人は、現実の受け止め方次第で必ず変わることができる
目の前に起こっていることから、必ず学び取ることができる
現場がうまくいっていないと、「自分の中の何かを変えないと現実も変わらない」と思う反面、「自分らしく生きたい=自分を変えたくない」という葛藤で思い悩むことがあるかもしれません。
でもこれはこれで、正しいんです。
その人にとって、その悩みが必要だから起こるの。
そして必ず、その悩みを通して成長するんです。
だから「魂の成長論」からすると、実に順調にいっているんだよね。
そうやって「徐々に良くなっているんだ」と思っている人には良くなることが起こる。
「なんで、こんな悪いことが起こるんだ」と思っている人には、悪いことが起こります。
同じ地球に住んでいても魂の成長レベルが違うと、起こる出来事も違ってくるの。
パラレルワールドみたいなもので、結果が違ってくるんだよ。
世界や世の中が「だんだん悪くなる」と思っている人には、悪い現象が起こっちゃうの。
要は捉え方なの。
捉え方次第で心の世界が違ってきちゃうんだよね。
一間、悲惨に思える事件や事故も、実はそこから必ず学びがあるんです。
すべては幸せになるための「魂の成長論」なの。
さらに言えば、みんなが幸せになるための魂の成長論なんです。
先日、ある人から、「オレオレ詐欺はいつ、なくなりますかってね?」って聞かれたんだけど、答えは「騙される人がいなくなった時」なんだよ。
結局、騙す側も、騙される側も両方が成長なの。
騙そうとする方も腕を磨いてくるけれど、それでもみんなが騙されないようになれば、オレオレ詐欺も成り立たなくなって、なくなるんだよね。
でも、それが両方にとっての成長なんです。
それと「自分が変わらないと何も変わらない」って言うけれど、人は必ず変わるようになっているの。成長するようになっているんです。
「三つ子の魂百まで」って言うけれど、3歳の時と60歳、
70歳の時の考え方は絶対に変わっているんだよね。
うまくいかないのは成長が必要だから
「仕事がうまくいきません。どうすればいいんですか?」という相談をよく受けます。
その内容は「業界全体が不況で・・・・・・」とか、「今まではうまくいっていたのに・・・・・・」など、色々あっても、基本的には、うまくいかないのをいかせるのが仕事なんです。
それでもうまくいかないなら、その仕事は自分に向いてないの。
それを新しい仕事に変えるのも成長なんです。
今の仕事をうまくいかせるのも成長だし、うまくいかなかったら違う仕事に変えのも成長なの。
世の中は必ず成長するようになっているんです。
成長と捉えるか、だめだと捉えるかなんだよ。
家の壁って、昔は土壁だったんです。
土壁って、中に竹を編んで入れたの。
それを土台にして土を塗って壁を作って、それから仕上げに化粧壁を塗って完成させるんです。
昔はその竹を編む職人さんがいたんだけれど、今は土壁自体が少なくなって、その竹を編む職人さんも少なくなっちゃったんだよね。
どんなに腕のいい職人さんでも、どんなにその仕事を愛している人でも、仕事がなくなっちゃうってことあります。
でも、腕のいい職人さんには、必ず他でその腕を生かせる
仕事があるの。
神様は、「あなたは竹を編むことしかできませんよ」なんていうことはしないんだよ。
もし「私はこの仕事しかできない」っていう人がいたら、それはただ思い込んでいるだけなの。
「その思い込みは違うよ」っていうことを、神様が教えてくれているんだよ。
この地球という星は、ものすごく魂が成長する星なんです。
地球にいるためにはご飯も食べないといけないし、家も必要だし、服も着ないと駄目なの。
だからそのために働かないといけなくて、そのことからすごく魂が成長できるようになっているんです。
理想ばかり言っていても、それが通用しなかったら、それは今の時代には合わないか、間違ってるの。
「そこから学びなさい」ってことなんだよね。
うまくいかない時ほど
そこから学ぶことができる
経験を重ねることで一歩ずつ成功に近づいていく
経験的な成功って、年収が1千万円以上あるとか、売上が一番だとか、そういうところで見ているけれど、「魂の成長論」でいう成功は、そうじゃないんです。
色んな経験をすることで魂が成長する。
そのことが成功なんだよ。
