自分のやることにゆとりを持って、長いスパンでやる気になると、答えって出てくるよ。
Q 今新人を教えていますが、気づいたら悪いところばかりに目がいってしまいます。
教えてあげたいという気持ちと、教えるのを諦めようという気持ちとで揺れています。
どう自分の気持ちを持って行ったらいいでしょうか?
斎藤一人さん
完璧な環境を与えられる人なんていないんだよ
A こういう問題ってね、うちの若い人はこういう人だとか、うちの親子はこうだとかっていろんなことを言う人がいるんだけど、完璧な環境を与えられている人っていないんだよ。
どこの若い人もそうだよ、今の人は。
それに、本当は若い人だけのことじゃないよ。
それでも、そこをどうやったら分かってくれるようになるのか、どうやったら言い訳じゃない答えを返してもらえるかなんだよ。
例えば、「お前が言い訳するのも分かってるんだけどさ、俺の言うことも聞きや」とかって言い方を変えるとか。
「どうしたらうまくいくか?」っていうことを考えると、自分の魂の成長にもなるし、相手のためにもなるんだよね。
そこをなんとかするのが上役の仕事なんで。
難しいって言うけど、難しいからやりがいがある。
それをゲームのように楽しくやらないと、今度は自分が壊れちゃうよ。
7割の力でやってみな。
真剣にやりすぎるから、要するに100の力を出し切るから、もたなくなっちゃう。
ゆとりがないんだよね。
だから自分のやることにゆとりを持って、長いスパンでやる気になると、答えって出てくるよ。
Q 派遣社員として1日5時間程度働いています。
とても一生懸命仕事をしており、周りもよく働くと認めてくれます。
しかし、何か心底充実感がありません。
これは私の心を正すべきでしょうか、それとも違う仕事をすべきでしょうか?
斎藤一人さん
あなたの実力をもっと出していいよ
A あなたは一生懸命やっているつもりだけど、あなたの「実力」はもっとあるの。
だから、もっと一生懸命やればいいの。
100の力のうち、まだ50ぐらいしか出していないの。
他の人より50でも働いているからいいように思ってるけど、あなたの実力はもっとあるの。
高校野球をやっている子達は、負けてもスカッとしているの。
それは、出し切っているから。
その子達に、「他のスポーツに変えますか?」とか、そういうことはないの。
あなたはもっと実力があるんだよ。
自分の仕事が終わったら、隣の人の仕事もやってあげてください。
あなたみたいに能力のある人って、マレにいるんだよな。
その能力をいかしてください。
Q 職場の人間関係のストレスで円形脱毛症に。
ストレスに負けないためにはどうすればいいですか?
斎藤一人さん
自分だけが大変なわけじゃない。
それでも、笑って乗り越えるんだよ
A ストレスに負けないためには、「鈍くなる」ことだよね。
鈍くなるコツは何かというと、「大変なことは自分だけに起きているんじゃない」って思うこと。
みんな大変なの。
それを言わないだけなの。
大変そうにして、それを分かってほしいような顔してるから円形脱毛症とか出ることもあるんだよ。
あなたが嫌いなその職場の人も大変なの。
いろんなことがあるの。
その人の奥さんも大変なの。
ゴミを掃除する人も、ゴミを回収に来てくれる人も大変なの。
この世の中、大変じゃない人なんかいないの。
「どうやって大変じゃない顔をしていられるか」なの。
オレだって大変なの。
自分のことだけでも大変で潰れちゃう人がいるけど、俺は人のことも手伝う。
でもさ、「大変」って言ったらきりがないよな。
自分だけ大変だと思わない方がいいよ。
俺も大変なの。
みんな1人ずつ大変なの。
あなたより大変だけど、笑っている人もいっぱいいるんだよ。
でも、それが「普通」だよ。
働きに行くっていうのは大変なことなの。
お金を稼ぐって大変なの。
だけど、お金を稼がなければ遊びに行けないんだよな。
愚痴や泣き言を言うと、そういう人生になっちゃうんだよ。
大変だから愚痴を言ってるように見えるかもしれないけど、愚痴を言ってるからそういう人生になっちゃうの。
それが言霊の社会なんだ。
この地球は言霊の世界だから、自分が発したことは通りになるんだよ。
だから、いい言葉を言うんだよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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