そういう場合は、一人さん流でやってみようとか。
やり方なんて、状況によって変えればいいんだよね。
あなたのことは、全てお見通し
みんな、聞いてくれるかい。
この話をしなきゃいけないような気がしていて。
あのね、俺が「商人になろう」って決めた時にね。
商人の仕事は人に喜ばれて商売をする事なんだって思いながら、
ずっと仕事をしていたんだよ。
実のことをいうと、俺は商人になってから「勝ち」か「大勝ち」しかないんだよね。
だから本業以外のことでは、俺、別に無理して勝たなくてもいいの。
だからよく、ひとりさんは講演もできるし本も売れるし、いいですねって、言われるけど、俺自体は別にそれを特別な事とは思ってないの。
うまく言えないんだけど、講演会をやってもお客さんから会場費しかもらわないのは、俺が講演会で食べてるわけではないからなんだよな。
本業がうまくいって、それで食べているから。
俺はずっと、本業の仕事をしていた人なんだよ。
たまに、「ひとりさんが人を集めて、宗教でも始めるの?」と言う人がいるけど、
ほら、俺って、神様好きの宗教嫌いじゃない。
宗教を始める気なんかさらさらないし、第一、人を集める気すら、これっぽっちも無い。
それでも、みんなは俺の話を聞きたくて、来てくれるんだよな。
だから、俺がここに来て話すのも、みんなが喜んでくれるからなんだよ。
俺はただ自分が楽しくて、みんなも楽しくて、空の上の神様が見ても喜ぶような、そんなことをやって楽しく生きていたい人なんだよ。
それが、どういうわけか、ひとりさんはすごい精神論者だ、みたいに思ってる人がいるんだよね。
いや、褒めてくれるのは、ありがたいんだよ。
だけど俺、立派に思われるのが、本当に嫌なんだよ。
だってさ、死んだおじいちゃんとか、おばあちゃんとか、お袋とかさ。
親を亡くしている人は、その親な。
それから、守護霊様とか、いつもみんなのことを見てる人がいるんだよ。
当然、俺のこと見ていてくれるあちらの世界の人たちがいる理由。
だから、例えば、はなゑちゃんのおばあちゃんは、はなゑちゃんを見てる。
はなゑ うん、絶対見てると思う。
一人さん はなゑちゃんが死ぬと、おばあちゃんとかが迎えに来るんだよな。
みんなも死ぬと、親とか、縁のある人たちが迎えに来るんだよ。
そういう人たちは、いつも、俺たちを見ている。
俺たちが何をやってるか、知ってるんだよ。
わかるかい?
愛弟子一同 ???
一人さん ほら、みんなにも他人に知られたくないことがあるだろう。
誰だって山ほどあるよね。
だけど、俺たちを守ってくれている守護霊様とか、おじいちゃん、おばあちゃん、全部知ってるんだよな。
俺達、腹の中まででばれちゃってんだよ。
隠そうとしたって、全部、お見通しなの。
だから、あんまりみっともないことやカッコ悪いことは、やらないほうがいい。
どうせ、分かっちゃってんだから、そんな無理してかっこつけてもしょうがないしな。
何を言いたいかと言うとな。
俺ね、一人さんって人は、世間一般でいう精神論者と全然違うよ、ってことなの。
一人さんには、一人さん流の正義がある
では、一人さんと、普通の精神論者とどこが違うか。
人は威張っちゃいけないけど、なめられていいわけがないんだよ。
威張るやつも、もちろん、いけないよ。
だけど、いんげん、なめられちゃだめなんだよ。
はなゑ 私も、そう思っています。
一人さん じゃないと、あなたがいくら正しいことを言ったって、あなたが舐められてたら、その正しいことすら聞いてもらえないんだ。
わかるかい?
人間、なめられちゃったら、相手にもされないんだよ。
わかる?
