何が起きても、それを神はからいだと思えるようになると、その神はからいを通じて、自分は何を学んだらいいんだろうって考えるよね。
あらゆる出来事が神はからい
私たちは、だんだんよくなるようにできています。
みんなそれぞれ魂を磨いて、幸せになるためにこの世に生まれてきました。
だから、
この人生は、だんだんよくなる。
そう信じていると、良いことがどんどん起き始めるんです。
では、必ず幸せになれると信じていれば自分に都合の悪いことは一切起きないのかと言うと、残念ながら嫌な出来事も起きます。
というより、一見悪いことのないように見えるだけで、どんなことも全て「自分に必要な事」なんですね。
魂は、どこまでも成長することができます。
だから、自分が成長するために修行が必要な時は、神様が課題をくださいます。
その課題が、時に「とんでもない大問題」に見えたり、「苦しくてたまらない」事だったりするだけなのです。
師匠の斎藤一人さんが、こんな話をしてくれたことがあります。
「極端な話かもしれないけどね、旦那さんが浮気するとか、彼氏が浮気して、気持ちが相手の女性の方へ行っちゃったとするよね。
で、あなたとは別れたいっていう話になって、大変な苦しい思いをすることになった。
その時は、つらくてつらくて、どうしようもないよね。
なんで自分ばっかりこんな目に合うんだって思うかもしれない。
だけどね、パートナーが浮気するということは、あなたが魂を磨くための『神はからい』なんだよ。
どういうことかって言うとね、苦しい中でも、あなたがこの別れの後には、もっと素晴らしい人に巡り会える。
そのために今のパートナーと別れることになっただけ。
これは神はからいなんだということに気づくと、本当に理想的な人と出会えるの。
そうすると、あぁ、あの時浮気されたのは、やっぱりか見計らいだったんだなって分かるよね。
で、一番恨んでいた相手の女の人に、あの人がいなかったら今の私の幸せはなかったんだって、ものすごく感謝する。
あのね、本来、俺たちの身に起こるあらゆる出来事は、全ての神はからいなんだよ。
俺たちの魂が向上するようにって、神様がくれた学びのチャンスなの。
で、何が起きても、それを神はからいだと思えるようになると、その神はからいを通じて、自分は何を学んだらいいんだろうって考えるよね。
そうすると、気づきが多くなってくるから、魂の成長がうんと早くなる。
魂が向上するわけだから、起きる現象もどんどん良くなる。
幸せにならないわけがないんだよ」
想念が未来を作る
神はからいについて話していると、「神はからいと定めは違うんですか?」というご質問を受けることがあります。
基本的に、同じだと一人さんはおっしゃっています。
「定めには良いこともあれば、悪いこともあるんだよね。
それに対して、神はからいで見ると、最初から良いことしかないの。
一見、悪いことのように見えても、それは良くなるためのきっかけに過ぎない。
それが神はからいなんだよ。
人って、嫌な出来事があると苦しくなったり、不安になったり、ネガティブな気持ちでいっぱいになってしまうよね。
でも、起きた出来事をこれは悪いことだと思ってしまうと、本当に悪い方へ流れができてしまうんだよ。
人間は、思いによって人生が作れるの。
不安があれば、ますます不安になるような現実になるし、「辛い、辛い」と言っていれば、その感情にふさわしい、辛い出来事がどんどん起きちゃう。
だけどね、どんなことが起きようと、これは神はからいなんだと思って学んだら、そこからさらに悪くなることはないよ。
必ず、良い方へ流れて行くからね」
神はからいによって、あなたの魂はどんどん磨かれます。
ネガティブな想念は捨てて、神はからいを最大限に利用しましょう。
そうすれば、人生は面白いほど好転するはずですよ!!
