「生き通し」を証明する気がない、というよりも、「人は生き通しだ」とわかったら、じゃあ次へ行こう、っていう。
『人は死んだらどうなるんだろう』
私は小さい時からずっと病気ばっかりしていました。
周りの大人たちからは「この子は、二十歳まで生きられないだろう」って言われていました。
今も病気とお友達なんですけれど、一人さんって、非常についてるんです。
私はね、本当にありがたいことに、この人生で悩んだことが1回しかないんですよ。
ちなみに、一人さんが悩んだことというのは、
『死んだらどうなるんだろう』
ということでした。
私が小学校に上がるか、上がらないかの頃だったと思います。
当時、大切に買っていた猫が死んじゃったんです。
それがきっかけで幼い私は「死」というものを考えるようになり、夜も眠れず、ずっと考えていたんです。
そしたらある晩『白い光の玉』に包まれた。
包まれた瞬間、分かってしまったんです。
「人は死なない」って。
もちろん、肉体には『寿命』があります。
ただ、魂は死なない。
なぜなら、私たちの魂に灯をともすエネルギー『いのち』は枯れることがないからです。
『寿命』が来て肉体から抜けた魂は光の国に向かい、ここでしばらく生きて、またしばらくすると、今私たちがいる、この世に生まれてきます。
このように人生の仕組みを『白い光の玉』から教わった私にとって、「生き通し」は証明するようなことではないのです。
それよりも、それよりも、私はこの教えを持ち、「生き通し」の『いのち』を使って、今を明るく楽しく行きたいのです。
今世を目いっぱい楽しんで、どんどん豊かになるんです。
そして、手に入れたものを持っていく。
私の本業は商人です。
商人は、お金を稼いでこの国の経済を回すのが務めなんです。
だから私は一生涯、お金を稼ごうと、昔からずっと思っています。
皆さんの中には、私のそんな考え方に対して、「なぜ?」と思う人もいるかもしれません。
「光の国に行く時は何も持っていけないのに、なぜ、一生涯お金を稼ごうとするの?」って。
そういう考えがあってもいいのですよ。
ただ、一人さんという人は「持って行ける」と思っている人なんです。
私は昔からよく「倒れた場所から起き上がる」と言います。
どういうことかと言うと、例えば朽ちた木は倒れた場所で土に戻り、やがて芽が出て枝葉を広げます。
そうして、『いのち』は循環していきます。
人間もそうなんです。
私たちが今世、いっぱい勉強して、いろんな知恵をつけて生涯を終えたのだとしたら、次、生まれてくる時は『その続き』が始まります。
例えば、子供の頃からその道の天才みたいな人がいるでしょ?
その人は過去世から技を磨いたり、勉強していたんです。
それが積み重なった状態で、今世に生まれたんです。
だから、逝く時は何も持っていけないわけじゃない。
豊かさでも、知恵でも、技術でも何でも、あなたが今世、身につけたものは、そっくり持って行けるし、来世は『その続き』から始まるんです。
未練を残すのは、置いていかなきゃいけない」と思っちゃうからだと思うんですが、神様ってね、そんなケチなことを言わないから、神様なんですよ。
それよりも、今世、めいっぱい楽しんで豊かになればいいんです。
自分が欲しいものを持ってるだけで持って逝けばいい。
一人さんはそう思っているんです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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