あなたが豊かになれないのは、安いものを買うせいでもないし、物を捨てられないせいでもない。
自分を褒めてないからだよ。
モノを大事にするのは貧乏性じゃないんです
Q 私は貧乏性で、物を捨てられません。
また、質よりも値段が気になり、安いものばっかり買う癖があります。
もっと豊かになるには、この貧乏性を直した方がいいでしょうか?
斎藤一人さん
一人さんの話をすると、自分の気に入ったものは値段に関係なく大切にするんです。
100円ショップで買ったものだろうと、1万円するものだろうと、気に入った物は大事にして何年でも使う。
高いという理由だけでいいものだとは思わないし、いくら安くても、気に入らないものは買いません。
だけど、安くてもいいものはいっぱいあるんだよね。
そういう感覚の私からすると、物が捨てられないことの何が悪いのか、よくわからないんです。
むしろ、それは褒めるところじゃないかな。
物が捨てられないのは、物を大事にしている証拠だよ。
なのに、なぜそんなに自分にダメ出しするんだい?
物が捨てられないのは、貧乏性とは関係ありません。
自分を貧乏性だと決めつけて悪く言うより、
「私は物を大事にする、優しい性格だなぁ」
って自分を認めてあげな。褒めてあげな。
あなたが豊かになれないのは、安いものを買うせいでもないし、物を捨てられないせいでもない。
自分を褒めてないからだよ。
自分を「偉いなぁ」「優しいなぁ」って肯定してあげてください。
そうすれば、間違いなく豊かな道へ進めるよ。
チャンスを引き寄せるのはやっぱり明るい笑顔
Q 自営業ですが、会社がうまくいかず倒産しました。
なんとかまたがんばりたいと思いつつも、どう自分を奮い立たせたらいいか分かりません。
沈んだ心を軽くする方法はあるでしょうか?
斎藤一人さん
チャンスが来れば、誰だって奮い立つことができるんだよね。
じゃあ、そのチャンスが巡ってくるようにするにはどうしたらいいかと言うと、まずはあなたが明るい笑顔になることだよ。
暗い顔で悩んでばかりいても、まずチャンスは来ない。
黒い波動を出している人のところには、暗い波動を持った人や現象しか集まらないからね。
チャンスって、明るくて幸せな波動なんです。
だったら、あなたもチャンスと同じ、明るく幸せな波動を出してごらん。
自然とあなたの所に人が集まるようになるし、その人たちからチャンスがもらえるはずだよ。
考えてみな。
あなただって、明るい顔をしている人には「あぁ、この人は負けて無いな」って応援したくなるでしょ?
それと同じように、あなたの周りにいる人も、あなたがめげずに明るい顔をしていると、応援したくなるんだ。
チャンスをあげたいと思ってくれるよ。
嘘だと思ったら、明るく笑ってみな。
絶対、人生変わってくるから。
包丁も魂もガリガリ削られて磨かれるんだ
Q お金の問題を抱えており、少しずつ状況は良くなっているように見えますが、なかなか解決とまではいかず苦しいです。
少しずつでも良くなっているのなら、この先は明るいでしょうか?
斎藤一人さん
包丁って、作ったばかりの時は刃が歪んでいたり、ギザギザになってたりするの。
そういうのを、まずは「荒砥」と呼ばれる、粗い砥石で研いでいきます。
ガリガリ削りながら、ざっとなら済んだよね。
それが終わると、次は「中砥」という、「荒砥」よりきめの細かい砥石で磨きます。
で、最後は「仕上げ砥」という微細な砥石で刃の表面をツルツルに磨き上げ、切れ味を良くする。
包丁ってガリガリ削るからこそ磨かれていいものができるんだ。
この流れが、実はすごく人生と似ていて。
魂が未熟な時は、起きる出来事がいちいち大問題に感じるの。
また問題解決するための知恵がないから、ちょっとしたトラブルや障害があるだけで、それこそ大変な目に遭っちゃうんだよね。
だけど、迷ったり失敗したりしながらちょっとずつ問題を解決していくうちに、だんだん知恵がついてくる。
荒砥みたいな問題でガリガリ削られるうち、ちょっと魂が研がれるの。
そうすると些細なことでは転ばなくなり、次はもう少しハードルの高い問題が出てくる。
でもね、すでに幾分知恵がついているから、前ほど辛くない。
中砥レベルなんだよね。
で、中砥で磨かれると、ほとんどの問題は解決できるようになっちゃうの。
その先は仕上げ砥の域に入るから、生きることが本当に楽になる。
魂をより成長させるために、ツルツルに磨き上げられるだけなんです。
これになぞらえると、いま荒砥か中砥にいると思うんだけど、少しは良くなっていると思えるのなら、それは確実に研ぎ進んでいるということだよ。
もがきの中で、間違いなくあなたの魂は成長している。
そう思って安心しな。
悩みはどんどん小さくなっていくよ。
本気の「欲しい」はお金を引き寄せる原動力
Q どうしても欲しいものがあります。
それを買えるだけの経済的なゆとりがありません。
こういう場合は、今の自分にはそれが必要ないからでしょうか?
斎藤一人さん
必要ないから買えないわけじゃないの。
お金がないから買えないだけだよ。
ただ、あなたが「ゆとりがなくて買えない」と思っているのは、どうしても欲しいとまでは思っていない。
ということは言えると思います。
絶対に欲しいものだったら、お金に余裕がないとしても、なんとか手に入れる方法を考えるはずだからね。
誰かにお金を借りてでも、分割払いをしてでも買う。
それを、高いから買うのをやめるとか、妥協して安いものを買うというのは、別にそれがなくても支障がないんだよ。
簡単に諦められる程度なの。
一人さんは、基本的には借金はしない方がいいという考えだけど、どうしても欲しいものを、自分で返済できる範囲内で借金するのなら駄目だとは思いません。
好きなものを手に入れるための借金って、「早く返済して、次はあれを買うぞ!!」っていうやる気に繋がるものだからね。
そういう、計画性のある明るい借金なら、お金を稼ぐための知恵も湧いてくると思うし、ガンガン仕事を知ってサッと返済できちゃうの。
あるいは、自分にうんと魅力をつけることで、パートナーに欲しいものを買ってもらえるようになるとかね。
本気の「欲しい!!」は、それくらいお金を引き寄せる原動力になるんだ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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