楽しくない我慢は、自分の波動を重くするだけ。
重い思いを吐き出して捨てる
感情のセンサーが汚れたままでいると、これまで我慢してきたことや怒りを、無意識のうちに再現しようとします。
目の前にいる人を使って、もっと自分に我慢させたり、怒りを感じさせたりするんですね。
そして、その想いを爆発させようとします。
爆発させて、センサーを掃除したいのです。
センサーに汚れがたまっていると、相手がどんなに本心から褒めても、悪く受け止めます。
相手に悪気はないのに、いじめられたと思い込む。
あるいは、目の前にいる人の機嫌が悪いと、自分が相手の機嫌を損ねているのだと落ち込んだりします。
何もかも、ネガティブな感情というフィルターを通すことでしか感じられません。
そんなことを続けていると、相手もあなたのネガティブな波動に共鳴し、わざと嫌な言動に出てくるわけです。
でも感情のセンサーがきれいになると、誰でも明るい感情を取り戻せます。
わくわく楽しい本当の自分を思い出した人は、もちろん波動も良くなります。
じゃあ、どうすれば感情のセンサーをお掃除できるのか。
それは「重い思いを吐き出す」ことです。
自分の中にあるゴミは、吐き出して捨てるしかありません。
そもそも、心の中の汚れはどうしてくっついたのかと言うと、子供の頃からの勘違いだったりするんですね。
みんな小さい時から、「もっと人のことを考えなさい」「人に迷惑をかけちゃだめだよ」と教わりますよね?
自分が我慢してでも、人に尽くすよう教え込まれる。
そして「もっとがんばなさい」「もっと我慢しなさい」「もっと〇〇しなさい」と言われ続ける。
でも我慢するたびにあなたが苦しくなり、その苦しみが心の汚れとなって蓄積されるのです。
しかも厄介なのは、「いい人」ほど心の汚れを溜め込むという点。
思いやりのある優しい人は、誰かに嫌なことを言われても我慢しがちです。
私みたいにその場で言い返せたらストレスもたまらないのですが、優しい人はそれが出来ず、我慢することでどんどん汚れを溜め込んでしまいます。
それなのに、まさか自分をが汚れを溜め込んでいるとは思いもしない。
根がいい人なだけに、「馬鹿野郎」とか「くそじじい(クソババア)」みたいな想い感情が溜まっていることに、ほとんどの人が気がついていないんですよね。
でも誰にだって、そういう黒い感情はあるもの。
だから私は、講演会で心の汚れは吐き出すための時間を設けています。
汚れがこびりついているという自覚のない人でも、とにかく大声で、
「馬鹿野郎!!」
「くそじじい(クソババア)!!」
って叫んでもらいます。
そうすると、汚れが言葉に共鳴して少しずつ緩み、やがてポロッと剥がれ落ちる。
「バカヤロー!!」と叫べば、そこにあるバカヤローと同じ振動数の汚れが浄化されるわけです。
大笑いで「バカヤロー!!」「クソジジィ!!」
大声で「バカヤロー!!」「クソジジィ(クソババァ)!!」なんて叫ぶって、私の後援会はどんなに暗いのかと思われるかもしれません。
でも、暗い所かその真逆。
みんな口では毒のある言葉を吐きますが、顔は大笑いなんです。
もちろん、怒り狂った恐ろしい笑顔じゃないですよ。
本当に楽しんでいる時の、爽やかな大笑いです。
先日なんて、10代の兄弟が講演会に来てくれて、「クソババア、死ね!」「クソオヤジ、お前も浮気くらいしてみろ!」って。
私はその子達のご両親を知っているので、もう大爆笑でした。
馬鹿野郎とか、くそじじいって、ものすごい地獄言葉(自分や相手を不幸にするような言葉)だと思いがちですよね。
でも、邪気なく大笑いしながら叫ぶと、地獄言葉ではなくなるんです。
地獄どころか、叫べば叫ぶほどその場が天国になります。
なぜなら、愛をこめて叫ぶから。
心の汚れを捨てる目的でその言葉を選んだだけで、本心からの地獄言葉ではない。
だから自分も相手も、その場所も、浄化されてすごく綺麗になるのです。
もっと言うと、自分のご先祖様やソウルメイト、過去の自分まで浄化されます。
こういう楽しい場所には、龍神様がいっぱい遊びに来てくれますから、
「もっと言っちゃえ!!」
「どんどん綺麗にしちゃいな~」
「後は任せて!!」
って応援もしてくれます。
暗い顔で地獄言葉を口にすると、自分自身もその場所も、恨みの波動で満たされてしまいます。
でも楽しく笑いながら言えば、どんな言葉でも全て浄化されます。
