あなたが自分の親御さんに対して安心させてあげるだけで、ずっと遡って全てのご先祖様が安心するんです。
一番の供養はご先祖様を安心させてあげること
この話は長くなるかもわからないですね。
人間は、死ぬとあの世、光の国に帰ります。
亡くなった方の供養というのは、まず、あの世に帰り安くしてあげるという意味があるんだよね。
だから、お仏壇とかお墓に向かって、お願い事をしちゃいけないんです。
子供が受験に合格するようお願いしますとか、早く結婚できますようにとか、そんなことを言ってはいけないの。
家族全員、幸せにやっていますよ。
安心して、こちらの事はお任せ下さいね。
そう言って、亡くなった人を安心させてあげるのが本当の供養なんです。
守って下さいとかお願い事ばっかりしているとね、この世のことが気になってあの世へ行けず、仏壇の中に住んじゃったりする霊もいるんです。
浮遊霊になっちゃうんだよね。
そうすると薄暗くて陰気な仏壇になるから、仏壇の前に座るとすぐわかります。
浮遊霊になっちゃうんだよね。
もし、「うちの仏壇は何だか暗いんです」っていう場合は、お願い事を止めて、ご先祖様が安心できるようなメッセージを送らなきゃいけないよ。
私たちは死んだ後、光の国にいくつをお伝えしました。
そのためには、身軽でなきゃいけない。
思いを軽くしてなきゃいけないんだ。
この世にどれだけ財産を作ろうが、可愛い子供がいようが、愛する人がいようが、死んだら未練を残さず全部置いていかなければならないんです。
遺された人にとっても、いつまでも浮遊霊でゆらゆらしていたんじゃ、残された方だって心配だよね。
もちろん、なくなって間もない人はまだ魂がこの世にいますから、何かメッセージを伝えたくて夢枕に立ってくれることもあります。
だけど、亡くなって何年も経っている人が枕元に現れたときは要注意だよ。
未だに成仏できていないというサインだから、一刻も早くご先祖様を安心させてあげなきゃいけないの。
ただし、例外もあります。
ちゃんとご先祖様が供養できているのにそういう現象が起きた場合は、守護霊さんや指導霊さんが、亡くなった人の姿を借りて出てきてくれるということ。
これは安心していいですからね。
じゃあご先祖様はどこまで遡って供養すればいいんですかって、「ここまで」っていうのはないの。
でも、あなたが自分の親御さんに対して安心させてあげるだけで、ずっと遡って全てのご先祖様が安心するんです。
どういうことですかって、あなたにはお父さんとお母さんがいるよね。
そして、あなたのご両親にもそれぞれ、お父さんとお母さんがいる・・・・・・。
というように、どこまで行っても親がいるわけです。
親はね、子供の事をずっと心配しているんです。
子供が安心すると、親も安心するの。
だから、あなたの両親が安心すれば、あなたの祖父母も安心する。
祖父母が安心すれば、曽祖父母も安心する。
どこまでも、どこまでも、ドミノ倒しのように安心がつながっていくんだ。
ご先祖様の全員にお供え物をするって無理だよね。
大変なことになっちゃう。
それよりも気持ちなんです。
ご先祖様がいてくれるから、今の自分がある。
そのことに感謝して、安心させてあげるんだよ。
そもそも、ご先祖様にお願いばかりするってどうかと思うよ。
うちの息子を大学に合格させてくださいって、ほとんどのご先祖様は大学へ行ってないんじゃないかな。
最終学歴は近所の寺子屋で、場合によっては、その寺子屋でも成績がイマイチだったかもしれない。
それなのに、大学に合格させてくれと言われても無理なの。
寺子屋しか出ていないのに、大学受験のことなんてわかるはずがない。
お願い事していいのは、神様だよ。
ご先祖様には、感謝の気持ちを伝えるだけ。
みなさんのおかげで私はこんなに幸せですっていう思いを持って感謝するの。
それが一番の供養ですからね。
「なんとかなる」でご先祖様の魂もレベルアップ
