なりきり行為で波動は変わる
お金持ちになりたかったら、お金持ちになった気分で行動する
自分の波動を知りたければ、あなたの周りにいる人を見ればすぐに分かります。
いつもにこやかで楽しい人たちが多ければ、あなたもにこやかで楽しい人です。
都合の悪いことを何でも人のせいにして、文句ばっかり言っている人たちが多ければ、あなたも人のせいにして文句の多い人ということです。
周りにいる人は、あなたにとって鏡のような存在なんですね。
しかし、それがあなたの望み通りでないとしたら、人はいつでも波動を変えることができます。
やってみれば簡単です。
「こうなりたい」と思う人のふりをすればいいのです。
例えば、暗い人が明るくなろうと思ったら、声のトーンを少し上げるだけで全然違います。
声色は音の性質の一つですから、最も波動に近い。
仮にものすごく暗いことを考えていたとしても、先ほどの、波動は音のように共鳴して伝わるという法則に沿えば、明るい声を出すことで、明るい波動に近づくことができるのです。
もっと言えば、声を変えると、自分の考え方も変わります。
いつも明るい声で、なるべく楽しいことをたくさん話すようにするのです。
そうすると、自分自身が音の波動に引っ張られて、考え方がコントロールされてきます。
最初は楽しくなくても、「楽しい、楽しい」って言ったり、楽しそうな顔つきをしたりすると、だんだん本当に楽しくなってくるのです。
それに連れて動きも変わってきます。
共鳴原理を自分の中で使うんですね。
考え方は急に変えられないけれど、習慣は変えることができます。
そして、習慣の方を先に変えてしまえば、考え方が引っ張られて波動が変わるという仕組みです。
これと同じように、「お金持ちになりたい」と思ったら、お金持ちの波動に近づくしかありません。
つまり、お金持ちのふりをすればいいわけです。
20年以上前、私は一人さんと出会って、こう言われました。
「おまっちゃん、お金持ちだったらどういう運転をするか、考えたことあるかい?
お金持ちが、ブーブーすっ飛ばしたり、強引に追い抜かれたりしないだろう?
いつでも優雅に運転してるだろう?
乗っている車はワゴン車でもトラックでもいい。
お金持ちになりたかったら、お金持ちになった気分で運転すればいいんだよ」
私が今、葛飾区の納税金額で毎年トップクラスにいられるのも、スタートラインは実はここからなのです。
一人さんにそう言われてから、私は運転方法を変えました。
無理に追い抜くのをやめ、スピードで相手を負かそうとするのもやめ、ひたすら優雅に・・・・・・、「お金持ちってこんな感じかな?」なんて思いながら運転しているうちに、本当に何かが変わり始めました。
友達が変わり、付き合う人が変わり、仕事の相手が変わり、人間関係が変わるにつれて、収入も自然と増えていったのです。
「変だ」と言われたら、「しめた!!」と思う
ただ、いくつか困った問題が起こりました。
波動が変わって、今まで付き合っていた人たちと、まるで話が合わなくなってしまったのです。
今までエレキギターが大好きだったのに、急にバイオリンを弾き始めたようなものでしたから、周りは、「えっ、どうしたの?」という感じですよね。
それで、「ねぇ、ギターやめないでよ、エレキが最高じゃない!!」って引き留めに来る。
そういうことが、第一段階としてありました。
しかし、私にとって、この経験は初めてではないのです。
中学の時、不良グループみたいなところにいたんですね。
不良と言っても、そこまで大げさなものではなく、中まで一斉にスカートの丈を長くするとか、禁止されているのにパーマをかけるとか、いわゆる校則を守らない常習犯だったわけです。
でも、服装は毎日チェックされるし、ょっちゅう職員室に呼ばれてお説教はされるし、職員室の黒板には「要注意人物 小俣和美」なんて書かれて、だんだんそういう仲間といることが煩わしくなったのです。
そこで、グループから抜けようとしたのですが、帰りにいつも集まる場所に行かずにいたら、電話攻勢がすごかった。
結局、延々電話がかかってくるのが嫌で、グループに舞い戻りました。
何とか波動を変えようとしたけれど、途中で挫折してしまったのです。
そういうことが過去にあって、「今度こそ、自分の信念を曲げちゃいけない」と思っていたのですが、いざ波動が変わり始めたら、友達がいない時期が来たのです。
今までの友達とも会わないし、変わった波動の知り合いもいない、そこを我慢できれば、真の意味で波動もステップアップするのですが、その期間がかなり長かったですね、私の場合は。
それから、「変だね」と、周りから言われるようになります。
「おまっちゃん、変だね、変わったね」。
そう言って、大勢の人が去っていきました。
私が、そのことを一人さんに相談すると、「波動が変わるための通過点だから、安心しな」と教えてくれたんですね。
それからは、「変だね」と言われたら、「しめた!!」と思うことにしたのです。
「変だ」と言われるたびに、ひとり言われたよ、ふたり言われたよって、言われるたびに面白がるしかないと思ったんですね。
そういう時期を経て、やっと私は波動を変えることができました。
秋に豊かな実りをもたらす作物も、手間暇かけて土地を耕す工程が必要なように、波動を変えるためには、それなりの段階があり、時間がかかるということなんだと思います。
そして、はっきりと分かったのです。
行動を変えると考え方が変わり、時間がかかるということなんだと思います。
このことを、一人さんは、「考え方のフィルムを替える」と表現します。
私がどんなフィルムに替えたかと言うと、「一人さんについて行くから間違いない」というフィルムです。
だから、ちっとも寂しくありませんでした。
やがて、私は幸せなお金持ちになることができましたが、何も私が特別な力を持っていたわけではありません。
人間には、思ったことを引き寄せる力があるのです。
だから、「幸せになる」と本気で決めたら、その人は必ず幸せになれるはずなんです。
「変だ」と言われるのは、波動が変わる通過点
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きもございません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。