俺たちは縁のある人に対して愛を出すことしかできないんだよ。
自分が出せるものは、ささやかな愛だとあなたは思っているのかもしれないけどね、実は、それがすごいことなの。
『そうでない縁』
「縁」という言葉を見て「人間関係」を思い浮かべる人が多いでしょう。
それ以外に「縁」は「関わり」とか、『出会い』を生み出すきっかけを意味することがあります。
今世、出会う人は、前世もともに笑ったり泣いたりした「縁」があるから、今世、出会うのです。
もちろん、今世お付き合いする「縁」もあります。
今世「いい縁」を作ることもあれば、「そうでない縁」を作ることもあります。
作るのであれば、「いい縁」を作りたいですね。
前世の「そうでない縁」も「いい縁」になったら最高です。
『運命の人』とは「そうでない縁のある人」のことなんです。
皆さんが「そうでない縁」に気づき、楽しく明るく、その縁を「いい縁」に変えるコツを教えてくれる「ひとり言」をお届けします。
「過ちが去る、と書いて過去なんだけど、過ちを帳消しにするには『奉仕』がいるんだよ」
一人さんに会いに行った時のことです。
いつものように雑談していたら、一人さんが、「これ、ちょっと読んでみて」と、1枚の紙を私に手渡してくれました。
その紙には皆さんに今からお見せするような文章が書いてありました。
──最大の奉仕は仕事をすることです。
だけれども、ボランティアは世の中にある奉仕のほんの一部です。
専業主婦は『主婦』という仕事です。
仕事についていない人は、散歩の途中、道に落ちている釘やタバコの吸い殻を拾うことです。
全てを拾うのが無理なら、その中の1つだけでもいい、拾って歩く。
それによって地域の人が歩く道を美しくする、という奉仕が行えます。
具合が悪くて家にいる人は、笑顔でいること、美しい言葉で話すこと、そして、魂の原点「愛と光と忍耐」を思い出すために「ふわふわ」という言葉を言ってみる。
それをしばらく毎日やってみることです。
1000回を超えた頃から波動が変わり、運勢が好転してきます。
自分以外の人のことで悩んでいる人も、まず「ふわふわ」を唱えること。
そして、心が晴れ晴れとした幸せな自分でいるよう努めることです。
相手を明るくするよりも、自分が明るくなるように努めるのです。
それが相手を幸せにする一番の近道です。
「相手に変わってほしい」とか、「こうなってほしい」と思っている心は幸せでありません。
自分が明るく幸せになることを考えるのです。
それができないのであれば、「ふわふわ」と唱えることです──。
ちなみに、魂の原点「愛と光と忍耐」とは、『いのち』のキャンドルサービスをしてくれた神様のエネルギーのことです。
「ふわふわ」と唱えると、魂の原点のエネルギーで自分の中が満たされて、めちゃくちゃ幸せになっちゃいます。
私は全文を読み上げると、「これ、何ですか」と尋ねました。
一人さん曰く、
「過ちが去る、と書いて『過去』なんだけど、心が掴んじゃって去らない人がいるんだよね。
はるか遠い昔に体験した記憶が残っていて、恨んだり、悔やんだり、『自分はあんなことしちゃって』と自分を責めているんだよ」
「なぜ消えないの?」
「マイナスとプラスのバランスが崩れているんだよ。
本来はね、前に自分がマイナスの経験をしたって、今世、自分はプラスの『いいこと』をして喜ばれた時、『やった!! 自分はお役に立てたんだ』という喜びで、マイナスが帳消しになるんだよ。
ところが、ほとんどの人は、そういうバランスの法則も、帳消しにする方法を知らないから、今世新たにマイナスの経験を積んじゃうの」
一人さんの話を聞いてピン! と来た私は言いました。
「私、帳消しにする方法、知っていますよ。
神言葉『ふわふわ』を言って、さらに、ひとりさんが教えてくれた『白光の誓い』を実践することじゃない?
自分を愛して他人を愛します
優しさと笑顔を絶やさず、
人の悪口は決して言いません。
長所を褒めるように努めます」
一人さんは、「そうそう」と大きく頷くと、こんな話をしてくれました。
「『白光の誓い』にある行いを『奉仕』と言うんだよ。
自分が住んでいる国へ地域が明るく豊かな場所になるように尽くすことだったり、自分と縁した人や周りの人たちが明るく豊かになるように尽くしたりすることなんだけどね。
最大の奉仕とは、働くことなんだよね。
分かるかな?
働いていること自体が、奉仕なんだよ。
例えば、コンビニの経営者は雇用を作り、税金を払っているじゃない?
それって、奉仕なんだよね。
コンビニの店員さんもそうだよ。
店員さんから、俺たち、お弁当や飲み物を買ってきて食べたり飲んだりして、助かってるじゃない?
それだけじゃないよ、お給料をもらったら、何か買うじゃない?
洋服を買ったり、ちょっといいレストランでご飯食べたり、どこかに遊びに出かけたりするよね。
すると、洋服屋さんやレストラン、遊びを提供する企業が儲かって、税金を払い、この国の福祉を支え、新たな雇用を生み出したりして、社会がうまく回っていくんだよな。
ところが、ほとんどの人は自分がやっている仕事が『奉仕』だと思ってないんだよ。
自分は誰かのお役に立っているとは思わないで、『自分なんて』って思っているから、マイナスが帳消しにならないんだよ。
いいかい、恵美子さん、しっかり覚えておくんだよ。
天の神様は、この世の中で人間が報酬を行うことを求めてる、って言うんだよ。
そして、仕事とは最大の奉仕なんだよ。
そのことがわかった時、自分たちは神様の仕事をしているんだ、というつもりで人は働くようになる。
そういう人に、天は味方をするんだよ。
運命を変えるなんて、いとも簡単にできるよ。
何と言っても、天が味方してくれているんだから。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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