人は「常」じゃないことから学びます
だから、必ず「常」じゃないことが起きるんです
どんなことが起きるかは分かりません
でも、その人にとって一番学びになる
”常じゃない”ことが起きるようにできているのです
- その問題はあなたに必要だから起きている
- 私たちは”無常”から学ぶようにできている
- ”無常”を知れば対策が打てる
- ”無常”を知ると時代の兆しが見えてくる
- 人は環境が厳しいから死ぬんじゃない
- 追伸 未来はだんだんよくなるよ
その問題はあなたに必要だから起きている
私はよく「困った事が起きないよ」って言うんです。
なぜかというと、「困ったこと」というのは決して神様があなたをまだ「困らせよう」として起こしているんじゃなくて、その問題を解決してあなたを「成長させよう」と考えているから起こすんだよね。
例えば、「お金を持っていると不安になる」んだとしたら、その人は「不安を解消する」という修行に入ったことになるの。
「お金を持っていると襲われないか不安です」って言う人もいるけれど、治安の良い日本でそんな頻繁に強盗事件は起きません。
それに、もし襲われたとしても、人が寿命が来ない限り死なないようにできています。
そして、問題は悩むためにあるんじゃなくて、解決するためにあるものなんだよね。
お金がなくって困っている人は「お金を持つ」というのが修行なの。
それで今度はお金が持てて不安なら、次は「お金を持っても不安にならない」という修行がやってくるんだよ。
だって、お金持ち全員が不安なわけではありませんし、世の中にはお金がなくて不安になる人の方が多いものなの。
子供達が遺産争いをしないかどうかが不安なら、遺言書を書くとか、生前贈与をするとか、とにかくどんな問題にも解決策はあるからね。
例えば、あなたが一万人に一人の病気になったとします。
一見、それは大変なことだけど、一万人に一人ということは、日本の人口が一億人以上だから、約一万人以上の人がその病気にかかっていることになります。
そうするとね、その1万人の中に必ず、病気の症状が良くなったり、場合によっては治ったりした人がいるものなの。
今はインターネットがあるから、そういう情報も簡単に調べることができるよね。
それで、症状が良くなったり、治ったりした人が、どのようなことをしてそうなったかを調べてわかったら、それを実践してみるんです。
もし医者が「一万人に一人の病気だから治せない」と言っても、それはその医者に治せないだけの話で、必ず”抜け道”みたいなのがあるはず。
とにかく詳しい人間に聞くことが大切です。
お金持ちになりたいのなら、お金持ちになった人に話を聞かないと駄目なのと同じで、病気を治したいのなら、その病気を治した人に聞かないとダメなんだよね。
問題は常に起こります。
それはあなたにとって必要だから起こるの。
成長するために必要だから起こるのです。
私たちは”無常”から学ぶようにできている
「商売をやっていればお金を借りるのは当たり前だ」って言う人がいるんだけど、確かに「お金を借りた方が得な時期」というのがあります。
例えば、金利よりも物価の上昇の方が高い時なら、お金を借りて土地を買って転売すれば、音県土地の値段が金利や手数料を差し引いてもまだ余ることもあるからね。
でも、そんな時代でも「儲ける人」と「儲けられない人」がいたの。
それで、常に神は人間に「知恵と忍耐」を学ばせようとするから、同じことで儲けられないようにするんです。
私たちは「無常」から学ぶようになっています。
つまり、”常”じゃないことから学ぶようにできているのです。
昔はお金よりも土地を持っていた方が価値がありました。
ところが、今はお金の方が価値があります。
なぜかというと、バブルの時に1億円していた土地も今は五千万円で変えたりするからです
こういう時は、借金は早く返した方がいいし、できれば借金しない方がいいんです。
時代は常に変わります。
これは神の試練なんです。
だから、「そろそろ神の試練が来るぞ」って思っていれば大したことはありません。
昔は軍隊でも学校の先生でも、言うことを聞かないと、すぐにビンタをした者ですが、今同じことをやると大変なことになります。
でも、これが正しかった時があったんだよね。
それと同じように、価値観が変わる時期は必ず来るの。
「銀行からお金を借りて授業をするのが当たり前で、借金は財産なんだ」とか、「借金できるのは信用があるからだ」っていう人がいますが、銀行はその人を本当の意味で信用しているわけではありません。
銀行から見たら、いい客だって思っている面だってあるよね。
私が初めて社会に出た時は、ほとんどお金など持っていませんでした。
それが今は、豊かな富を得ることができました。
では、ではどうしてこういうことができたのか?
