
私たちが誰よりも神様を大切にしているのが、神主様に伝わったからに違いない。
伊勢神宮で起きた奇跡の連続
昨年9月のことです。
親しい仲間が、伊勢神宮で結婚報告参拝(結婚のご報告)を行うということで、その儀式に参列させていただいたんですね。
伊勢神宮には、豊受大御神をお祀りする外宮もありますが、この時は、天照大御神をお祀りする内宮の、特別な場所で行われるということでした。
その場所に入れるのは、基本的に、報告参拝をする新郎新婦と、神主様だけなのですが、ごくまれに、参拝者の代表として1~2名が入れることもあるそうです。
誰が入れるかは、神主さんがお決めになるとのこと。
参列者の服装や、醸し出す雰囲気を見て判断するのだとか。
そんなわけで、私たちは「入れなくてもしょうがない。
なかなか体験できないことだから、3列させてもらえるだけで感謝だね」と話していました。
ところが当日、15人ぐらいで伺ったところ、神主様がおっしゃるのです。
「何名様でしょうか? 皆様でお入りください」
なんと、全員を招き入れてくださった。
これは前代未聞です。
そもそも、私たちで普通とはちょっと・・・・・・いえ、だいぶ違ったファッションをしてますから。
その日の装いは、もちろん失礼のないよ、ブラックフォーマルではありましたが、胸元や指にはアクセサリーが輝いていましたし、足元にしても、超ハイヒールだったり、厚底だったり。
常識的に考えたら、こういうファッションは、神主様にお断りされてもおかしくないと、私たち自身も思っていたぐらいです。
実際、同行していたカメラマンさんも、この展開に「ありえない・・・・・・」と驚愕するほどでした。
仲間の一人がよく伊勢神宮を参拝するので、様々な事情を知っているのですが、やはり私たちのような装いだと、普通は中に入れてもらえないそうです。
にもかかわらず、なぜか許された。
しかも、代表で11~,2名が選ばれたのではなく、全員が入れたのです。
これはきっと、私たちが誰よりも神様を大切にしているのが、神主様に伝わったからに違いない。
そんな風に感じる、嬉しい出来事でした。
また、その日は天気予報で雨になるはずでしたが、当日になってみると雨は降らず、ちょうどいい曇り空。
前日までは猛烈な暑さでしたので、これも本当についてました。
もし当日も晴天だったら、日差しが強すぎて、みんなフラフラになっていたでしょう。
もちろん、雨が降っても足元が悪く、正装の場ではちょっと困ります。
特に、新郎新婦のお二人は着物姿。
少し涼しくて、乗れる心配もない曇り空が最高のお天気でした。
しかも、その雲が写真撮影の時だけはなぜか薄れ、いい塩梅に晴れ間が出るという奇跡まであったのです。
そしてもう1つ。
伊勢神宮では、皇室から献上された「神馬(神様が乗る神聖な馬)」を飼育しているのですが、一般の参拝者は、滅多にこの馬を見ることはできません。
普段、御厩(厩舎)の奥の方にいるようですし、運よく見える場所にいても、まず人に近寄ってくるのはないのだとか。
そんな神馬が、何とその日は私たちのすぐそばまで来てくれたのです。
しかも、私たちがいる間ずっとです。
カメラを構えると、棚から顔まで出してくれて、ツーショットもバッチリ。
まるで、神様が「この人たちと一緒に写真を撮ってあげなさい」と言ってくれたような気がしたのです。
返す返す、私たちはついてますよね。
どこへ行っても、感謝したくなるようなことばかり起きるのですから。

感謝が通じた日
この日、私たちは特別なことをしたわけではありません。
ただ、神様に対して「何かをお願いする」のではなく、
「ここに来られたことへの感謝」を持って、その場にいただけです。
けれども、不思議なことに、
その“感謝の在り方”に呼応するかのように、
一つひとつの出来事が、私たちにとって最も心地よい形で現れてくれました。
特別な力が働いたのかどうかは分かりません。
ですが、少なくとも言えるのは——
人の在り方が変われば、目の前に現れる現実の質も変わる
ということです。
神様は、何かを与える存在というよりも、
こちらの姿勢をそのまま映し返してくる存在なのかもしれません。
だからこそ私はこれからも、
何かを求めるのではなく、
ただ静かに、感謝を持って向き合っていこうと思います。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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