人って鏡だからね、自分が愛のある言葉を喋って、愛のある顔をしてると、自然と相手もそうなっちゃうんだ。
嫌な人でも自分のファンに変えられる
一人さんの教えを学んで強く実感しているのは、自分の周りから嫌な人がいなくなったことです。
昔のみっちゃん先生は、嫌な人がいると波風を立てないようにずっと避けていたのですが、今は嫌な人自体が周りにいないので、そういう事に気を使う必要もなく気が楽です。
人って同じような波動の人が引き寄せられるので、自分が良い波動を出していると、悪い波動の人がよってこなくなります。
もし近寄ってきたとしても、悪い波動を持っている人にとっては、良い波動が心地悪く感じますから、相手の方から立ち去ってくれるんですよね。
一人さんも、こんなふうにおっしゃいます。
「みっちゃん、俺も嫌な奴に出会わないんだよ。
何故かって言うと、嫌な奴もいるんだけど、俺に会うといい人になっちゃうの。
人って鏡だからね、自分が愛のある言葉を喋って、愛のある顔をしてると、自然と相手もそうなっちゃうんだ。
だから、まず嫌な奴には出会わない。
それでも出会ったらどうするんですかって、それだったら俺は、相手にあんた、嫌な奴だねって言うよ。
ただ、俺の言い方だと、きっと相手は怒らないよね。
笑っちゃうんだよね」
一人さんって、どんな相手でも惹きつける魅力があるのです。
時々、一人さんのことをよく知らないでつっかかる人もいるんですね。
それを見た私たちは「大丈夫かな!?」ってハラハラするのですが、どんな相手でもちょっと時間が経つと、びっくりするくらい一人さんのことが大好きになっているんです。
最初の感じ悪い態度はなんだったんだろうっていうくらい笑顔になって、「一人さんの悪口を言ったら、俺が承知しないぞ」って。
人は、自分次第で相手をいかようにも変えることができるものなんですね。
そして嫌な相手ほど、自分の一番の味方になってくれるのだから不思議です。
料理法をマスターすれば、嫌な人はいなくなる
嫌な人について一人さんと話している時、興味深いことを教えてもらいました。
「みっちゃんさ、嫌な人ってどういう人かわかるかい?
あのね、自分の手に負えない人だから、嫌な奴だなって思うんだよね。
食材で言えば、苦手な材料。
だけど、苦手な材料だったら、その材料を美味しく食べるための調理法を学べばいい。
どう料理すれば美味しくなるか知っていれば、嫌いな食材ではなくなるよね。
そう考えると、嫌な人っていうのは相手の問題じゃなくて、自分の調理能力(対処能力)の問題なんだ。
いつも肉ばかり食べている人は、魚が出てくると、どう料理していいかわからない。
でも、普段から肉も魚も野菜もまんべんなく調理していれば、何が出てきてもパットこの材料なら、こういう料理にすれば美味しくなるみたいなひらめきが浮かぶよね。
日頃からいろんな食材で料理しておけば、いざという時に困らないの。
食材だと、肉・魚・野菜の3種類をマスターしておけば完璧だよね。
調理法も【煮る(茹でる)】 【焼く(炒める)】【揚げる】【蒸す】の4パターンを知っていれば充分。
じゃあ人間の場合はどうなんですかって、一人さんは、人間も大体3〜4パターンくらいしかないと思ってるの。
同じ野菜でも、人参や玉ねぎ、キャベツといった様々な種類があるように、人間も細かい部分は多岐にわたる。
でも、大別すれば3~4パターン程度だよ。
考えてみれば、血液型だって基本は【A型】 【 B 型】【O型】【 AB型】の4種類しかないよね。
だから、ざっくり3〜4パターンこういうタイプにはこう対処すればいいっていう能力を身につけておけば、世の中から嫌な人はいなくなるんだよ。
時々、あの人は練れてるねって言われる人がいるよね。
それは、料理の仕方をたくさん知ってるということなの。
で、そういう練れた人に会うと、どんなに嫌な人でも、もの凄く笑顔の素敵な人に変わってしまうものだよ。面白いね」
ちょっとくらい嫌なところがあっても目をつぶる
相手に苦手意識を持つと、その波動は必ず相手に伝わります。
そうすると、相手はますますあなたが苦手になるようなことをしてきます。
なぜなら、あなたの苦手なオーラを感じ取った相手もあなたのことを苦手になり、同じように嫌な波動を返してくるからです。
反対に、相手がどんなに嫌な人でも、あなたが良い波動を出していると、相手もその波動に影響されます。
そうすると、嫌なことをしてこなくなるんです。
一人さんが、こんなアドバイスをくださいました。
「これは俺の感覚的なものなんだけどね、食べ物で好き嫌いの多い人は、不思議と人に対しても苦手意識を持ちやすいの。
簡単に言うとね、ちょっと嫌だと感じただけで『これは嫌い』『あれは食べたくない』って言っちゃう人は 、食べ物以外でも同じようにやってるんだよね。
だから、人に対してもすぐ「この人は苦手」ってなっちゃう。
あのね、人間なんて、嫌なところはいくらでもあるんだよ。
ちょっと嫌なところが見えただけで嫌いになってたんじゃ、周りは嫌な人だらけになっちゃうよ。
食べ物でもなんでも、嫌だなと思うところがあっても、ちょっと顔晴って食べてみるとか、料理方を変えてみるとか、それくらいはした方がいいよね。
人間の場合なら、この程度のことは誰にでもあると考えてあげるの。
人間には、個性があるのが当たり前。
良いところも悪いところも、その人の個性なんだよね。
そういう風に思ってるから、俺の場合は、今までこの人にはまいったという人が出てきたことがないの」
人間には誰でも魂がある
一人さんは、「人間には誰でも魂があるんだよ」ということも教えてくれました。
「人ってね、普通に社会生活を送っている人だったら、そこまで悪人っていないものなんだよ。
それどころか、間違って罪を犯した人たちの中にも、本当は『よくなりたい』『更生したい』って考えている人が大勢いるの。
どういうことかって言うとね、ある人のお父さんが、刑務所の看守さんをされているんだよね。
で、そのお父さんによると、受刑者に差し入れされる本の中で一番多いのは、なんと一人さんの本なんだって。
看守さんも一人さんの本を読んでくれているみたいでね、受刑者の人としょっちゅう、一人さんの本の内容について語り合ってるって言うんだよ。
一人さんの本を読む受刑者の人って、犯罪者になってしまったことを悔い、自分を良くしたい、成長したい、改めたいと思っているんだよね。
このままでいいと思っていないから、一人さんの本を読んで学ぼうとしてるの。
生き方を間違えてしまったけれど、間違ったままでいいとは思っていないってことなんだ」
斎藤一人さんの話を纏めました。
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