やきもちを妬くことが悪いわけではない。
相手のせいにせず、自らの成長に繋げる
魂を成長させるために人は出会う
人生という道を歩いていると、色々な人に出会います。
そのひとつひとつもやっぱり、魂の成長のための出会いなんだよね。
違う道を歩いてきた人同士が出会って、同じ道を歩む。
一人では通れない道も、助け合えば通ることができて、そのことで魂が成長します。
同じ道を歩いていても、それぞれの学びが違ってくると、別れて別の道を歩くことになるんです。
例えば、すごくやきもちやきの人がいたとします。
これって、「やきもちを妬くことが悪い」っていうことじゃないんだよ。
やきもちやきの人って、やきもちっていう業をたくさん持っているのです。
業は燃料みたいなもので、その人にとっては、やきもちという業を燃やすことが、今世の魂の成長に繋がるの。
だから、そういう人は必ず「やきもちを妬かせる人」を探します。
それでそういう人に出会うと、ライターみたいなもので火をつけてもらうわけ。
そうするとボウボウと燃えて、燃えている間は苦しいんだけれど、その業という燃料が燃え尽きると「なんで、あんなに苦しんでいたんだろう」って思うぐらいすっきりするんです。
でも中には、いつまでたっても苦しんでいる人がいます。
そういう人って、自分で燃料を足しているんだよね。
どういうことかって言うと、せっかく自分の魂の成長のために燃やしているのに、やきもちを妬かせる相手のせいにして、自分でまた業を増やしているんです。
だから、いつまでたっても減らない。
だから苦しい。その繰り返しなんです。
大体、「ヤキモチ妬きの浮気者」と言って、自分が浮気者のだからやきもちを妬くんです。
想像してしまうの。浮気しているところを。
それで、中には浮気者だけれど、自分はしない人がいます。
そういう人は、押さえているの。
本当は自分も浮気者なんだけれど、自分で自分のことを抑えているから、相手が浮気すると余計に頭に来るんです。
成功の段階によって、起こる出来事も変わる
魂の成長って、人によって段階が違います。
だから当然、学ぶことも変わるんです。
よく、人に利用されてばかりいる人がいます。
そういう人は「利用したあの人が悪い」って思うかもしれないけれど、利用されたら、「私はあなたとは付き合わない」と断ればいいだけなんだよね。
その人にとってはまず、断ることが魂の修行なの。
「断ることができない」のは、その人の弱い波動が相手をつけこませるんだよ。
だから相手の問題ではなく、自分の問題なんです。
あなたの前に、嫌な奴がいるとします。
ということは、嫌な奴ということがわかったんだよね。
それがすでに発見なんです。
後はただ、嫌な奴だとわかったんだから、付き合わなければいいんだよ。
でも未熟な人ほど「この人にもいいところがある」と言って、良いところを探そうとします。
でもそれは間違いなの。
なぜかと言うと、嫌われる奴は嫌われることをしているんだよ。
だからその嫌われることをすることで「自分は人から嫌われているんだ」ということに気づいて、その人は初めて自分を直そうとするんだよ。
もちろん、相手の良いところを探してあげるのも、これも魂の成長につながります。
でも、それでうまくいかなくなったら、次の成長なんだよ。
魂の成長の段階によって出てくる問題も変わるから、同じ答えでは駄目なんです。
嫌な人の顔色を気にせず断る時はきっぱり断る
人生とは「あとだしジャンケン」
誰に対しても優しくすることで、うまくいくときがあります。
そうすると今度は、優しくすると図に乗るやつが出てくるんです。
さらには、利用しようとする奴が出てくるんだよ。
それを、いい人も悪い人も同じ対応をしていたら、上手くいくわけないよね。
人生は「あとだしジャンケン」だから、絶対に勝てるんです。
普通のじゃんけんは同時に出すから、勝つか負けるかは出してみないとわからないけれど、相手がパーとかグーとか出してきた後なら、それに勝つ手を出せばいいの。
