きなことだったら、わざわざ集中しようと思わなくても勝手に集中しちゃうの。
集中できないことで悩むはずがないんです。
そもそも、結果が出なくても、好きなことをしているってだけで、十分幸せな成功者じゃないかな。
みっちゃん先生
集中力が続かない場合、普通は集中力を養う方法を探しがちですけど、それよりも、もっと自分が集中できそうな楽しいことを探した方がいいということですか?
斎藤一人さん
その通りだよ。
プラモデルやなんかが趣味の人でもさ、見てるとものすごい集中力なの。
何時間でも作り続けるでしょ?
麻雀好きな人にしても、テンパる(リーチの状態)とゾーンに入るみたく集中するし、一生懸命やるんです。
誰が何の牌を出すか、ものすごい集中力で絶対に見逃しません。
好きなことをしていて、いよいよってところで集中が切れることはまずないよね。
周りが「そろそろやめたら?」って止めても、やめられないくらい集中するの。
だから、集中できずに悩むってことは、まだ好きのレベルが足りないんだね。
思ったほど好きじゃなかったってことだよ。
みっちゃん先生
ただ集中力を養うだけでは、結局、自分に無理をさせることにもなりかねません。
それだったら、人に邪魔されても集中が切れないような、熱中できることを探した方が早いし、自分も楽しいですよね。
でも、ほとんどの人は、愛のある仲間がいたら幸せなものだと思います。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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