と言うか私の先導がハチャメチャに明るいので、そもそも暗くなりようがないんですよね。
実は私、これをやり始めてからすごく肌が白くなったんです。
このままいくと透明になっちゃうんじゃない? ってくらい。
きっと、それだけみんなの心がクリーンになっているという証なのでしょう。
感情のセンサーがきれいになると愛の嵐が起きる
感情のセンサーにくっついていた汚れが、綺麗に取れました。
そうすると何が起きるかと言うと、汚れが落ちた瞬間、あなたの中にはとてつもなく大きな愛が生まれます。
というより、もうすでにそこにあった愛を感じるんです。
例えば、本人は気づいていないけれど、心のどこかで母親に愛されていないという思いをずっと抱えてきた人がいるとします。
そういう人に、ただのセリフだと思いながらでもいいから「馬鹿野郎!!」「クソババア!!」って叫んでもらうと、愛されていなかったという悲しみや怒りが取り去られます。
するとその瞬間、すっかり忘れていた母親に愛されていた記憶が溢れてきて、親の愛を強く感じるわけです。
一瞬にして、自分は愛されていたんだという気づきが起こる。
それまでずっとシャットアウトしてきた愛を急に感じるわけですから、その感動たるや大変な衝撃です。
何のフィルターもなく、ただただ深い愛がダイレクトに伝わってくる。
ずっと求めていた愛を知った感動。
そして、やっと自分をわかってあげられたという喜び。
その愛の嵐が巻き起こり、涙が溢れて止まらなくなるのです。
本当の愛を知ったあなたからは、もちろん愛の波動が溢れ出します。
その波動があなたにどんな未来をもたらすかは・・・・・・ぜひあなた自身で体験し、確かめてくださいね。
これからはみんなでユートピアをつくる時代
とにかく我慢しちゃだめだよ。
それは一人さんの教えの柱ですが、我慢と言っても、それが自分の好きな事なら決して悪いものではありません。
例えば私の場合、おしゃれのためだったら、少しくらい暑くても寒くても我慢しちゃうんですね。
暑さや寒さを我慢してでも、着たい服があるから。
昔、「おしゃれは我慢」と言った人がいます。
その言葉通り、おしゃれって我慢が必要な場面がいっぱいある。
でもそういう我慢だったら、自分を苦しめません。
おしゃれという明確な目的があって、その目的を果たすことが自分の幸せだから。
おしゃれのための我慢は、「楽しい我慢」なんですよね。
でも、楽しくないことで我慢するのは間違いです。
一人さんが否定するのは、この「楽しくない我慢」です。
楽しくない我慢は、自分の波動を重くするだけ。
誰も得しないどころか損するだけですから、一刻も早く辞めるべきですよね。
好きなことをしている人ほどうまくいくのがこの世の法則。
嫌なことを我慢し続けてはいけないのです。
我慢をやめて幸せになった人は、その明るく楽しい波動で、今度は自分の大切な人を幸せにします。
というより、あなたの波動で周りの人が勝手に幸せの世界にワープします。
奥さん(旦那さん)や子供が幸せになる。
会社の同僚が幸せになる。
友人が幸せになる。
あなた一人が我慢を止めるだけで、あなたの周りの人はみんな幸せの世界に行く。
そうやってあなたの波動に触れて幸せの世界に行った人は、また別の場所で、他の人を幸せにします。
あちこちで、加速度的に幸せの輪が広がっていく。
幸せの波動になっていく。
幸せの世界にワープしていく。
この世界をユートピアにするには、実はこの方法が一番早いんですよね。
そして、これが本当のアセンションではないかと私は思っています。
一人の救世主が世界を救う時代は、もう終わりました。
これからは、大勢の力で世界の波動を底上げし、みんなで幸せになっていく時代。
その先導役となる強い光が、一人さんの教えて、一人さんの道なのです。
その光を少しでも遠くまで伝えられるよう、私自身もこれからますます学びを深め、わくわく楽しい、明る「一人道」を広めていきたいと思っています。
最後までお聴き下さり、本当にありがとうございます。
あなたや、あなたの大切な人が、豊かでハッピーな人生を手に入れられることを祈って───。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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