一歩が出ない時は、半歩でも出せばいいんです。
半歩が出ないんだったら、一センチでも出す。
1CM出すのも辛い時には、まだ自分には荷が重いということ。
まずは、自分ができることから始めたらいいんだよ。
質問1 型破りな発想
絵文字が使えないビジネスメールは、
普通に書くと冷たい印象になりがちです。
相手に好印象を持ってもらえるような、
愛のあるメールにするには、
どんなことを意識したらいいでしょうか?
斎藤一人さん
あのね・・・・・・これは、聞く人を考えなきゃダメなんです。
質問って、誰に何をしてもいいわけじゃないんだ。
一人さんは、携帯電話すら持っていないの。
もちろんパソコンだって使えないんです。
そんな私に絵文字だのビジネスメールだのって、何のことか意味すら分からない。
だからこの質問は、あなたの周りに答えを知っている人がいたら、その人に聞いた方がいいですよ。
もし周りの人が誰も分からなかったら、あなたが研究するといいね。
聞いて済むことはそれでいいんだけど、聞いてすまないことは、自分が考えなきゃいけないっていうサインなんです。
何でもそうなの。
だから、分からないことがあったら、自分で研究・開発することだね。
それでわかったことがあれば、ほんでも出すと皆に喜ばれますよ。
一人さんってね、なんでも知ってる人みたく思われているんだけど、ビジネスメールに絵文字を使っちゃいけないとかって、初めて聞いたんです。
そんなことも知らないんだよね。
もっと言うと、自分の会社の電話番号を知ら知らない。
それでよくあれだけの会社を率いてますねって、「できる!」と思い込んでいればどんなことでもできるの。
私は用事があって会社の前まで行ったとしても、外から社員に手を振るだけで、中には入らないんです。
それくらい、会社に行かない社長なんだよね。
でも、社員はうんと一人さんが好きでいてくれて、みんなちゃんと仕事をしてくれる。
たった5人の社員しかいないけれど、それで日本一の会社になれたんだ。
で、さっきのメールの話なんだけど・・・・・・絵文字がだめなら、いっそ放送禁止用語でも使ってみたらいいんじゃない?
だけど、放送禁止用語だから、書くと文字が消えちゃって、代わりにピーピー音が鳴って、うるさいかもね。
「音ばっかりうるさいですけど、このメールは何の御用でしょうか?」
「用件を書いたんですけど、読めませんか?」
とかって、それじゃあ仕事にならないか。
面白いね。
何が言いたいんですかって、成功には発想の転換が大事だよっていうことです。
そのくらい型破りな発想ができてこそ、仕事でも何でも成功するものだよ。
質問2 一歩踏み出す勇気
またとないチャンスに恵まれたのに、
新しいことにチャレンジする不安で、
足がすくんでしまいます。
どうすれば、思い切って挑戦できるでしょうか?
一人さん、勇気が出る方法があれば教えて下さい。
斎藤一人さん
一歩が出ない時は、半歩でも出せばいいんです。
半歩が出ないんだったら、一センチでも出す。
1CM出すのも辛い時には、まだ自分には荷が重いということ。
まずは、自分ができることから始めたらいいんだよ。
勇気が出ないからって、「情けない」とか「能力がない」とか、そんな風に自分を責める必要はないんです。
勇気がないものはしょうがないし、むしろそれは、あなたの魅力でもあるんだよ。
だって、勇気がない人は物事を慎重に進められるということだから、先走って失敗することもない。
周りをよく見ながら、大局的な視点も持てるの。
勇気がないからこそ、良い面もいっぱいあるんです。
勇気がないんだったら、勇気がなくても幸せに生きる方法を考えればいいの。
ないものは出せないし、無理をする必要もありません。
でね、「勇気がないからこれができない」「あれができない」って、先の事ばっかり心配する人がいるけれど、物事ってあんまり先のことを考えちゃだめだよ。
死んだらどうしようって、そんなことは死んでから考えたらいいんです。
まだ起きてもいないことをあれこれ先に考えていると、悩み症になっちゃうからね。
質問3 何をしても成功
自分の頭の悪さが嫌になります。
一人さんみたいに、
スマートで、頭のキレが良くなる方法を教えてください。
一人さん、頭のキレが良くなる秘策はありますか?
