真の人生の楽しさとは、いつでも、いつまでも楽しいこと。
威張っていて、先まで楽しいわけがありません。
お金に振り回されている残念な思考の人
斎藤一人さんと出会って12年、「まるかん」の仕事をさせてもらうようになって9年、私には、かなりの額のお金が入ってくるようになりました。
千葉純一青年は、700万円の借金があった12年後に、岐阜県で納税額3位になったんです。
37歳の時の事です。
それって、脅威でしょう?
やったことといえば、一人さんが「この本読みな」って教えてくれた本を読んでみたり、顔にツヤを出したり。
「いい言葉を使った方がいい」と言われて言葉に気をつけるようになったり。
「人の幸せを願うんだよ」とか、「人に優しくするんだよ」とか、一人さんに言われたことを、ただやっていただけなのです。
後は、彌彦の神様に連れて行ってもらったり。
それだけなんですよ。
私の力だけだったらありえません。
納税額3位になんて、絶対にありえません。
ところが、そのおかげさまで、納税額3位になってからのことです。
一人さんがそこまでして育ててくれたのに、急にお金を手にすると、私は、驚くほど変わってしまったんです。
いばりん坊になってしまったんです。
お金を持ったら、お金に頼って、偉そうになってしまったわけですよ。
これがまずい。
一生懸命、一人さんについて行ってきて、ダメダメだった借金持ちの純ちゃんから、心機一転。
人のお役に立ち、喜んでいただいたお客様からお金をいただくことで、私は豊かになっていきました。
「人様あっての自分」と、一人さんからすでにしっかり学んでいたはずなのに・・・・・・。
毎晩のように高級クラブで豪遊し、まるで取り憑かれたように散財して行ったんですね。
味もわからないのに50万円もするワインを開けて・・・・・・。
今思えば、お金を手にした自分自身が、そのお金に振り回され、お金に負けていたんですね。
豪遊するのって、すごく楽しいんですよ。
けど、楽しんだけど、その楽しさは、その場だけなんです。
今なら分かります。
本当の意味で「人生を楽しむ」っていうのが、そういうことじゃない、ってこと。
威張っていて、先まで楽しいわけがありません。
いつだって、いつまでだって楽しいのが、本当に人生を楽しむってことなんです。
お金の使い方が下品になると、言葉遣いや振る舞いも下品になります。
私は謙虚さや行儀の良さとは程遠く、その場限りの楽しみに溺れてしまっていました。
ただ、心のどこかで「これじゃいけない」とは、思っていたような気がします。
そうは言っても、どうしたらいいのかわからない。
それで、つい、また散財してしまう。
そんな魔のループの中にいたんだと思います。
イヤなお金持ちからは、人もお金も離れています
「わかっちゃいるけどやめられない」って感じで豪遊を続けていたある日、一人さんから、突然、こんな電話がかかってきました。
「純ちゃん、贅沢もいいけど、お金の大切さ、そろそろわかってきただろ?」
それがなんと、ちょうど50万円のワインを開けてしまった直後。
一人さんには、全てが見えているのではないかと思うくらい、絶妙なタイミングでした。
いい気になっていたから、ドキッとしました。
きっと、ひどいありさまだった私を、見るに見かねたんですね。
言いづらいけど、言っておかないとまずいと思ったので、私を一人さんに打ち明けました。
「この間キャバクラで、50万円のワインを飲んじゃったんです」
「いいよ、分かったよ。でもそれを通じて、お金の大切さを覚えるんだぞ」
一人さんに、優しく言われました。
「お金の大切さを覚える」とは、どういうことかと言うと、「自分がいているお金はどういうお金なのか、ちゃんと分かっておけよ」ということです。
私は、ただ、「余裕で払えるから」という理由で、50万円のワインを開けました。
でも、その50万円は、どこから来たものでしょう?
「まるかん」の商品を買ってくれた人たちからです。
お客様が「まるかん」の製品を信頼して買ってくれたことで、私の所に巡ってきたお金なんです。
中には、「『まるかん』の商品を使うと調子がいいから」と、他のものを我慢したり、お給料をやりくりしたりして、買ってくれたお客様もいるかもしれません。
そうして、ありがたく受け取ったはずのお金を、私は一晩で、それも、たいして欲しくもないのに使ってしまっていたわけです。
クラブの人からすれば、私は上得意客です。
いくら私が下品で嫌な奴でも、数時間我慢すれば、お金が入ってきます。
だから、私の前ではずっと笑顔です。
でも、そんな下品で嫌な人間が、本当に好かれているはずは、ありませんよね。
「毎晩行っているお店で、実は何て言われているのか、わかるか?
ドアを閉めたとたん、悪口を言われているんだぞ。
純ちゃんは高い金を払って、わざわざ悪口を言われに行っているのかい?」
一人さんの言う通りだと思うと、返す言葉がありませんでした。
「そんな風では、お金の大切さが分かっているとは言えないよ。
そのままでは、やがて人もお金も離れていってしまうよ」
これは、一人さんが差し向けてくれた助け舟でした。
自分が得ているお金は、他の誰かが払ってくれた大事なお金。
これは、いつだって忘れてはいけない、本当に大事なことなんです。
だから、味もわからず、飲みたくないのに高い1inを飲んじゃダメなんです!
斎藤一人さんの話を纏めました。
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