人生に起こった出来事を受け入れる心掛けが魂を磨きます。
「世の中はどんどん良くなる」と思う人には、良いことが起こります
人生に起きることは、全てが必然です。
それが起きた方がより良い生き方ができるから、怒るべくして起こるのです。
それだけわかっていれば十分で、起きた理由は突き詰めなくてもいいんです。
一人さんもよく「起こったことは受け入れるより仕方がないんだよ」と言います。
起こったことを受け入れて、この出来事を通じて自分の魂が成長し、幸せになるためにはどうしたらいいか?
それを、素直に考えると、神様がきっと頭を撫でてくださいます。
だけど、どんなに考えてもいいアイディアが出てこなかった場合は、どうしたらいいのでしょうか?
「一人さんは、これまでにそういうことはありましたか?」と私が聞くと、「いいアイデアが思いつかないこと? いくらでもあるよ」と教えてくれました。
「いくら考えても考えつかないものってあるんだよ。
だけど、思いつかないからダメだって、『参った』をしちゃだめなんだよ。
思いつかない時は、『思いつかないほどいいことが起きる』って思うの。
そう考えると気分がいいよね。
もうそれだけで、私の勝ちなんだよ。
心が勝つか、負けるかの問題なの」
一人さんが愉快そうにそう言いました。
確かにその通りです。
例えばいくら悪口を言われたとしても、一向にこちらの気分が悪くならなければ、言った人が負けた気持ちになるでしょう。
一人さん曰く、「この世は『参った』って言わない人の勝ち」なのです。
「問題が出てきたら、困ってる暇はないの。
対策を練らなきゃなんない。
対策を練ると、困ったことはなくなっちゃうんだよ。
対策を練ってもどうしようもないもの時間が解決してくれるようになってるんだ。
神様は偉大だよ。
世の中って、基本的にどんどん良くなると思ってる人と、悪くなってると思う人の違いがあるだけなの。
良くなると思ってる人にはいいことしか起きないや。
だって、いいアイデアしか出ないんだもん」
起きることをいつも受け入れて、「参った」と言わない一人さんは慌てません。
心から自分を信頼しているんですよね。
先日、一人さんと話している時、一人さんの誕生日の話題が出ました。
年齢を1つずつ重ねる誕生日は、毎年、どんな人にも訪れます。
人生で必ず起きる定めの一つです。
年齢の話になると極端に嫌がる人がいますが、それは神様のくださるものに文句を言うことと同じです。
年を取るのは不幸だと決めつけていますよね。
そんな話になりました。
一人さんは、「若い時の一人さんは、それは素敵だった」と褒められると、そうか? 今の方がいいだろう」って言います。
「恵美子さんは、若い時の私の写真を持っていて、『いい男だ』とか言うんだけどさ。
今見ると青いの。
今の私の方が、ずっとかっこいいもん。
1年ごとに成長しているんだから、だんだん良くなるに決まってるんじゃないのって私は言いたいの。
1年経つごとにひどくなっていくなんて、どんな人生なのかと。
だってかっこいい人って、今も昔もかっこいいんだよ」
「そうですね、きっと見た目のことが大きいんじゃないかしら。
年齢を重ねるにつれて、お肌や髪のコンディションとか、体型も変わるんじゃないですか」
「ああ、それは見た目の色々あるだろうけれど、総合的なかっこよさや、美しさってあるだろ?
許せなかったものを許せるようになるとか、暗く考えていたことがものすごく気楽に感じるようになったとか、そういうことでかっこよさを増していくものだよな」
一人さんは年齢より10歳若く見えますが、見た目が若々しいこととは別に、出会ってから年々かっこよくなり続けています。
きっと、自分の年齢を受け入れて、楽しんでいるからだろうなって思います。
あなたの人生に起こることは、全てが最善。
そう思って受け入れると、どんな出来事だって、魂を磨くギフトになります。
どうしていいのかわからない時は、一人さんのように、「今、どうすればいいかわからないほどすごいことを、神様が用意してくださっているんだ」って考えて、「参った」と言わないで過ごしましょう。
心が負けない限り、全部、いいことに変わっていきます。
この世は「参った」と言わない人の勝ち。
人生に起こった出来事を受け入れる心掛けが魂を磨きます。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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