満員電車の会社通勤も、仕事の資料作成も、人付き合いも、家の掃除も面倒なんです!!
人にとって面倒と思う感情は正常なんです、睡眠不足で脳に酸素が行き渡っていない状態で、行動するとめんどくさいという感情が湧き上がってきます。これは脳からの「したくない」というサインですね。
こんにちは、Greenです。人の脳はもともと怠け者ですから、『「めんどくさい」がなくなる脳』著者加藤俊徳医学博士を参考にして、脳の躾け方を紹介します!!
面倒くさいの意味
面倒くさいとは、手間がかかっていやだ、わずらわしくてうんざりだという意味で、解決が困難なことがらや手数のかかる仕事などをマイナス評価した「面倒」に、「〜みたいでやな感じ」という意味の「くさい」をつけた言葉。 実入りのよくない仕事をどっさり与えられると、どんなに元気いっぱいなヤツでも口をついて出る感想である。
脳の分類
〈8つの脳番地〉
理解系 思考系 記憶系 伝達系 運動系 視覚系 聴覚系 感情系
脳はもともと楽をしたいので、変化を嫌います。人それぞれに苦手な脳の分野があります、その上にその苦手な分野に刺激が入ると処理が出来ません。それこそが面倒くさいに直結してしまいます。
脳は大きく分けて8つに分類できるんです。加藤俊徳医学博士はこれを“脳番地”と呼んでおられます。
〈8つの脳番地に対応する、8つの“めんどくさい”の例〉
- 理解系…人の話やそのときの状況を理解するのが“めんどくさい”
- 思考系…手順の多い仕事が“めんどくさい”
- 記憶系…あのときの大変な作業をまたやるのが“めんどくさい”
- 伝達系…人との密なコミュニケーションが“めんどくさい”
- 運動系…外出や地方出張が“めんどくさい”
- 視覚系…目で見た情報を正確に処理するのが“めんどくさい”
- 聴覚系…耳で聞いたことを正確に処理するのが“めんどくさい”
- 感情系…人の感情に配慮するのが“めんどくさい”
例えばサッカーが上手な人に「フリーキックをしてみて」と言っても、問題なくこなしてくれます。
しかしそれが苦手な人、つまり運動系が得意でない人に指示を出せば、面倒くさいと感じます。音楽を聴いたり(聴覚系)して別の脳番地を適度に刺激するんです。そうすれば、その間、運動系が休まり、同じフリーキックという行動に対して面倒くさいは起きにくくなるんですね。
面倒くさいの影響
睡眠不足で体調が良くないときは、仕方がないのですが、問題は面倒くさいが習慣化してるときですね。それが原因となり、毎日が充実しなくなって、人生を駄目にしてしまいます。
- 交友関係の悪化
- 信用の喪失
- 恋愛での失敗
- 結婚生活の破綻
- 体調の悪化
- 時間の無駄遣い
- 愛情不足
- 向上心がなくなる
このような影響が出て来ますので、習慣化を取り除く方法を紹介します。
する脳・したい脳への切り替え
その要因の1つは鮮明に作業の手順化を明確にすることです。
次の行動につなげるには理解系脳番地の「理解」をうながすことが有効です。
理解系脳番地に仕事の内容や自分の役割を理解させるにはその仕事のプロセスを分けて考えます。
サッカーのフリーキックで、①キーパーの位置を見る、②軸足のおく位置を決める、③シュートコースを決める。
例えば会社で仕事を誰かから丸投げされたとします。どこから手をつけて良いか分からない場合、つまり理解系脳番地が働かずに面倒くさいと思えるような仕事でも、順番をつけて①、その次②、③とつけていき、作業をプロセスごとに細切れに切り出して、手順の視覚化をすることが大切なんです。
脳番地のことが分かると、仕事のやり方から準備の仕方まで、様々な改良方法が視覚化できてきます。それにより面倒くさいがなくなれば、作業の効率化が見込めます。自分の得意・不得意とする「脳番地」を見つけることから始めて下さいね。
まとめ
誰でも面倒くさいと思うのは、ナマケモノの脳を抱えてるので湧き上がる感情は当然のことです。ただ上記で記述させて頂いた方法で改良、改良を繰り返して下さい。脳は貴方の幸せを考えるのではなく、放っておくと脳が怠けることしかしません、脳は躾けないと何もしません。面倒くさいと思うと同時に行動のサインが出たと思って下さい。例えば洗い物をするときに面倒くさいと思うと同時に手を動かして下さいね。
作業をプロセスごとに細切れに切り出して、作業の手順化を明確にして下さい。これが幸せのなり方です !!
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。