自分が、好きなことの何代目なのかがわからないのは、まだ真剣にそのことに取り組んでいないということです。
好きなことがあったら、その何代目かを知りましょう
「努力を報われます」という話をすると、中には「努力しているのに、私の夢は少しも叶いません」と嘆く人がいらっしゃいます。
そのことが好きでたまらなくて一生懸命打ち込んでいるのに、一向に収入増には繋がらないない。
だから、「センスがないんでしょうか?」とおっしゃるのです。
先日、一人さんに、「一人さんは、経営、講演、本の執筆、人の指導、いろいろなことで大成功しています。一人さんに、できることが多いのはどうしてですか?」と聞いてみました。
すると間髪を入れずに、「何世代もやってるんだよ。だから、今は教える立場なんだね」という答えが返ってきました。
そういえば私も、「どうして、カウンセリングが上手なんですか?」とお弟子さんから聞かれるたびに、「きっと、前世でやってきたのね」と答えてきました。
あなたも、何かやりたいことや好きな仕事があったら、「自分は、果たして何代目なんだろう?」と考えてみてください。
きっと、今の自分のレベルを客観的に受け入れて前向きに取り組むきっかけになります。
では、何代目なのか、どうやったら自分でわかるのでしょうか?
一人さんに、その目安を尋ねてみました。
「1代目は、それが好きだって感じる段階。
仕事にしたら10万円単位で儲けられるだろうね。
2代目になると、筋がいいレベル。
100万円単位で稼げるね。
3代目になると先生に呼ばれるようになって教える側に回る。
1000万円単位で稼げるだろう。
4代目以降は天才だね」
なるほど、分かりやすいですよね。
この説明を聞いて、ああ、一人さんは4代目以降なんだなと納得がいきました。
「でも、これを聞いても、自分が何代目かわからない人もいるそうです」と言うと、「いや、やってみればわかるね。わからないんだとしたら、それはまだ真剣に1回もやってないの。1回もやっていない人はいっぱいいるよ」と笑われました。
一人さんは続けて、「『もしかしたら、自分はあることをやり始めて1代目かもしれない』ってことを受け入れられる人は、成功できる人だよ」と言いました。
「この世はゲームなんだから、悪役が出てきたら、『邪魔してくれてありがとう』なんだよ。
うまくいかないことだって、『ありがとう』なの。
本当にそれをやりたいのなら、来世でまた一生懸命やろう。
そう思って、肩の力を抜きながらやると上手くなっていく。
究めて行って上手くなっていく人は、それが定めなんだね。
何も、先生って呼ばれなくてもいいの。
人から『そういう人生っていいな。真似したい』って思われること自体が、人に教えていることなんだよ」
たくさんの人から真似したいと思われている一人さんは、どんなことも「ありがとう」と楽しんでいます。
人は、学ぶのが大好きです。
魂は、いつだって成長したいと願っているからです。
そして、どんな人にも「これだったら教えられる」というものがあります。
お料理、裁縫、手紙の書き方、人の笑わせ方・・・・・・、自分の魂を究めてきているものは、人から褒められたり、喜ばれたりすることです。
あなたが楽しんでやっているところを見せ、人のいいお手本になってあげると、きっと来世はもっと上達した自分に出会えるでしょう。
自分が、好きなことの何代目なのかがわからないのは、まだ真剣にそのことに取り組んでいないということです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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