斎藤一人さん
残念なお知らせです。
そういう都合のいい話はありません。
だけどね、「白光の誓い」を毎日、唱えるといいよ。
<白光の誓い>
自分を愛して他人を愛します。
優しさと笑顔を絶やさず、
人の悪口は決して言いません。
長所を褒めるように努めます。
そうすると魂が向上するから、のんびりしていても勝手に成功しちゃうんだ。
魂が成長すると、成功しかないの。
頭が良いとかスマートだとか、そんなの関係ないんです。
ただね、勘違いしちゃいけないんです。
成功しかしないというのは、全く失敗しなくなるわけじゃないからね。
成功というのは、失敗して「これじゃダメだな」って分かることを指すんです。
要は、何をしても成功と捉えられるようになるという意味なの。
富士山だって、いっぺんに頂上に登ることはできません。
一歩ずつ、着実に登るしかない。
それを、一歩足を出すたびに「まだ頂上に辿り着かない」とかいうのは、おかしいんです。
頂上にたどり着きたいんだったら、一歩ずつ足を出し続けるしかないよね。
その一歩が表面的には失敗に見えても、それは「経験」なんです。
失敗じゃなくて、一つ経験を積み重ねたいうことなの。
わかるかい?
魂が向上してくると、一歩足を出すたびに愚痴を言うような、そんな無駄なことはしなくなるんです。
一歩ずつ進んで行けば、必ず頂上にたどり着ける。
それがよく分かるから、愚痴を言う前に、次の一歩が出せるの。
気がついたときには、山の頂上にたどり着いているはずだよ。
質問4 押し付けの勉強
我が子の可能性を伸ばしてやるには、
どうするのが一番でしょうか?
一人さん、アドバイスをお願いいたします。
斎藤一人さん
世の中というのは、ものすごくわかりやすいんです。
それを、分かりづらくしている人がいるんだ。
学校の先生や親、ひいては社会全体が、物事を複雑にしているの。
学校では、将来絶対に使わない勉強をさせる。
成績をつけられるから、ちょっとでもいい点を取ろうとして、みんなめちゃくちゃ努力するんだよね。
それって無理があるんです。
もちろん、学校がいけないわけじゃないよ。
勉強が好きで、自分に向いていると思う人にとってはいいシステムなの。
だけど、世の中には一人さんみたく、勉強に向いていない子もいます。
私はあまりにも勉強が嫌いで、義務教育の中学ですら、ろくに出席しなかったからね。
そういう子まで、十把一絡げに勉強を押し付けるのが良くないんです。
科学だの、物理だのって、興味がない人にとっては退屈過ぎて意味がわからないよ。
勉強が好きな人はとことん学べばいいけれど、死ぬほど嫌いな人間にまで、無理やり勉強させようとするからいけない。
勉強が苦手な人にとって、机に縛り付けられるのって地獄なんです。
それをずっと続けているとね、簡単なことを難しく考える癖が染み付いていて、幸せになる方法が分からなくなっちゃうんだ。
嫌がっているのにお尻を叩いて勉強させると、本を読むことすら嫌いになるんです。
本って、成功のヒントや、幸せになる方法がたくさん書かれています。
人生のバイブルみたいなものなんだよね。
学校の教科書にはない、生きるための知恵がぎゅっと詰まっているの。
本を嫌いになってしまうと、そういう大事な情報に触れることもできなくなっちゃうんです。
どれほど子どもたちの可能性を摘み取っているか、大人は、そのことに気づいた方がいい。
そう、一人さんは思っています。
質問5 プロ中のプロ
我が子が好きなことで成功するために、
親がしてやれることはありますか?