嫌なものはひと工夫して考える
現在、みっちゃん先生は「美少女障害(更年期障害のことです)」の症状を抱えています。
今はずいぶん調子も良くなってきているのですが、症状が出始めた当初は、何か悪い病気になってしまったのではないかと不安でたまらなくなるほど、深刻な状態でした。
ですから、病院で「心臓にもどこにも異常はありません。更年期障害でしょう」と診断を受けた時は拍子抜けしたのですが、同時に大変なショックでもありました。
同じ女性なら分かって頂けるかもしれないのですが、いくらそういうお年頃になっても、心の中ではいつまでも若い自分なんですよね。
頭では理解できても、心が抵抗して、どうしても受け入れられないのです。
すっかり落ち込んだみっちゃん先生を見て、一人さんは自分のこと以上に心配してくれました。
そして、「これを飲むといいよ」って、ある漢方薬を勧めてくれました。
ところが・・・・・・いつもなら素直に聞ける一人さんの言葉なのに、全く心に響きません。
「我」が邪魔をして、無意識のうちに耳をふさいでしまっていたのです。
すると、一人さんがこんなことを言い出したんです。
「みっちゃんさ、そもそも更年期障害っていう名前が嫌なんじゃないかい?
その言葉の響きが、心を落ち込ませるんだよね。
俺たちの間では美少女障害って呼ぼうよ」
思わず吹き出しそうなネーミングに、みっちゃん先生は救われる思いでした。
確かに、自分は美少女障害なんだと思うと、悪い病気どころか、なんだか若返ったような気さえします。
こんな風に、ちょっと名前を変えるだけで、嫌なことでも楽しく考えられるようになる。
これが、一人さん流なのです。
余談ですが、みっちゃん先生は、美少女障害という言葉が、世間で普通に通じるくらい広まったらいいなと思います。
きっと、この言葉で救われる人が沢山いると思うから。
だから、もし皆さんの周りにこの病気で苦しんでいる人がいたら、「美少女障害って呼ぼうよ」と提案してあげてください。
そして、あなた自身が苦しんでいるのであれば、「私は美少女障害なのよ」と思ってみてください。
それだけで、随分心は軽くなるはずですよ。
正しい方向へ進むと、芋づる式にいいことが起きる
そもそも、どうして病気になってしまったんだろう。
そう考えたみっちゃん先生は、愚痴や悪口を言っていた自分に気がつき、「もう二度と、愚痴や泣き言、悪口は言うまい」と心に誓いました。
これから先の人生では、絶対に言わないようにしよう。
難しいかもしれないけど、挑戦するんだ。
そう心に決めたんですね。
するとその直後に、一人さんからこんなお誘いを受けたんです。
「みっちゃん、香取神宮へ行こうか」
香取神宮というのは、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)という神様が祀られている、千葉県香取市にある神社のこと。
全国に約400ある香取神社の総本社です。
せっかくですから、愚痴や悪口を言わない挑戦を始めたことを香取様にご報告し、みっちゃん先生は改めてその決意を固めました。
その帰路のことです。
晴れやかな気持ちで車に揺られていると、一人さんがさりげなく、「みっちゃん、美少女障害に効く薬があるんだけど、飲んでみるかい?」と言ってくれました。
以前にも勧めてくれた、あの漢方薬です。
1回目の時は聞く耳すら持たなかったみっちゃん先生ですが、この時は違いました。
本当に不思議なのですが、瞬時に「一人さんが勧めてくれるんだったら、飲んでみたい!」と思えたのです。
ふと見ると、薬局の看板が見えます。
すぐにでもその漢方薬を手に入れたかったみっちゃん先生は、目に入った薬局に飛び込みました。
すると、みっちゃん先生を待っているかのようにその薬が置いてあるではありませんか!!
欲しいと思った時にパッと手に入るのは、それが自分にとって必要なものだということ。
そんな直感にも後押しされて漢方薬を飲み続けていると、日を追うごとに症状が軽減して行き、今は当初とは比べ物にならないほど落ち着いています。
愚痴や悪口を止めようと気付いたら、香取神宮に足を運ぶチャンスに恵まれ、そこで一人さんの声が心に届いた。
そうすると、すぐに薬局が出てきて、一人さんの勧めてくれた漢方薬が手に入った。
体調が良くなってきたところで、今度は講演会の話を頂けた。
このように、驚くほどスムーズに、みっちゃん先生に必要なものや嬉しいことが次々と出てきたんです。
正しい方向へ進めば、芋づる式に良い事が起きる。
そのことを、強く実感した経験でした。
斎藤一人さんの話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとうございます。
お世話になっております。
Youtubeのチャンネル登録よろしくお願いします。
我が儘勝手で申し開きもございません。
上記の赤色のボタンを押してくださいね。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。