私はなぜ、利用してくる相手から離れることができないのですか?!!
こんにちは、Greenです。今回は、なぜ、嫌いな相手なのに、関係を断ち切ろうとすれば、罪悪感を感じるのかというテーマで、お話ししていきたいと思います。
小さい頃から、自分の言いたいことを、言わせてもらえなかったり、周りから構ってもらえないということが続くと、次第にそのような状況に慣れていってしまいます。
自分が大切に扱われないことが、普通になってしまうのです。
軽く扱われる
人間というのは、自分が一旦軽く扱われるのを許してしまえば、自分が軽く扱われることに、順応しようとし、いつしか自分が軽く扱われることが、当然だと感じるようになるのです。
そして、一度軽く扱われることに慣れてしまうと、また次の人間関係でも、自分を軽く扱ってしまう人のところへ、吸い寄せられてしまいます。
あいつは自分を見下しているから、もう会うのをやめよう関係を断ち切っても、また新しい人間関係でも、自分を見下してくる人のところへ、行ってしまうのです。
いじめられてる人は、今いる環境から抜け出し、新しい環境に飛び込んでも、またいじめられてしまうということが起こります。
それは自分がいじめられる関係に、慣れてしまっているからです。
いじめられたくないと思っても、どうしても自分をいじめてくるような人に、親しみを感じてしまいます。
一旦軽く扱われることに慣れてしまうと、それが当然だと感じるようになるんです。 そして、慣れ親しんだいじめられる環境に、自ら飛び込んでいってしまうのです。
不当な扱い
相手に不当な扱いを受けても、なかなか関係を断ち切ることができなくなるんです。
子供の頃、親から十分な愛を注いでもらえなかった人は、自分は、そのままでも、愛される価値があるという感覚を得ることができません。
自分で自分のことが、価値がないと思うことで、苦しみを生み出してしまうのです。
そのような苦しみから逃れるために、他人との繋がりを求めるようになります。
誰かと一緒にいることで、そのままの自分では価値がないという感覚を紛らわそうとするのです。
そのような人は、自分が軽く扱われたり、自分が利用される関係が続いても、その関係を断ち切ることができません。
なぜなら、その人は誰かと一緒にいることで、自分の心を、癒す必要があると感じているからです。
相手との関係を断ち切り、一人になってしまったら、自分には価値がないという思いに、苦しめられてしまいます。
だから、自分がどれだけ不当な扱いを受けても、なかなか関係を断ち切ることができなくなってしまうのです。
自分が軽く扱われることに慣れてる人は、自分を軽く扱ってくる人に引き寄せられます。
そして人を軽く扱ってくる人というのは、大体周りから嫌われています。周りから相手にされず、孤立していることが多いのです。
自分が軽く扱われるのが当然だと思っている人は、そのような人に、自ら軽く扱われに行ってしまいます。
そして自分が相手に尽くせば尽くすほど、相手は、それが当然なことだと、感じるようになります。
相手が、あなたに奉仕されることが、当たり前だと感じているようになると、あなたが奉仕しないと、不当な扱いを受けたと、怒り出します。
すると、あなたは、自分が悪いと感じてしまい、さらに相手に尽くすようになってしまうのです。
このようなことの繰り返しで、軽く扱う人と、軽く扱われる人との、主従関係が、強固になっていくのです。
自分を軽く扱ってくる相手に、怒りを感じてもいい
自分を軽く扱われる環境にいると、軽く扱われていることに慣れていきます。しかし心の奥底では、自分が軽く扱われることに、怒りを感じています。
そのような人は、本当は相手に対して、怒りを感じているのに、その関係を断ち切ることができません。
なぜなら、その関係を断ち切り、一人になってしまったら、自分には価値がないと感じている自分と、向き合わなくてはいけなくなるからです。
自分一人では、心の苦しみに耐えることはできないと、感じているから、どれだけ不当な扱いを受けても、相手から離れることが出来なくなってしまうのです。
結果、自分の中の怒りを抑圧し続けることで、どんどん、心が消耗してしまいます。
自分が馬鹿にされている、見下されている、利用されていると感じているのに、相手から離れることができない人は、軽く扱われることを、当然だと受け入れている自分のことを、自覚する必要があります。
そして、自分は軽く扱われる存在ではない。自分を軽く扱ってくる人とは、付き合わないと決めることが大切です。
初めのうちは、自分を軽く扱ってくる人から、離れることに、罪悪感を感じるかもしれません。
なぜなら、一人では、自分の苦しさに耐えることができない。自分は誰かと一緒にいないとダメなんだ。
そういう依存心があるからです。相手から離れようと思った時、自分の心に残っている依存心が、あなたに罪悪感を感じさせ、元の状態に、戻そうとするのです。
一人では、生きていけないという不安があるから、相手との関係を断ち切ろうとした時、自分は間違ったことをしていると、感じるようになっているのです。
他人から利用されることが、当たり前になっている人が、自分を軽く扱ってくる人に、怒りを感じてもいいのです。
最後に
相手との関係を断ち切ることに、罪悪感を感じる必要はないんだ、何度でも自分に語りかけていきましょう。
そして、自分の意見を尊重してくれる人や、自分を大切に扱ってくれる人と関係を築いていきましょう。
あなたには、そのままの自分に価値があります。だから、自分が軽く扱われるのは、間違いだということを忘れないでいてほしいと思います。
いかがでしたでしょうか、気軽に試して欲しいと思います。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。