繁栄がみんなに行き渡ったら、お金というのは自分だけのものではなくて、お金が次に渡ればそのお金が次の方を豊かにして、又次の処へ行く。
お金は旅ガラスです。
お足
お金のことを「お足」といいますよね。
でも、もちろん、お金に足が生えていません。
お金は、人が持ってきてくれるものです。
一人さんがこんなことを話してくれました。
「サービスだからこそ、気をつけるんだよ」って言うんです。
「例えば、喫茶店をやっていて、流行らないとするよな。
すると、出てくるアイデアが『ランチタイムが終わって落ち着くデッドタイムに、サービスでケーキをだそう』となる。
だけど、大抵は『サービス品なんだから、この程度でいいや』
となって、やっぱり流行らない。
みんな、逆なんだよな。
サービス品でも、友達が来た時に、『これを、食べさせてあげたい』って思えるくらいのレベルにするの。
そうすれば、お客が来だして、口コミが起こるんだよ。
お客の方から『お金を取ったら?』とかなって、『じゃあ、お金をもらおうかな』となるの。わかるかい?」
サービスでも、大切な友達や親兄弟が喜ぶような、ちゃんとしたものを出す。
それが、運が開けるかどうかの分かれ道になるのです。
「大開運の仕組みって何ですか?」って言うと、結局は、「人を喜ばせる仕組み」。
お金持ちだから、人を喜ばせられるんじゃないんです。
人を喜ばせ続けてきたから、お金持ちになれるんです。
人の笑顔が、お金を運んでくるんですね。
一人さんも、健康食品自然化粧品を製造・販売する会社を作って、人を喜ばせ続けてきたから、「日本一のお金持ち」になれたんです。
つまり、「受け取るお金の量」は、「人を喜ばせた量」ってことなんですね。
人の笑顔がお金を運んできます。
黄金の紹介所
「優しくてかっこよくて魅力的な一人さんと、もっとずっと一緒にいたい」
借金を返し終え、営業マンとして順調なスタートを切った私でしたが、いつしか、こんなふうに思うようになっていました。
一人さんの会社「まるかん」は、とても良質な商品を扱っています。
それは私自身が「まるかん」の製品を買って、使っていて、実感したことでした。
「大好きな一人さんと一緒に、こんなに人を喜ばせる仕事ができたら、最高だな」
斎藤一人さんからは、よく本もすすめてもらいました。
中でも、『新史太閤記』『俄』『峠』(全て司馬遼太郎・著)は、
今や仲間内で「まるかん三部作」と呼ばれる必読書。
人生をどう生きるべきかがわかる本です。
その中で、私が最も感銘を受けたのは、幕末の長岡藩家老・河井継之助を描いた『峠』でした。
幕末の激動期に、家老として長岡藩を率い、戊辰戦争で散った河井継之助。
たぐい稀なる先見の明と能力を持ちながら、時代の波に飲まれた人生の物語に、涙が止まりませんでした。
「一人さん、河井継之助のお墓参りに行きたいんです」
ある日、こう言ってみると、一人さんは、「わかった。連れてってやるよ」って、あっさりと答えたんです。
普通、「おおそうか、純ちゃんも本を読んで感動したか。
よし、今度一緒に墓参りにでも行ってみような」って言うと思うでしょう。
それが、「あ、わかった。連れてってやるよ」って言ってくれたんです。
「どういうことですか?」って聞いたら、一人さんは「俺も行ったことある」って言うんです。
「え? もう行ってるんだ」みたいな。
普通、小説に感動して墓参りなんか行かないですよね。
まだ坂本龍馬とかなら分かるんですけど、結構マイナーじゃないですか。
それを「行ったことある」って言うから、私は内心嬉しくなっちゃったんですね。
実はその時、もう一つ、私は心に思っていることがありました。
それは一人さんに、「まるかんの仕事をさせてください」ってお願いすることでした。
河井継之助のお墓は、新潟県長岡市にあります。
その道中で「一人さんと一緒に仕事がしたい」と打ち明けよう。
そう心に決めていました。
でも、なかなか言い出すことができません。
もし断られてしまったら、もう今までのように一人さんとは付き合ってもらえなくなるかもしれない・・・・・・。
そんな不安を、どうしても拭えませんでした。
こうして何も口に出せないまま、河井継之助のお墓に到着。
お墓参りの後は、「何か美味しいものを食べよう」という一人さんに連れられ、港の市場で海鮮焼きなどを食べました。
でも、私はずっと、心ここにあらず・・・・・・。
そうこうしているうちに、あっという間に帰りの社長となってしまいました。
ここで言わなくては、永遠に言えない。
私は意を決し、一人さんに言いました。
「一人さん、お話があるんです。
『まるかん』の仕事をさせてください」
一人さんのことですから、全てお見通しだったのかもしれません。
この私の言葉に、一人さんは静かに頷き、黙って車を方向転換させました。
そして連れて行ってくれたのが、同じ新潟にある彌彦神社だったのです。
彌彦様は、仕事の神様です。
一人さんとは、ずっとご縁がある神様です。
その日、「『まるかん』の仕事がしたいと言い出した私を連れて行ってくれたのは、彌彦様とのご縁を繋いでくれるためでした。
「今日は、私の元に来たいという男を連れてきました。
よろしくお願いします」
こんな風に、一人さんは直々に、お願いをしてくれたんだと思います。
これが、私が「まるかん」の社長の一人となり、彌彦様とご縁を結んだ経緯です。
一人さんと出会う前の私は、本当にダメダメな男で、ダメダメな考え方でした。
だけどそれが、一人さんから仕事のことを教わり、神様のことも教わり、両輪で進んでいくと、どんどんどんどん、すべてがうまくいくようになったんです。
だから、もし時間ができたら是非、あなたも彌彦様に行ってみてください。
実は、今この記事を読んでいるあなたも、既に彌彦様とのご縁ができています。
彌彦様は、あなたを、通りすがりの人としてではなく、「一人さんがつないだじゅんちゃんの縁で来た人」として扱ってくれるはずです。
一人さんも楽しい、私も楽しい。
その縁だから、彌彦様も、「また一人、楽しげなやつがやってきたな、応援してやろう」ってな感じで見てくれるわけです。
これは一人さんから私、私からあなたへの「黄金の紹介状」があるようなもの。
と言っても、「困ったときの神頼み」ではいけません。
まず、自分が人生を楽しんで、行動する。
そして、折を見ては彌彦様にご挨拶に行く。
すると、彌彦様とのご縁が生きてきます。
彌彦様の目にとまり、いざという時に人の口を借りて大事なメッセージを送ってくれたり、将来につながるような不思議な巡り合わせを作ってくれたり・・・・・・。
本当に、そんな不思議なことが起こり始めるんです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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