まず、努力が必要です。
でも努力プラス、お金の性質を知る、神の摂理や神が何を望んでいるか、ということも知らないとダメなんです。
”無常”を知れば対策が打てる
子を持つ親なら、子供よりも自分の方が歳をとっているから先に死ぬと思いがちですが、子供の方が先に死ぬことだってあります。
世の中で起きていることって「常」じゃないからね。
常じゃないことから人は何かを学びます。
バブルの時は「土地さえ持っていれば必ず値上がりするから大丈夫」と思われていたのが、バブルが崩壊して「土地の値段は絶対じゃない」ということがわかりました。
人は「常」じゃないことから学びます。
だから、必ず「常」じゃないことが起きるんです。
どんなことが起きるかは分かりません。
でも、その人にとって一番学びになる”常じゃないこと”が起きるようにできているのです。
でも、「常じゃないことから学ぶようにできているんだ」ということが分かっていると、オ起こった時に動揺しませんし、対策も打てます。
よく考えれば分かることですが、子供が親より長生きするって決まっているわけじゃないんです。
だから、「1日1日を大切に接しよう」と思えるんだよ。
「私と子供達はソウルメイトだから、また会える」
もっと学びを重ねると、そう思えて心も軽くなるんだよね。
常で起こっていることって当たり前のことだから、そこから学ぶことってあまりありません。
それより、つねじゃないことの方が学びが多くて深いものなの。
それで何を学ぶかっていうと、やはり「知恵と忍耐」なんです。
例えば、逆上がり一つ覚えるのでも知恵は必要ですし、練習を続けるためには忍耐も必要なんだよね。
それと同じなんだよ。
”無常”を知ると時代の兆しが見えてくる
価値や価値観が変わる時って必ず来ます。
その兆しをどう読むかというと、いつも「常はないんだ」と思っていることが大切なの。
するといろんなことが見えてくるでしょう。
人間って「このまま続いて欲しい」という願望を持っています。
でも、神は人間に成長を求めているから無常を与えるんだよね。
「日本は国土が狭いから、土地の値段下がらない」と多くの人が信じていました。
でも、下がる時代が来たんです。
だって、永遠に上がり続けていたら、最後は誰も買えなくなってしまうからね。
だから結局、最後には正しいところにおさまるようになります。
教えでも、昔は小乗仏教が主流で一部の人しか学べるなかったのが、大乗仏教が出てきて、みんなが教えを学べるようになりました。
さらに昔は「女性は不浄で、男しか成仏できない」って言われていた時代があったほど。
でも、私たちはみんなお母さんから生まれてきたんだよね。
それに、男しか成仏できないとしたら天国は男だらけになります。
そんなところに私は行きたくないし、そんなところが天国なわけありません。
常識も変わります。
昔は結婚前に男女が同棲するってすごく不道徳なように思われていたけれど、今ではそんなこと当たり前で、「結婚前のお試し期間」みたいな感じとして、それを勧める人も多いんだよね。。
離婚も昔は恥ずかしいことのように思われていたけれど、今ではアメリカ人の二人に一人、日本人の3人に1人が離婚する時代になりました。
仲がいいなら一緒にいればいいけれど、仲が悪いのにずっと一緒に居なさいっていうのが間違いだとわかる時代が来たんだよね。
人は環境が厳しいから死ぬんじゃない
これからは心の時代です。
心の時代とは「心で幸せになる時代」のことです。
だから逆に「心で不幸せになる人」も出てくる時代でもあると言えます。
昔は食べることがやっとの時代がありました。
だから、悩みの中心は「どうやって食べるか」だったのね。
食べ物とかモノの問題だったんです。
それが、時代が変わって日本では「食べることに困らない時代」が来ました。
昔の食べることに困っていた時代、つまり環境が厳しい時の方が自殺者は少ないものでした。
つまり、人は環境が厳しいから死ぬんじゃないんだよね。
昔は「欲を捨てなさい」って言ったけど、今は欲のある人の方が「生きよう!」っていう意識が強いから死にません。
つまり、「欲を捨てなさい」というのは貧しかった時代の教えなんです。
昔は、実際に目の前にある問題に対してみんな悩んでいました。
でも今は、想像が生み出したものに悩んでいます。
そして、その想像が生み出したものの大半は、実際に起こらないことだったりするんだよね。
だから、想像して不安ならそれに備える。
備えてまだ不安なら、それは備えの問題じゃなくて、心の問題と言えるでしょう。
そんな時は心を豊かにして、心の中から不安を追い出しましょう。
追伸 未来はだんだんよくなるよ
老後の自分が心配、地震が来るのが恐ろしい、将来が見通せない・・・・・・。
そんな風に、まだ来ていない未来に不安を抱いて生きるのは、間違いです。
今現在、あなたに嫌なことが続いているように感じても、歴史も人生も、だんだん良くなってきているんです。
未来はだんだんよくなるよ
こう言うと、
「いや、昔はのどかでよかった」
「今の時代はだめだ」とか、
「江戸時代の殿様は、気楽で優雅に暮らしていたじゃないか」と文句をいう人がいる。
でも、その時代にクーラーを使うことはできなかったよね。
シャワーだってない、テレビや携帯電話もない、手軽に食べられるスナック菓子だってなかった。
そんな生活をいい生活だと思うかい?
今やみんな、お殿様より、いい生活をしてるんです。
例えば、地震があっても、江戸時代ならばレスキュー隊が助けに来てはくれないでしょう?
テレビ局がSOSを見つけてくれることもない。
情報や技術が発展して、今は昔よりはるかに助かる確率も高くなっているんです。
一見すると、悪い時代に思える時でも、実は人の歴史は右肩上がりなんだ。
起きてもいない未来をむやみに恐れたり、不安がらないことが大切なんです。
そんな時でも神様が世界のバランスを整えて、今以上の世の中にしてくれているのです。
「老後は今以上にお金が入らなくなる、どうしよう」と思い込んでしまったら、想像した通りの未来が現実になってしまうよ。
「これからいっぱい稼いで、老後はお金に困らないだけの生活ができる」と思えば、その通りに未来は開けていくんです。
どんどん良くなると信じて、明るく行動すること。
未来はだんだん良くなるよ
を口癖にしていれば、必ずその通りになるからね。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
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