だから、たとえ事業で失敗して会社を倒産させてしまったとしても、そのことで「これではうまくいかないんだ」ということを経験したんだから、「魂の成長」という考え方からは成功なの。
経験したら、間違いなく魂が成長しているんだよ。
経験と成長はイコールなんです。
あとはそれを、成功と捉えるかどうかだけなの。
だから本来、失敗っていうのはないんです。
うまくいかなければ改良すればいいし、うまくいかないことが分かったぶんだけ成長なんだよ。
でも多くの人は経済的に成功しない限り、自分が成功したと思えないんだよね。
子供が「これ、やりたい」って言った時に多くの親が反対するのは、子供に苦労させたくないからなんだよね。
でも子供はとにかく経験したいんです。
チャレンジしたいんです。
それでうまくいかなくても、気が済めばやめるし、そのことが後々、いい経験として必ず生かされるんです。
私たちは魂を成長させるために、この世に生まれてきたんだよ。
よく、「ぶれない」とか、「変わらない」ことが良いことのように言うけれど、変わらないということは、成長してないということだよ。
常に成長するのが当たり前なの。
成長することでは困ることはないんです。
屋久杉なんかは何千年も生きているけれど、それでもまだ成長しているんです。
成長が止まったもので生きているものはないんだよ。
それに、成長するのが一番楽なんです。
止めるっていうのは、纏足(幼児期に足をに布を巻いて成長を止める習慣)みたいなものです。
売上も伸びるのが当たり前なの。
一つダメになったら、必ずそれに代わるものが出てくるんです。
失敗は、成功への一つのステップ。
経験こそが人を前に進めることができる
この世は正しいことがいくつもある
理想と現実の間で悩んだり、迷ったりしている人って多いよね。
「たった一度の人生だから、後悔のないように今を大切にして、自分の好きなことをしよう」という思いに対して、「将来のことを考えたら、今は我慢して、これからに備えた方が良いのでは?」と考えてしまうのかもしれません。
「私は私。自分の気持ちに素直に生きよう」とすると、お金のことや生活のことを、家族のことなど、現実的なことにとらわれてしまう人もいるでしょう。
これは、両方とも正しいんだよね。
こんな時はまず、自分の選びたいほうを選べばいいの。
今は大切だし、将来も大切。
だから、自分の思った通りにすればいいんです。
多くの人は「どっちが正しいのか」って悩むけれど、どっちも正しいの。
大切なのは、自分がどっちを選びたいかなんだよ。
正しいことがひとつだけなら、世の中はもっと簡単だよね。
この世は正しいことがいくつもあるの。
正しいことの中から、さらに自分が選ぶ道を決めていかないといけないんだよ。
人に意見を聞くと、その人にとって正しい答えを出すんです。
だから参考にはなっても、必ずしもみんなに当てはまる答えにはならないんだよね。
自分の選びたいほうを選んで、失敗したりうまくいかなかったりしても、それは必ず成長に繋がるから意味があるんです。
特に、人間関係で起こる問題は、自分の気持ちと相手の気持ちが交差するから、すごく難しいけれど、それだけ学びうむ大きいの。
例えば、「本当の自分」で生きようとすると、相手の気持ちがすれ違ったり、周りから反発されたりするかもしれません。
相手の気持ちも分かるし、でも自分の気持ちも大切にしたい。
これって凄く難しいよね。
でも、それをうまく考えるのが魂の成長なの。
失敗を重ねていくうちに、だんだんうまくなってくるんだよ。
それと、「これも成長なんだ」と捉えると、その人の成長が早まるんです。
仕事がうまくいかないのも、成長に必要だから。
うまくいかない時に「失敗した」と思うのか、「これも成長なんだ」と思うかで、次の行動が変わるよね。
神様は私たちに、常に学びの機会を与えてくれているの。
失敗を与えているわけじゃないんだよ。
この世の中をずっと生成、発展するように作ってくれているんです。
常に「未来は明るい」の。
だから、神様に祈りながら、不安に思っている人っておかしいんだよ。
それは、神様を信じてないってことなんだから。
まずは自分の直感を信じて進むべき道を選ぶ
斎藤一人さんの話を纏めました。
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