それを「さっきはチョキで勝てたから」といって、相手がグーを出しているのにチョキを出していたらダメなんだよ。
「この人は、人の事を利用するやつなんだ」って思ったら、その人と親しくしたり、仲良くしてはダメなんです。
「みんなから好かれたい」と思うことは悪いことじゃないの。
だからといって、嫌な奴から好かれていたら、あなたも嫌な奴の仲間になっちゃうよ。
「兄弟、姉妹、みんな仲良く」っていうのもいいの。
ただそれは、兄妹姉妹が全員いい人ならね。
だけど、兄弟ででもどうしようもないのがいたら、付き合っちゃいけないんだよ。
答えは常に違ってくるの。
それを一個ずつ、片付けていかないといけないんです。
神様って、私達に苦労を強いるようなことはしないの。
だから、正しい答えを出して苦労をすることは絶対にありません。
今、苦しんでいるとしたら、あなたの答えの何かが間違っているんだよ。
私も学校で先生に怒られたり立たされたりしたけれど、そういう時って必ず私が何か悪いことをした時なの。
私が正しくて怒られたことは一度もないんです。
それと同じで、自分が苦しい時は、必ず何か間違いがあるんだよ。
そういう時は必ず、「もうちょっと魂を成長させなさいよ」っていうことなんです。
「みんなから好かれたい」と無理にがんばらない
反抗期があるほうが、良い親子関係が築ける理由
神様って、私たちの魂の成長に必要なものをたくさんつけてくれています。
例えば笑顔。
この地球上の生き物の中で、人間だけが笑うんです。
怒ったり、喜んだり、悲しんだりという感情は、他の動物でも見せたりするけれど、笑ったりはしないよね。
犬でも涙を流します。
だけど、笑っているような顔の犬がいても、笑っているわけじゃないんだよ。
人間だけが笑えるんです。
それと、おしゃれをしたがるのも人間だけ。
実際の年齢よりも若く見せようとするのも人間だけ。
さらに、反抗期があるのも人間だけ。
本来、反抗期は全員にあるの。
それで、反抗期がないこのことを親は「いい子だった」って言うんだけれど、それは親にとって「都合のいい子」なだけなんです。
親の考えって、大体20年遅れなの。
だから、一度は否定しないとダメなんだよ。
否定すると、そこから親の考えじゃなくて、自分の考えで生きなきゃなんないんだよ。
そうすると、自分の考えをしっかり持つようになるんです。
ところが反抗期をやっていない人は、親の目をずっと気にしているの。
それが辛くなって親元を離れると、今度は世間の目が気になって仕方ないんです。
ずっと他人の目が気になって、自分の目で見られなくなっちゃうんだよ。
私なんかずっと反抗期なんです。
ずうっと。
生まれてからずっと反抗期を続けているけれど、いい人生だよ。
反抗期ってある意味、はしかみたいなもの。
だから、反抗期がきたら、きちんと親に反抗した方がいいんだよ。
もしあなたが、反抗期にきちんと親に反抗していないのなら、今からでも遅くないから一度、反抗しておいた方がいいよ。
本人に直接言わなくてもいいから、誰もいないところで「このくそばばあ」とか「クソ親父の馬鹿野郎」って叫んで見るの。
「そんな事、言えません」って言うなら、まずは丁重に「この、うんこばあさま」とか「うんこお父様」でもいいから言ってみな。
親に反抗すると、関係が壊れると思うかもしれないけれど、親にきちんと反抗した方が歳をとってからも、ずっといい関係が続くんです。
反抗期にしろ、笑顔にしろ、おしゃれにしろ、神様がつけてくれたものには必ず意味があって、そこから魂が成長するようになっているの。
神様がする事って無駄がなくて、すごくうまくできているんだよ。
男の人は、女の人の足とか見るのが好きなんです。
それで、女の人は出したがるんだよ、本当は。
だから、ミニスカートが流行るの。
実に、うまくできているんだよね。
親の言いなりではなく自分は「どうしたいか」で決める
斎藤一人さんの話を纏めました。
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