コンクラーベ

斉藤一人さんです

20191229105200

斎藤一人さん 実践しているからわかるコツの活かし方

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人によって愛の出し方に差があるのは、経験の違いだけです。

 


実践しているからわかるコツの活かし方


最初に「愛で動く」と決めたら、後は四の五の言わず実践あるのみです。

愛の出し方を頭で考えるより、これだと思う愛をじゃんじゃんだすっきゃないんだよね。

昔から「習うより慣れろ」とはよく言ったもので、人間はやればできるようになるし、だんだん上達していくの。


いくら素晴らしいコツがあっても、それを耳で聞くだけとか、頭で理解しようとするだけでは、何事も前には進みません。

実践する中で、「どうしてもこれが難しい」「こういう時はどうすればいいのかな?」っていう疑問が出てきた時にコツを聞くからこそ、「なるほど!」と腑に落ちるんだよ。

すでに実践しているからこそ、コツの活かし方だってわかるし、ちょっとコツを取り入れるだけでグッと上達するものなの。

何もしていないのに、コツだけ聞いてもしょうがないんです。


でね、たまに「最初からうまく愛が出せる人はいいですね」みたいなことを言う人がいるんだけど。

今簡単に愛が出せる人というのは、実は地道な訓練を、何世代も前からやってきたんだと思うよ。

前世や、そのさらに前から、ずっと愛を出す練習をしてきたんじゃないのかな。

それでやっと、今世そこそこうまく出せるようになったんだと思います。

神様は魂をえこひいきしたりしないし、どの魂にも同じように愛をくれている。

不公平なんかないんだよ。

人によって愛の出し方に差があるのは、経験の違いだけです。

だったら、あなたも早く挑戦すればいいよね。

今から練習を始めたら、それこそ来世や再来世には、かなりの達人になっているんじゃないかな。



愛も意志もふわふわで自由なものだよ


ある人から、「愛のある人と、意志の強さは比例しますか?」っていう質問があったのでお答えしますね。

まず、世間ではよく「意志の固さ」が重要視されるようだけど、一人さん的には、意志ってすごく柔らかいものだと思っているんです。

強いとか硬いものではなく、ふわふわで柔らかいのが意志。

だから、もしあなたが意志に強いイメージや、固い印象を持っているんだとしたら、それはいらないよね。

と思っているのが一人さんなの。
なぜ意志が柔らかいのかと言うと、意志はそもそも「自分がこうしようと決定すること」でしょ?

したいことや好きなことを実行するとか、嫌なことをやめるとか。

ようは「自分の気持ち」なわけです。

自分の気持ちってさ、毎日どこか、刻一刻と変わるものじゃない。

一人さんも、「よし、今日はお蕎麦食べるぞ!」と心に強く誓って家を出ても、いざお店に入ると「やっぱり天丼にしよう」みたいなことはしょっちゅうなの。

気持ちはあっという間に変わる。

もし石が硬くなきゃいけないんだとしたら、私は天丼が食べたいのに、何が何でもお蕎麦しか食べちゃいけないことになるでしょ? そんなの困るね。

意志はいつだって自由に変えていいし、本来そういうものなんです。

一瞬で形を変える雲みたく、ふわふわで軽やかなのが意志なの。

わかるかい?

この、本来の意味を取り違えているから、意志って聞くだけでみんなガチガチなのを想像しちゃうけど、意志は別に貫き通すようなものじゃないよ。

その視点で言えば、愛が大きくなるのに比例して、意志はますます軽やかになるだろうね。

なぜなら、自分にも他の人にも自由を許すのが愛だから。

誰でも、自分の意志で自由にしたいことをすればいい。

挑戦してみたけど、やっぱり自分に向いてないと思うんだったら途中で止めたっていいんだよ。

やめるのもまた、自由な意思なの。

誰に対してもそんな自由を認められたら、自分も相手も気が楽になるよね。

優しい気持ちにもなれるしさ。

愛が大きくなればなるほど、それが容易になる。

だから人生に無理がなくなるし、揉め事や問題も減っていく。

意志がどうかとか気にする必要もないほど、いろんなことが当たり前にふわっとうまく行っちゃうんだ。



どんな波動になるか考えたら答えは出るよね


例えばあなたが、家族や大切に思っている相手からお金を貸して欲しいと言われたとする。

こういう時、たいてい「大切な人の頼みを断るのは愛じゃないよね?」「こういう時に無条件でお金を貸してあげるのが愛だよね?」って自問自答が始まるの。

それで貸してあげようと思うと、今度は「虎の子の預金をはたけば、いずれ自分が困るし・・・・・・」みたいな感じで、堂々巡りになっちゃうんだよね。

あのね、堂々巡りになるのは、どちらも真実だからなの。

困っている人を助けるのは愛だけど、自分を守ることだって愛だからね。

だとしたら、あなたの本当の気持ちを見守るしかないんだよ。

貸してあげたいのか、そうでないのか。

で、貸してあげられないと思うんだったら、「余裕なくてごめんね」って断るしかないんです。


こういう大事な決断は、自分の気持ち以外のことで判断してはいけないんだよ。

周りの目や常識を気にして自分の気持ちを押し殺してしまうと、ことあるごとに「あの時貸したお金があればなぁ」って悔しさが蘇ってきたりして、結局後悔するの。

つまり、あなたからずっと負の波動が出続ける。

そうするとあなた自身はもちろんだけど、お金を貸して相手にもその波動は伝わるから、お互いに不幸なんだよね。

あなたの貸してあげたお金が大して役に立たなかったとか、貸してあげたことで更なる問題が起きるとか、何かしら厄介事が持ち上がるの。


だから、人にお金を貸す時は「自分が気持ちよく出せる金額」「返って来なくていいと思える金額」しか出さないほうがいいんです。

貸したくないんだったら、最初から貸さないこと。

それに尽きるの。

断る時は薄情に感じて気が重いかもしれないけど、嫌なものは断ったほうが、むしろ結果的に良い波動になら。

と思えば、断るのがお互いのためだし、愛ある選択ということになるだろうね。

こんな風に、難しい問題にぶつかった時は「この決断だと、どういう波動になるかな?」って考えると、自ずと答えが出るんじゃないかな。

ちなみに、お金は貸せないけどどうしても気になるって言うなら、お金の代わりに知恵を出してあげるとか、助ける方法はいくらでもある。

そういうことを考えるのも、あなたらしい愛だと思いますよ。

 

斎藤一人さんの話を纏めました。

 

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