ご先祖様が安心させようねっていう話をすると、本当は悩んだり組んだりしているのに、心を偽って「私は幸せです、安心してくださいね」とかっていう人がいるの。
だけど、それじゃあだめなんだよ。
あなたがいくら隠しても、顔やムードで、幸せじゃないってことはすぐに伝わっちゃうんです。
ご先祖様を安心させたいのなら、真に明るく幸せな人生を生きること。
そのために、「なんとかなる」という言葉があるんです。
幸せになるのは難しくないよ。
なんとかなるって信じて、自分の好きな事をめいいっぱい楽しめばいいんです。
あなたが毎日ワクワク楽しんでいると、成仏していないご先祖様はこう思うんです。
「なるほど、こういう考え方があるんだなぁ」
そして、自分の間違った考えに気付くんだよね。
人をいじめるのはだめだけど、それ以上に、自分をいじめちゃいけないんだって。
で、子孫のあなたに、
「君はすごく偉いね。自分を助けて、人も助けて。それが本当の幸せだったんだね」
って、そこで初めて成仏するんです。
人の魂は、子孫を心配することでも成仏できなくなりますが、「間違った考え」を改められないことで、この世に未練を残している場合も成仏できないの。
未練がなくなれば、スウッと成仏する。
そのきっかけを、あなたが作ってあげることもできるんだよね。
それとね、浮かばれない霊は、必ず誰かに取り憑きます。
そして、取り憑いた人まで不幸にしてしまいます。
じゃあ、浮遊霊に取り憑かれた人はどうすればいいんですかって、
「なんとかなる」
そう言って、心を明るくするの。
蔭に取り憑かれるの、その人自身にも蔭があるということ。
だから明るくすればいいんです。
明るいところには、蔭は存在できないからね。
子孫のあなたが正しい道を進めば、それを見たご先祖様は気づきを得ます。
その気づきで成仏するの。
自分が幸せになれば、先祖の助けになります。
あなたは、ご先祖様にも明るい光を届けられるんだよ。
憶えておいてくださいね。
あなたの仕事も立派な奉仕だよ
感謝する心
豊かな心
奉仕する心
この三つは、一人さんが大事にしている心得です。
感謝する心と豊かな心については、繰り返しお伝えてしていますので割愛するとして、ここでは「奉仕する心」に少し触れておきましょう。
例えば今日の話なんかでも、私は奉仕のつもりで話しているんだよね。
それから、まるかんの仕事も奉仕なの。
お金を稼ぐことも奉仕なんですかって思われるかもしれないけれど、奉仕には、
「有料奉仕」
と、
「無料奉仕」
があるんです。
仕事って、誰かに必要とされたり、喜んでもらえたりするからお金がもらえる。
それも立派な奉仕なんだよ。
有料な奉仕があるからこそ、私たちはご飯を食べられるし、自分の好きなこともできるわけです。
で、好きなことができるから、それが働く原動力になって、また人に喜ばれる仕事をしようと思えるんだよね。
わかるかい?
一方、大笑参りなんかは、無料の奉仕なんです。
人件費や雑貨(文具代や光熱費など)をうちで負担して、みんなに喜んでもらえることを提供しているの。
こういう奉仕をすると、心がものすごく豊かになるんだ。
経済的にも精神的にもゆとりがなければできないことだからね。
もちろん、自分が苦しくなっちゃうような無理は禁物だよ。
自分にできないことを無理にしようとすると、辛くなって、奉仕どころじゃなくなりますからね。
今ある幸せに感謝し、笑顔の素敵な優しい人であること。
そして、自分の出来る範囲で人のお役に立とうっていう気持ちを持っていれば、あなたの人生は絶対に、ワクワクに溢れた素晴らしいものになります。
あなたにふさわしい、楽しい人生を歩んでくださいね。
あなたなら大丈夫。なんとかなる。
有り難うございました。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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