一人さん、未来を担う子供たちが、
うんと豊かで幸せな人生を築く方法を教えてください。
斎藤一人さん
さっきの話に続くんだけど、みんながみんな、難しい勉強や研究をする必要はないんです。
豊かになってほしいからって、子供が嫌がっているのに勉強を押し付けちゃいけないの。
ちゃんと、「私は難しい研究が好きです」っていう子が出てくるから、そういう子にはどんどん難しい勉強させたらいいんだよね。
人それぞれ、好きな子とは違うんです。
車の整備が好きな人、料理が好きな人、商売に興味がある人・・・・・・。
いろんな人間がいて、この社会は成り立っているの。
嫌がる勉強を延々とさせるより、早くから好きなことを学ばせてやれば、世の中はうんと幸せな人が増えると思います。
車が好きな人は、早いうちから車の勉強をする。
そうすれば、うんと車の知識を持った、プロ中のプロになれるよね。
一人さんみたく商売の好きな人は、早くから商売のイロハを学べばいい。
サッカーでも野球でも、昔は実際に体を動かさなきゃいけなかったけれど、今は本格的なゲームがたくさんあるんだよね。
ゲームだったら指さえ動けばいいから、体力がない人や運動が苦手な人でも、スポーツを楽しめちゃうの。
昔と違って、今はゲームだって職業として成り立つ時代なんです。
世の中は、刻一刻と変化しているんだよ。
好きなことをさせてやると、放っておいてもみんなうまくいくよ。
好きなことをしてこそ、みんな成功できるんだ。
自分の好きなことを「究めて」成功している人を見たら、みんな「学校で勉強していれば大丈夫」と言う幻想から目が覚めると思います。
知りたいことがあれば、今はスマホでちょっと検索すれば大概のことは分かります。
数秒で検索できるものを、徹夜してまで必死に覚える必要があるのかって話なんだ。
すでに今の若い人たちは、みんなものすごく魂のレベルが高いんです。
元々、魂が成熟した状態で生まれているんだよね。
そういう若い人たちが、これから驚くような、面白い仕事を生み出すと一人さんは思っています。
優しいことが商売になったりしてね。
今にみんな目が覚めるよ。
魂の時代が来たんです。
これからは、魅力のある人しか成功しないんです。
だから、好きなことを思いっきり楽しんで、うんと魅力をつけるんだよ。
質問6 相当な覚悟
フィギュアを集めるのが趣味で、
遊ぶ用と飾る用
二つずつ購入する夫。
やめさせるには
どうすればいいですか?
斎藤一人さん
もし旦那さんがたくさん稼いでいて、お小遣いの範囲内で収集しているなら、やめさせる必要はないのではないでしょうか?
だって、あなたも大好きな趣味をやめてと言われたら嫌ですよね?
