あなたのその波動が、周りにいる人とご先祖様、そして、これから生まれてくる人に影響するんです。
諦めきれない『使命』
人は皆、『使命』を持って生まれてきているんだって、私は言うんです。
もちろん、あなたも『使命』を持って生まれてきています。
私が言う『使命』とは、その人にとって「一番楽しいこと」。
例えば、あなたにとって「一番楽しいこと」が釣りなんだとしたら、あなたの『使命』は釣りなんです。
「なんだ、そんなことかなんか」と言わないでくださいよ。
釣りをするには、餌も、竿も買わなきゃならない。
海釣りだったら、乗り合い船に乗るのにお金がかかるじゃない？
そうやってあなたが釣りに使うお金が、この国の経済を支えているんです。
釣りというものを通して、あなたは社会に貢献している。
それが『使命』というものなんです。
だから、誇りを持って、自分の『使命』を果たした方がいいんです。
自分の『使命』を果たしていると自分も幸せだけど、周りにいる人も、幸せなあなたの波動に影響されて明るく幸せになります。
それだけじゃないんです。
亡くなったご先祖様も「お前が幸せで、良かった、良かった」って喜んで、幸せになるんです。
さらに言うと、私たちが心を楽しくして生きていると、そこに楽しい波動が残ります。
それが、これから生まれてくる人たちにも影響するんです。
だから、自分の『使命』を果たすのは、自分のためだけじゃない。
周りの人、ご先祖様、そして、これから生まれてくる人のためになることでもあるのです。
だとしたら、あなたは今をどのように生きたいですか？
どうしても捨てられない、諦められない使命、それが『自分の生きる道』なんです
自分にとって「一番楽しいこと」が『使命』だよという話をしたんですが、人によって様々な『使命』があります。
その人、その人の『使命』に対して、これは大きな『使命』だとか、小さな『使命』だとか言ったりするんですけど、大きかろうが小さかろうが、どんな『使命』であれ、全部、大切なんです。
だから、自分の『使命』を大切にしてください。
中には周りの人からこんなことを言われた人もいるかもしれません。
「そんなことに夢中になって、何になるの？」とか。
「いい年して、何やってんの」とか、「欲を捨てろ」とか。
そんな周りの意見で心が揺らいでしまうこともあるでしょう。
人の意見に揺らいでしまうことがいけない、と言っているのではないんです。
揺らぐには、それなりの理由が、その人の中にあるのだから、ゆらいでいいし、やめたっていいんです。
だけど、「それでも、これだけは、やめられない」「どんな目にあっても、私は諦められない」という思いがあるのなら、無理してやめることはないですよ。
ちなみに、諦められない、捨てられない『使命』のことを、私は「天命」と呼んでいるんですけれど、「天命」というのは、「持とう」と思ったから持てるというものじゃないんです。
その人、その人が持って生まれてくるものなんです。
だから、諦めようとしても、諦められるものではないし、また、自分の「天命」を追いかけていくと、途中で、いろんな「奇跡」が起きてくるんです。
例えば中学校で学校の勉強もろくにしなかった人が事業家として成功、その体験を本にして発表したら、みんなに喜ばれたとかね。
だから、「天命」というのは「人生を創造する真の種」みたいなものなんです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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