おとなしいだけじゃだめなんだ。
確かに、おとなしい、ってのは、美徳だよ。
だけど、なめられてちゃいけないん、だって。
俺はそういう考えで生きてきて、それが正しいと思ってるんだよ。
それと、人は真実を知ると絶対強くなるもんだ、と思ってるんだよね。
その真実とは何かというと、全部見られてる、って言うこと。
どんなに隠してもダメだ、ばれてるんだ、っていうことなの。
だから、例えば、昔から俺は、自分から喧嘩を売ったことはないけど、売られた喧嘩は買わなかったこともない。
こんな俺が、急に、人が変わったかのように、突然、練れた事言い出したって、はなゑちゃんとか、まるかんの社長たちは俺の性格を知ってるんだよ。
もっというと、神様だって、俺のことを、よく知ってんの。
「お前、そういう性格じゃないよな」って。
それを俺は知ってるから、へんに取り繕ったりしないし。
この性質を生かしつつ、他人に親切にすればいいんだな、と思ってんの。
俺、地で行ってるから、みんなと比べたら、すごく楽に生きてるんだよ。
わかるかな?
だから、キリストの場合は、「右の頬をぶたれたら、左の頬を出せ」って言うんだけど。
ところが、一人さんだと、「そいつに右の頬を殴られる前に、先にやっつけろ!」って言う。
だって俺は、相手に一発でも殴られる覚えはないんだよ。
それなのに、相手が因縁つけて殴りかかってきそうになったら、殴られる前に相手をやっつけちゃえ、って。
相手が俺の仲間に、やたらと威張り散らしたり、因縁つけてきたりとか、そういうやつだったら、俺は猛然と戦うんだよ。
はなゑ 本当にそうなの、一人さんって。
そんな、一人さんが大好きで、私達、ついてきたんだ。
一人さん だから、一人さんって、そういう人間なの。
人から見たら変わった生き方かもわかんないけど、自分の反省を振り返った時に、
俺は「また、この星に生まれてきたら、こうやって生きたい」って。
それぐらい、俺は最高に楽しく生きてきたんだよね。
だから、みんなにも「こうやって生きてきて楽しかったよ」って話すからね。
別に、俺の生きた通りに生きろ、と言ってるんじゃないの。
みんな、自分の好きなように生きていいんだよ。
ありのままの自分で生きて欲しいんだよ。
ただ、悪いこともしてない人間を殴ろうだなんて、そういうろくでもないことをするやつと、いつまでもくっついてる必要なんかないと俺は思うの。
もし、親とか旦那がそんな人だったら、とっとと逃げ出せばいいんだ、って。
わかるかい?
本当に殴られるのを待っているような事を「良し」としちゃいけないんだ、っていう考えなんだよ。
だから、そういう俺だから、本を書いたり、講演したりするようになったからって、立派なことは絶対に言いたくないの。
だって、バレてるんだもん。
だから、それは、俺なりの正義というのかな。
はなゑちゃんにだって、はなゑちゃん流の正義があるよな、って。
みんなにだって、一人ひとり、自分流の正義があるだろ。
俺には俺の正義があって、それに則って生きているとすごく気分がいい。
スカッとするんだよ、本当に。
で、俺なりの正義っていうのは、
「どうせ、見抜かれてんだ」
どんなにかっこつけても、嘘をついても、見抜かれてるから。
自分の中の地を出しながら生きていけばいいんだ、って。
それを言いたいわけ。
周りから愛される素敵な地の出し方
俺がみんなをを見ていて思うのは、ほとんどの人は自分の地を迎えて生きているんだよな。
「地を出さなくったって、幸せです」って言うんなら、それは無理して出さなくでもいいってことなんだよ。
だけど、世間の常識で自分をがんじがらめにして、自分を無理やり引っ込めてるんだとしたら、そんな生き方を続けていたら苦しいよね。
もし、地を出してみんなに嫌われるんだとしたら、そんな生き方を続けていたら苦しいよね。
もし、地をだしてみんなに嫌われるんだとしたら、地を改良すればいいだけなんだよ。
だから、俺なんかは女性が好きだけど、「あんな女好きは嫌だわ」って言われたくないから、「女好きな一人さん、いいな」と言われるような女好きになろう、って。
