今、愛が枯れているように感じる人がいるかもしれません。
でもそれは、あなたの心が「ねばならない」「こうあるべき」と言う、
世間の常識や観念でがんじがらめになっているせいだよ。
その肩に、あれやこれや背負いこみすぎているんだ。
情熱なんてあってもなくても成功できるからね
Q 私にはあまり情熱がありません。
今まで、熱い気持ちになったことがないのです。
そんな私でも、何かに情熱を注げる日はやってくるでしょうか?
情熱が持てるようになるための、良い方法があれば教えてください。
斎藤一人さん
あなたはそういう個性なんです。
だからそのままでいいと思うよ。
情熱的な人は情熱的に生きたらいいし、情熱のない人は、情熱のないように生きたらいい。
情熱がないからって、成功できないわけじゃないんだよ。
情熱なんて、あってもなくてもいいの。
どちらでも成功できるんだから。
情熱のない人は、物事を俯瞰できるとか、大事な場面で冷静に判断できるとか、いいところがいっぱいあるんだよね。
少なくとも一人さんは、情熱のないあなたを高く評価します。
自分にないものばかり見て、自分を攻撃しないことだよ。
あなたという人間は、すでに完璧な存在なんです。
誰かと同じようにしなくても豊かになれるし、成功できるようになっているの。
人と比べたりしないで、自分にはどんな道が正しいんだろって、自分の生き方を探してごらん。
それこそ、冷静なあなたならうまく探せるんじゃないかな?
その時に一人さんの成功法則が参考になるんだとしたら、いくらでも真似してくれていいし、やってみて「これは自分に合わないな」と思うものあれば、自分に合うやり方に変えてもらってもいい。
いろんな人の話を聞いて参考にしながら、その中から自分に合うものを探して実践してみな。
必ず、あなたなりの成功法則が見えてくると思いますよ。
氷は火のように生きられないんです
Q 自分の弱みや欠点をさらけ出すことに、強い抵抗があります。
本当は弱い人間なのに、強いふりをしてしまうことで生きづらさを感じています。
どうすれば、もっと自分を解放させてあげられますか?
斎藤一人さん
自分は弱みをさらけ出さない、辛抱強い人間なんだって思ってあげることだよ。
何も問題なんてない。
そのままのあなたでいいの。
問題があるとしたら、それはただ一つ。
その性格を、あなた自身が悪いことだと思い込んでいるところです。
氷は、どうしたって火のようには生きられません。
だけど氷は氷で、世の中の役に立っている。
なきゃ困るものなんです。
もちろん、火には火の役割があるし、なくなると困るよね。
海は、次から次へと波が押し寄せてきます。
その波の形は全部違って、高い波が低い波、大きな波や小さい波、色んな波がある。
同じ波は二度と見られません。
人間も、それと同じなの。
顔や体格、声、体質、骨の形、毛の生え方、考え方・・・・・・何もかも違います。
指紋一つとっても、誰一人として同じ人はいない。
体の組織から心から、思考回路まで全部違うんだよね。
持って生まれた気質も、得意なことも、不得意なことも、みんな違う。
そういう意味では、人間って個性的どころか、個性の塊なの。
わかるかい?
それぞれが得意なことを活かして生きるのが一番です、それができるように世界は作られている。
神様が、そういう仕組みを作ってくれているんです。
斎藤一人はこの世に一人しかいないし、私にしかできない生き方がある。
あなたという人間も、この世に一人しかいなくて、あなたにしか務まらない大事な役割があるんです。
強い人は、強く生きることでうまくいくし、弱い人は、弱いままでうんと幸せになれる道がある。
それぞれにとって、最高の人生が花開くから心配ないんだ。
すぐ拗ねちゃう自分は最高に可愛い!!
Q すぐ拗ねてしまう自分が嫌です。
どうしたら拗ねない自分になれますか?
斎藤一人さん
拗ねてしまう自分が嫌だって言いますが、本当に嫌だったら拗ねないよね。
つまり本心では、すぐ拗ねる性格がそれほど嫌じゃないということだと思います。
あなたは心のどこかで、すぐ拗ねる自分を可愛いと思っていたり、悪くないと思っていたりするんじゃないかな?
もうそれを認めて、「すぐ拗ねちゃう自分は最高に可愛い」って受け止め方がいいと思いますよ。
首が凝った時やなんかは、凝ってるほうにちょっと耳を傾けてストレッチすると楽になるんだよね。
コリが取れて軽くなる。
人の気持ちもそれと似ていて、自分が否定していることを一度肯定してみるといいんです。
問題があるからってそこを避けたり否定したりするのではなく、あえてそちらに心を傾け、肯定してみる。
これまで否定してきたことを、認めて受け入れる。
そうするとね、最初は違和感があるかもしれないけど、だんだん考え方が変わってくるよ。
1年くらい経ったら、自分という人間がガラッと変わっちゃったのが分かるから。
でね、「私は、拗ねる自分がどうしても可愛いと思えません」という人は、さらに「拗ねる自分を可愛いと思えないこの頑固さも、まぁ悪くないな」って認めてあげたらいいよ。
それすらできない人は、「なんでもかんでも否定したがる自分だけど、今はそれでもいいや」って肯定してあげな。
こうやって、出てくる否定の感情を、その都度「まぁいいか、まぁいいか」って許してあげるの。
そのうちに、必ずどこかで本当に自分を許せる時が来るからね。
焦らず挑戦してみてください。
神様に好かれてご褒美をいっぱいもらいな
Q 周りの良い人のところに目を向けたいのに、気がつけば「気が利かない人だな」「服装がダサいな」「面白くない人だな」などと、人のアラばっかり見てしまいます。
この性格を直すには、まず何から始めたらいいでしょうか?
斎藤一人さん
反対の立場になって考えてごらん。
あなたが誰かに「気が利かない」「ダサい」「面白くない」って言われたら、どう思うだろう?
間違いなく、不快な気持ちになるよね。
怒ると思います。
だったら、あなたも周りの人にそんなことを言うのはやめな。
心の中で思うだけでも、そういう気持ちって必ず言動の端々に出るから、相手には伝わるものだよ。
自分と同じように、相手にも心があるの。
それと、人はみんな神様から分け御霊をもらって生まれてきたんだよね。
神様の分け御霊を持っているあなたは神様だし、相手も神様なんです。
人が嫌がることをするって、自分の神様も、相手の神様をバカにしているのと同じだよ。
神様へのいじめなの。
結局、あなたが神様に嫌われて損をするだけだ。
自分のことも、人のことも褒めてあげな。
人間っていうのは、弱い生き物なの。
褒めあって支え合わなきゃ、生きていけないんだよ。
人の粗なんて、簡単に探せるんです。
だけどそれをしたって誰も喜ばないよね。
そんなことよりも、自分の欠点を直すことに挑戦しな。
人の粗を1000個探すより、自分の欠点を一つ直すことの方が難しいけれど、それに挑戦すると、あなたの周りにいる人がみんな喜ぶよ。
あなたの中にいる神様も、周りにいる人の中の神様もみんな喜ぶ。
だからいっぱいご褒美がもらえて、人生が違ってきちゃうんだ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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