コンクラーベ

斉藤一人さんです

20191229105200

時間も忘れて、フロー状態

スポンサーリンク

f:id:shiho196123:20190717124853j:plain


 

 

私、毎日が退屈で無駄に時間だけが過ぎていきます!!

 

Melonちゃんは、時間を忘れる趣味を見つけて下さい、サッカーしてるんじゃないの!!

 

私、サッカーしているときだけ、ワクワクしてピッチにいる間は具体的な行動がとれるんです、しかも幸福感もあります!!

 

夢中になってゲームをしたり、本を読んだりして、時間を忘れてしまい、電車で乗り過ごしてしまったことはないでしょうか。

 

こんにちはGreenです、あまりにも集中したために周りに意識が回らず、時間が経つのも忘れるような経験です。このような体験をフローといいます。

フロー (英: Flow) とは、人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。

 

今回はフローを紹介します。

 

 

 

 

人間があることをしているときに、極めて高度に集中していて時間を忘れ完全にのめりこんで、価値あるものを作り上げようとしている状態を「フロー状態(忘我の境地)」と呼びます。
これは、アメリカの心理学者ミハイ・チクセントミハイが提唱している概念であらゆる分野で広く認知されています。

このフローの状態に入ることができると、私たちは幸せを感じ価値あるものを作り出します。誰でも、好きなことに没頭していると時間を忘れご飯を食べるのも忘れてしまったなんてことがあると思います。時間どころか、「自分」という存在もどこかいってしまい、ただただ目の前のものに取り組んでいる。

 

 

f:id:shiho196123:20190717125237j:plain

 

フロー状態に入る条件 

 

  1. 時間の経過と共に自分が何をしたいのか分かってる
  2. ただちにフィードバックが得られる
  3. 何をする必要があるか分かっている
  4. それが難しくても可能なことである
  5. 時間の感覚が消失する
  6. 自分自身のことを忘れてしまう
  7. 自分はもっと大きな何かの一部であると感じる

 

これら全てを満たす必要はありませんが、これらの条件の幾つかが組み合わさることで「フロー」状態に入ることができるとされています。

スキルと難易度のバランス 

自分のスキルと、挑戦する難易度が合ってなければ、フローは起きません。
「自分に最適な難易度の課題」に、挑戦しているでしょうか。

 

  • 高い難易度は挫折します
  • 低い難易度は飽きます

 

最初から難しいことにチャレンジしてはいけません。

 

f:id:shiho196123:20190717094430p:plain


 「スキルが高い」&「難易度が低い」=「退屈」になります。

 「スキルが低い」&「難易度が高い」=「挫折」します。

トレーニングや勉強であれば、自分のスキルより「少しだけ上の難度」を目指すと良いでしょう。
ステップアップが出来るように練習を設計すれば、モチベーションが続きます。 

 

 

 

自発的な活動

誰かに言われてではなく、自分から行動する必要があります。
例えばミスをしたとき、誰かに指摘されるのではなく、自分で理解して改善できると、フロー状態に入りやすくなります。

活動に価値があること

その活動自体に価値がないと、フローは起こりません。目的や得られる報酬が必要です。

報酬は金銭とは限りません。脳機能では「褒められる」「目標を達成する」などで、金銭を受け取るのと同じ脳領域が活動します。

この脳領域が活動すると、モチベーションが上がります。活動そのものに、価値が必要です。

 

いわゆる報酬系回路です、ドーパミンが放出されます。

ビデオゲームでフロー体験ができる

もっとも簡単に、誰にでもフローを体験できる方法があります。
それはビデオゲームです。

多くのビデオゲームは、フロー体験が得られるように設計されています。

ゲームでは、ステージが進むにつれて、難易度が高くなります。
プレイヤーのスキルが低いときには、低い難易度が与えられます。
プレイヤーのスキルに合わせて、挑戦できるステージがステップアップするのです。

ゲームでミスをすれば、プレイヤーは「ライフが減る」などの直接的なフィードバックを得ます。
そして自発的に「ミスした要因」を改善できます。

私たちがゲームに熱中するのは、フロー状態が起こるように設計されているからです。

チャンスを制限しない

筋肉は、思い通りに動くまでに時間が掛かります。
何度も挑戦して、脳を補正させる必要があります。

挑戦できる回数が多いほど、フロー状態に入りやすくなります。

例えばビデオゲームの場合です。
1回のミスで、最初のステージに戻されるようなゲームでは、フローは起こりにくくなります。
これは、挑戦する回数(チャンス)が少ないからです。

ミス(失敗)の罪を軽くする

過度なプレッシャーをかけないことが大切です。

ミス(失敗)は、単なるフィードバックです。
ゲームでミスをしても、あなたを責める人はいません。
すぐに立ち直ることができます。

 

 

f:id:shiho196123:20190717125648j:plain

内的動機

内的動機とは「何となく好きなこと」です。
一方で外的動機とは「大きな収入を得たい」とか「有名になりたい」などの動機です。

例えば「絵を描くこと」については、2種類の動機があります。
「描くだけでも好き」が内的動機で、「上手くなりたい」が外的動機です。

外的動機のみの場合、フロー状態に入るのが非常に難しくなります。
「やっていて苦痛にならないこと」「何となく好きなこと」を見つけるのが、フロー状態に入る近道です。

まとめ

モチベーションをアップさせる方法として、心理学のフロー(ゾーン)を紹介しました。

やる気をアップさせる方法としては、脳をだます方法もあります。

 

脳の報酬回路やドーパミンを利用するんです。

しかし最も効果が高いのは、フロー状態を作ることです。

フローが起きているとき、脳レベルでは、前頭前野の活動が低下します。
(前頭前野は時間を認知する機能があります)
フロー状態で時間を忘れて夢中になるのは、前頭前野の活動が低下するからです。
またフロー状態は、ドーパミンと関連しているという仮説もあります。

フロー現象を知っておくだけでも、自分の能力を伸ばすのに役立ちます。
また他人の能力を伸ばすのにも、フローを考慮する必要があります。

あなたが「時間を忘れるように、フロー状態になる」のは、どんなことでしょうか?

フローを見つけることができれば、自分の才能にたどり着けるかもしれません。
まずは自分の活動中に「フローが起こっているかどうか」を見つけるのが良いでしょう。
フロー状態は、人生を充実させます。

参考文献

【PDF】The Concept of Flow
フロー体験 喜びの現象学 (SEKAISHISO SEMINAR) M.チクセントミハイ(著)

 

フロー体験 喜びの現象学 (SEKAISHISO SEMINAR)

フロー体験 喜びの現象学 (SEKAISHISO SEMINAR)

  • 作者: M.チクセントミハイ,Mihaly Csikszentmihalyi,今村浩明
  • 出版社/メーカー: 世界思想社
  • 発売日: 1996/08/01
  • メディア: 単行本
  • 購入: 12人 クリック: 104回
  • この商品を含むブログ (77件) を見る
 

 

 

f:id:shiho196123:20190717130301j:plain

 

 

皆様、いつもご精読ありがとう御座います。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフ
にほんブログ村

お手数ですが、遠慮なさらずに押して下さい。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

 

 

 

www.shiho196123.net

 

 

www.shiho196123.net

 

 

www.shiho196123.net

 

 

www.shiho196123.net

 

 

www.shiho196123.net

 

 

www.shiho196123.net

 

にほんブログ村テーマ LOVE & PEACEへ
LOVE & PEACEPVアクセスランキング にほんブログ村