経済アナリストの森永卓郎さんが、趣味で集めたミニカーやフィギュアなどを飾る収集缶を自宅近くに立てています。
それぐらい仕事を一生懸命頑張ってお金をじゃんじゃん稼いで趣味を楽しんでいるのなら、旦那さんも自由にさせてあげたらいいのではないかと思います。
問題なのは、フィギュアで埋め尽くされて家族が寝るスペースのないとか、家計にまで幸せが来て困っているとかっていう場合ですよね。
本気でやめさせたいのなら、「このままじゃ無理だから、離婚しましょう」と言いましょう。
「フィギュアをとるの? 家族をとるの?」っってそんなことではなくて、「目の前の自分の家族が困っているのに平気な旦那なんて、いない方がマシ」って、思ってくださいね。
旦那さんの趣味が問題じゃないんです。
旦那さんに思いやりがないんですよ。
あなたが、それぐらいの覚悟を持ってい言ったら、多分何かが変わると思いますよ。
一人さんの趣味は何かと言うと、やっぱり「仕事」です。
ドライブに行ったり、観音参りに行ったり、素敵な時計やすごい車も持っていますけれど、「最大のレジャーは仕事」です。
私は、退屈なのが嫌いなのです。
だからあいつも仕事くらい、次々、いろんなことが起こって、ワクワクする事ってないよね。仕事が趣味だといいぞ。
お金までいただけるんだから。
追伸 見た目とツヤで奇跡を起こせる
多くの人はね、「人は外見じゃなく中身だ」って言うでしょ。
一人さんは、そうは思わない。
「人は見た目とツヤが100%」
なんです。
人は外見で判断されるんです。
どんなに金持ちであろうと、豪邸に住んでいようと、仕事での地位が高かろうと、ボサボサの頭でヨレヨレのシャツを着ていたら、相手にされないんです。
人の見方ってそういうもんです。
例えば、高級レストランへ行く時、ブランドの時計をして、ネクタイにスーツで行けば、何の問題もなく席に案内してくれるよね。
ところが、同じ人でも汚いサンダルを履いて、汚れたTシャツで行ったら、快く中へは入れてもらえないかもしれない。
時と場合に応じた、ふさわしい格好をすべきということなんです。
特にね、外見の中でも、顔は大事なんだ。
だって、大抵の男は、素敵な女性とすれ違うと「いい女だな」「綺麗な子がいたよ」って言うでしょ。
どこを見ているかって言うと、相手の顔を見てるんだよね。
じゃあ、どんな顔がいいかと言うと、顔立ちの良し悪しではないんです。
顔の「ツヤ」と笑顔なんだよ。
周りをよく見てください。
芸能人でも、政治家でも、流行っている店の店主でも、成功している人の顔は、なぜか「つや」がある。
だから、成功したいと思うなら、まずは顔に艶を出すことから始めてみてください。
騙されたと思って、一度行ってみることです。
見た目とツヤで奇跡を起こせる
本当に驚くような幸運が舞い込みますからね。
やることは簡単。
油分を補うクリームを、テカりすぎないようにたっぷり塗るだけテカリすぎないよう。
女性はもちろんだけど、男性もどんどんツヤを出すべきなんです。
仕事前にクリームをひと塗りしてツヤを出しておけば、いい仕事ができるし、ツキも行ってきます。
神様はね、綺麗なもの、美しいものが大好きです。
中身も、見た目も綺麗な人がいいに決まってます。
だけど、すぐに中身は良くならないから、まずは見た目から綺麗にしていくんです。
自分に与えられたものを、少しでも良くしようと努力していると、神様は喜んでプレゼントをくれる。
これは、男も女も一緒だよ。
自分の人生は100%自分の責任
私のお弟子さんの一人、舛岡はなゑちゃんは、インナーチャイルド(内なる子供)を癒す講座を開いています。
最近は多くの人が、子供は神様と約束をして、自分で親を選んでこの世に生まれてくると言っているんです。
「この親のもとがいい」
「あの親とならがんばれそう」
「あそこに生まれると楽しそう」とか言って、自分で親を選んで生まれてくるんだよね。
3歳くらいの子供に、生まれる前の話を聞くと、同じようなことを言う子が増えています。
こういうことは証明できないけどね、本当なんです。
ここで大切なのは、自分自身が自分の人生を選んで生まれてきたということ。
そう、自分が成長できる最適な環境に、自分で選んで生まれてきたと覚悟を決めることなんです。
「俺は好きでこの家に生まれてきたんじゃない」
「なんでこんな境遇なんだ」
と思うのは勝手だけど、そう思うより、
「魂を成長させるために、この親の元に生まれてきたんだ」
と思うと、生き方が変わってくるものだよね。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。
お世話になっております。
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我が儘勝手で申し開きも御座いません。
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お手数ですが、遠慮なさらずに押して欲しいんです。