『苦あれば楽あり』なんて真っ赤な嘘
苦労の先にあるのは苦労だけ
私は幼い時に、「若い時は苦労をしたほうがいい」と聞かされて育ちました。
ですから根性とか努力という言葉が大好きで、何をするにも苦労しないと成功しないし、立派な大人にもなれないと信じていました。
しかし、斎藤一人さんと出会い、私のその考えは180度変わりました。
一人さんはこう言います。
「忠夫ちゃん、苦労の先にあるのは苦労だけだよ。
よく『若いうちは苦労は買ってでもしろ』と言う人がいるけど、そんなもんは絶対に買ってはいけないよ。
苦労というのは、『そのやり方は間違っているんだよ』という神様からのお知らせなんだよ。
答えが合っていれば苦労なんかするわけがないんだよ。
忠夫ちゃんのお父さんやお母さんもいい人だし、すごい働き者だったよね。
でも一生苦労し続けたよね。
苦労する人の特徴って、苦労しなくちゃいけないと思っているし、そのことを美徳だと思っている。
でも苦労が始まった時、私の生き方、考え方は間違っているのじゃないかって、立ち止まって考えてみるといいよ。
忠夫ちゃん、親という魂が命をかけて教えてくれたことを無駄にしちゃいけないよ」
本当に心に残る教えです。
斎藤一人さん
人は苦労をしてはいけないのだとしたら、何をするべきなのだろう。
それは困った時、正当な努力をすること。
正当な努力をする人に神は味方するし、世間も味方する。
正当な努力は決して辛いものではなく、とても楽しいものである。
世の中そう簡単にはうまくいかない
ある日、一人さんが私にこんな話をしてくれました。
「忠夫ちゃんはカレーが大好きだよね。
毎日カレーばかり食べていると病気になってしまうとか、お肉ばっかり食べていると病気になってしまうという人がいるけど、そう簡単には病気にならないし、まだ仮になってしまったら今度はそう簡単に治らない。
またお金持ちになりたいという人が私の前に現れたとしても、お金持ちもそう簡単にはなれないんだよ。
でもね、『そう簡単にいかない』と思って行動していると、なぜか心がとても楽になって、結果的にうまくいってしまうんだよ」
これは、「世の中そう簡単にうまくはいかないのだったら、何もしない」ということではありません。
それでは魂の成長はありませんから。
そう簡単にいかないということは、裏を返せば、正当な努力をすればうまくいくということ。
そして成功したら今度はそう簡単には元に戻りません。
だから雑草が固いアスファルトを押しのけて出て行くように、日々の努力をコツコツとしなくてはいけません。
一人さんは自分では言いませんが、私達弟子から見ても日々の努力を欠かしたことがありません。
話は変わりますが、この世の中は平等のように思われるけれど、平等なことはほとんどありません。
そして平等の事は二つしかないと、一人さんは言います。
その一つが人は必ず死を迎えるということ。
私は死を迎えない、という人はいませんよね。
また二つ目が霊格(魂の格)を上げる修行があること。
神様は人に対して苦労も悩みも与えません。
ただ問題(課題)を与えるだけです。
だからその人に合った問題を与えてくれるのです。
そしてその問題を解いている時間こそが、魂の一番成長する時間です。
だから「この世の中、そう簡単にはいかない」ということなんです。
皆さんも問題にぶち当たった時は、自分の魂が成長している時と思って楽しんで問題を解いてくださいね。
そして日々の努力を一人さんのようにコツコツとしていき、霊格を上げていきましょう。
斎藤一人さん
神様は正当な努力を我々に望みます。
常に何が正当かを考えコツコツやる。
これが本当に楽しいのです。
笑いが止まらないほど楽しいのです。
一度だけ挑戦してみてください。
あなたの人生が100%変わります。
一人さんの導き方
人は人生に迷った時、占いに頼ったりします。
それ自体は決して悪いことではありません。
出た結果によって、また明るく前向きになって前に進めるのであれば、それは良いことです。
しかし、これが良くない。
あれが良くないと否定的になってしまうような結果を信じるのはあまり良いことではありません。
一人さんは昔、ある占い師に手相を見せてくれと言われたそうです。
するとその占い師は、「あなたは一生、お金が持てないですね」と言ったのだそうです。
もちろん、一人さんはそれを聞いても全く動じることはありませんでした。
このことについて、一人さんはこう言います。
「手相って、手のしわだからね。
そのしわで人生が決まるなんてありえないよ。
それよりも、親からもらったこの体を『私はこれで十分です。私はこれで幸せになります』って言った人が幸せになるようになっているんだよ」
また一人さんは厄年のことを「ひやく(飛躍)の年」と言って、これまでがんばってきたことが、大きく実を結ぶ年なんだよと言います。
私達まるかんの社長たちも全員、その言葉通りに飛躍してきました。
一人さんは誰に対しても、決してその人を否定するようなことは言いません。
その人が気づかないうちに、向きを良い方向に変えてしまうのです。
例えば、「あなたは明るい色の服を着ていると、今よりもっと良いことが起こるよ」とか、「この本を読むということが山ほど来るよ」とか、人が明るく元気になるように導いてくれるのです。
占いの結果に一喜一憂する生き方よりも、今、自分に与えられている幸せに気づきながら生きていく、そんな生き方の人の元に、幸運が訪れるのだと思うのです。
斎藤一人さん
悪魔は怖がらせ、神は安心させる。
この言葉は覚えておいた方がいいですよ。
神を口にしても、人を怖がらせるのは悪魔ですよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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