だって、今更「女が嫌いだ」と言ったって、もう遅いもんな。
愛弟子一同 知ってます。知ってます(笑)。
一人さん だから、はなゑちゃんもね。
はなゑちゃんは、おしゃれするのが大好きなんだよ。
その上にセンスもいいからよく洋服を買ってるんだけどさ。
俺、前に「はなゑちゃんのファッション、好きだよ」って言ったことがあるのね。
上から下まで、全部高級ブランドで固めるファッションもいいと思うよ。
はなゑちゃんだって、そういう格好をする時はあるけど、「あんたたち、こんな格好、できないでしょ」みたいなことは絶対やらないんだよ、この子は。
時々、「ファッションセンターしまむら」へ行って、できるだけ華やかそうで高そうに見える服を買ってきて、自分の会社のスタッフとか取扱店さんに、
「みんなも、こういうミニスカートとか、はいてごらん」
とかって、みんなにもできるおしゃれは教えてあげるのが、はなゑちゃんが好きみたい。
で、俺も、お金持ちしかできないおしゃれより、みんながおしゃれして素敵になっていくのを楽しめるようなファッションが好きだよな。
何を言いたいかなっていうとな、周りから愛されるような地の出し方ってあるよな。
おしゃれするなら、愛されるオシャレな方がいいし。
どうせお金持ちになるなら、愛されるお金持ちになった方がいいしね。
で、俺の場合は、愛される女好きを目指す。
一人さんが自分でそんなことを言わなきゃ、みんな、一人さんの事を崇高な精神論者だと思っているのに、って言うけど、守護霊様も神様も、絶対ごまかせないんだよ。
やり方は状況によって変えればいい
俺さ、魂の故郷へ帰った時に、
「楽しくて、良い人生を生きたな」
って、神様に言われた方がいいと思ってる人間なんだよね。
ただ、人生ってのは、人それぞれだからな。
人によっては、キリストの教えみたいに、右の頬をぶたれりゃ、左の頬も出す、みたいなやり方が正解なこともある。
その人にとっては、それが正しいんだよ。
でも、他の人にとっては、「殴られる前に逃げよう」とか、一人さんみたいに「殴られる前に殴り返せ」って。
それがいい場合もあるの。
いや、本当に、この一人さん流が正しい時もあるんだよ。
キリストの教えでは、心が納得いかない時がある。
キリストの教えだけでは、問題が解決しないことが山ほどあるんだよ。
そういう場合は、一人さん流でやってみようとか。
やり方なんて、状況によって変えればいいんだよね。
「殴られる前に逃げよう」とか。
「殴られる前に殴り返せ」とか。
だから、場合によってはキリストみたいに、一生、女っ気なしで過ごしたっていいんだよ。
だだ、俺はそういう人生が絶対に、嫌なんだよな。
やっぱり女性に全然見向きもされないより、モテたほうが気分が全然、いいに決まっているよね。
いや本当に。
だって、そうだよな、君だって気分いいだろ。
だから、一人さんの教えは、相当緩いのかもわかんない。
だけど、俺が、みんなの前で、とってつけたような立派なことを言ったとしても、全部神様はお見通しなんだよ。
「どうせ、バレてんだ」って思っちゃうと、ふわっと肩の力が抜けるんだよな。
みんなも時々ね、「どうせバレてんだ」と思うとね、いいよ。
追伸 一人さんは変な若者だった
一人さんの水なんだとしたら、私は大地です。
私は、一人さんの水をもらって、大地を潤し、緑を育んできました。
そして、その中で、賢く生きることがすごく楽しいことなんだってことを学んできました。
「賢く生きるのはずるい、って思っている人が多いけれど、でも、みんな賢くなるために学校に行ってるんじゃないの?って思うよ。
ずる賢いって言うけれど、ずるいことをしたら嫌われるって事を知ってる人が、賢い人なんだよ。
知能犯っているだろ、でも、知能があるやつなら犯罪は犯さない。
それをやるやつは賢くないんだよ。
法律を犯さなくたって、ずるいことをしなくたって、お金儲けはできるんだよ。
幸せになれるんだよ。
で、賢く生きるって、本当に楽しいことなんだよ」
でも、誤解しないで下さいね。
