成功している人の話を聞くと
例えば
- スティーブ・ジョブス
- ビル・ゲイツ
- 出水佐三
- 松下幸之助
- ジョン・ロックフェラー
などの成功者の人達の話を聞くと「運が良かったから」と何故か同じ言葉を口を揃えていいます。
こんにちは、Greenです。口を揃えて「運良っかたから」と言うので、もしかしてこの「運良く」こそが必然なのかも知れません、今回は運について検証しますね。
「運が良かったから」は必然性
どうして成功者の多くが「運が良かったから」と1+1=2というような決まりきった答えをします。
サラッと「運が良かったから」と答えるので、聞いている凡人の私は運とは何かを考えますね。要するにそっくりそのまま受け取っているんです。
実は「運が良かったから」の種は宇宙にたくさん転がっていて、周りにある種と化学反応を起こしやすい人が「運が良かったから」なのかもしれないと考えていました。
「運が良かったから」と考えている人は「人生は自らの手で切り開ける」という自信の表れではないでしょうか。これは「物事が良い方向に向かっていくのは、自分の努力や力で起こしていくべきである」と前向きに考える心理です。
「運が良かったから」と答える人は、少しずつ階段を上がるように、第三者が見れば、凄い努力なのに、当人は夢中になって、目の前にあることをしているだけですから、「運が良かったから」と答えてるだけで、運というのは偶然性の賜物だと思いがちですが、必然的なものというのが、凡人には真似できないことを成功者達は楽しくしているからです。
理:心:運=1:4:5
「論語と算盤と私」の中に書かれていますが、5割の運はコントロール出来ないものではなく、理と心を足した5割を100%やり切ることで引き寄せられるものですね。
書籍の中でも紹介されていた「人事を尽くして天命を待つ」という有名な言葉。
いずれにせよ、人事を尽くしてこそ天命が降りてくるものです。
「運」は、努力し考え抜いた人だけが掴み取れるものです。
人事を尽くして天命を待つ
人事を尽くして天命を待つ 人事を尽くして天命を待つとは、人間の能力でできる限りのことをしたら、あとは焦らずに、その結果は天の意思に任せるということ。
成功者の人達は楽しく夢中になって、ワンステップずつ階段を上がっているだけです。周りから見ると努力ですが、当人達は人事を尽くして天命を待つだけですね、本当は楽しいだけだったかも知れません。
努力をして、結果がよくなくても、とにかく全てを成長の機会と捉える、底抜けの明るさです。そのような思考の持ち主だからこそ、日々どんどん成長を続け、人もたくさん集まり、そして成功しているんですね。
運を味方にする
心理学者リチャード・ワイズマン博士の研究によると、運のいい人には4つの法則があるそうです。
(1)チャンスを最大限に広げる
(2)虫の知らせを聞き逃さない
(3)幸運を期待する
(4)不運を幸運に変える
導き出した四つの法則
1 チャンスを最大限に広げる
運のいい人は偶然のチャンスをつくりだし、チャンスの存在に気づき、チャンスに基づいて行動します。
2 虫の知らせを聞き逃さない
運のいい人は直感と本能を信じて正しい決断をします。
3 虫の知らせを聞き逃さない
運のいい人は将来に対する期待が夢や目標の実現をうながします。
4 不運を幸運に変える
運のいい人は不運を幸運に変えることが出来ます。
ワイズマン博士は簡単に言えば、好奇心旺盛で楽観主義。失敗を物ともせずに、進んでいく。そういった特徴を「運のいい人」は共通して持っていると発表しています。
まとめ
同じ物事が起こっても「運がいい」と見るか「運が悪い」と見るか?そんな小さな違いが積み重ねることで人生を変えてしまうような大きな差を生み出してしまうのです。それは時間をかければかけるほど、どんどんその差が開いていきます。
私も「自分は運がよかったから」と心から思い続けられるよう、思考を磨いていきたいと思います。
皆さんも、楽しく夢中になれるものを見つけて下さい、「運が良かったから」とサラッと答えられますよ、格好いいですね!!
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皆様、いつもご精読ありがとう御座います。