私も、仲間のお弟子さん達も、一人さんがお金儲けをさせてくれるからついてきたんじゃないんです。
一人さんがいつも楽しそうにしていて、一緒にいる時が楽だったから。
だから、
「もっと楽で、幸せになる方法があるんだよ」
って、一人さんに言われた時、その方法でやってみようと思えたんです。
ちょっとここで、私とひとりさんとの出会いについて語らせてもらっていいでしょうか。
一人さんと出会ったのは今から30年ぐらい前のこと。
指圧の専門学校でクラスメイトとして出会いました。
クラスメイトと言っても、私は18歳、一人さんは20台半まで、私にとっての一人さんは人生の先輩でした。
で、よくある話なんですが、クラスで、誰それと誰それが喧嘩した、みたいなちょっとしたトラブルがちょぼちょぼあったんです。
その頃の私は、そういうトラブルがあった時に、
「もう、どうしよう。
どうしたらいいかわかんない。
困っちゃうな・・・・・・」
って、言っているだけだったんです。
で、クラスのみんなも困った顔をしている。
ところが、一人さんだけは違っていて、
「なぁ、みんな、人ってのはさ、幸せになるために生まれてきたんだぜ」
とか言って、一人だけニコニコしているんですよ。
そんな一人さんに、私、頭きちゃって、
「みんなが困ってるのに、なんでそんなニコニコしてんのよ」って言ったら、一人さん、
「困ったことが起こるとワクワクするんだよ。
だって、それをクリアしようとすると、いろんな知恵が出るだろ。
楽しいじゃない。
今度はどんな知恵が出てくるかな」
何て言うの。
なんて能天気な人なんだろうって思っていました。
だけど、その後、一人さんがから知恵が出てきて、トラブルを見事に解決しちゃうんですよ。
で、一人さん、こういったの。
「な、困ったことは起きないだろ。
そんなものさ、人生っていうのは。
万事、自分が作ったシナリオ通りだから」
なんじゃそれってなりました。
そんな私に、一人さんはこう説明してくれました。
「この話、別に信じなくていいから。
聞き流して貰っていいよ。
あのね、人間というのは死ぬと肉体は滅びる。
だけど、魂だけは滅びない。
魂は天に昇って、魂の故郷へ帰るんだ。
その時、俺が魂の故郷へ帰ったとすると、来世はどんな人生にしようか、って決めちゃうの。
自分が成長するのに好都合なシナリオをあらかじめ作っちゃう。
それから、生まれてくる。
で、えみちゃんもそうなの。
みんな、自分の人生をあらかじめ決めてから出てくる。
そうすると、みんな、世の中で一番可愛いのは自分だから、自分の不利になるように決めてくるやつはいないんだよ。
だから、困ったことは起きない。
そういう目で眺めた時に、えみちゃんが悪いことをしていないのに、えみちゃんの事を悪く言う奴がいるとする。
その時、
『この人は前世で私が頼んできた人なんだ。
こんな嫌な役なのに、よく我慢して、約束を守ってくれたな。
ありがたい人だな』
って、感謝すると、その嫌な人は役目を終わって、すっといなくなっちゃう。
だから、やっぱり困ったことは起きないんだ」
そう言われても、私にはピンと来ませんでした。
でも、自分でも何度か困ったことを経験して、困ったことは自分が成長するために必要なステップだったんだ。
それは今の自分にとって必要で必然で、ベストな事なんだってことにだんだん気が付いて行って、
「困った、どうしよう」
って言葉が口から出なくなっていった。
しかも、困っている人たちに対して、この私が、
「困ったことは起こらない、だよ」
なんて言えるようになったんです。
そうすると、私に対して、ついていきますって、言ってくれる人が徐々に増えてきたんです。
だけど、そのことがすんなり分かったわけじゃありません。
一つずつ課題をクリアしていって理解し、できるようになったんです。
で、そうなるように、私の知らないところで一人さんは導いてくれていたんです。
斉藤一人さんのお話を纏めました。
皆様、いつもご精読ありがとう御座います。
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