あとね、他の人にお金を託すぐらいだったら、自分に任せたい。
だって、一人さんが一番信用しているのは自分だから。
楽しく仕事をする。それが一人さんの資産運用
Q お金がある程度たまってきたので、資産運用をしたいと考えています。
一人さんの、おすすめの資産運用法などはありますか?
もしあれば、その理由も教えてください。
斎藤一人さん
私はね、仕事はゲームみたいで楽しいからジャンジャンバリバリするのですが、お金に対しては、「仕事でがんばった得点」みたいな感覚なんです。
仕事でどれくらい皆さんの役に立てたか、喜んでもらえたかというのが分かるから、お金を受け取ることが楽しい。
だから、通帳の数字が増えさえすれば良いという考えはないんだよね。
というちょっと変わった人なので、資産運用はしたことがないの。
納税日本一なのに資産運用をしていないんですかって、嘘じゃないんです。
本当によく知らない。
そもそも一人さんの思う資産運用は、みんなとは定義が違っていて。
私は、楽しく仕事をすることこそが資産運用だと思っています。
あとね、他の人にお金を託すぐらいだったら、自分に任せたい。
だって、一人さんが一番信用しているのは自分だから。
それと、これは基本的な事なんだけど。
どんな風に資産運用するかは、それぞれの事情に合わせて自分で考えるしかないんです。
資産運用について人に聞くから失敗するんだよね。
自分の思う通りにして失敗した場合は、その失敗だって勉強になるの。
だから、短期的には損をしたように見えても、長い目で見ると資産を増やすことにもつながりやすい。
その点、人の言うことばかり聞いていたら、いつまでたっても勉強にならないし、自分の身にならない。
それで損をしたら、人のせいにして終わりなんだよね。
まぁ、人の言うことを聞いちゃダメだということは学べるだろうけど。
こういうことを大前提に、大切なお金をどうしたらいいか、自分でよく考えてみてください。
あと、似たような質問にこういうのがあったので、ここでお答えしておきます。
「クレジットカードは使わず、現金払いで収支を見やすくすることが節約のポイントだと聞きますが、これは本当ですか?」
これもね、人によって考え方も事情も違うから、一概にこうするといいですよっていうアドバイスは存在しないの。
ちなみに、一人さんはクレジットカードを持っていないので、クレジットカードのことを聞かれてもわかりません。
ただ、お弟子さん達の中には、クレジットカードを上手に使いこなしている人もいるし、それで豊かになっているんだよね。
一人さんがクレジットカードを持っていないからって、お弟子さんも使っていないのかと言うと、そういうわけじゃない。
資産運用も節約も、自分に合う方法を自分で探すのが一番ですよ。
みんなが喜びながらお金を使えば世界は豊かになる
Q 一人さんの言葉に、「商人とは愛を回すもの」ということがあります。
これはどういう意味でしょうか?
斎藤一人さん
例えば、あなたが居酒屋さんを経営しているとします。
そうするとあなたは、酒屋さんやスーパー(八百屋さん、肉屋さん、魚屋さんかもしれないけど)、容器屋さん(ビンや袋、ダンボールなど)、配送業者の人達を始め、農家や漁師、銀行なんかも支えているんだよね。
居酒屋さんが材料を買うお店や、その材料を入れてる袋や箱、材料を運んで来てくれる人達、材料を作ってくれる人達、お金の預け先・・・と言った、居酒屋さんに関連する人たちにお金が回る。
で、その人たちは、あなたの支払ったお金で生計を立てます。
美味しいものを食べたり、洋服を買ったり、家賃を払ったり、車を買ったり、子供学校へ行かせたり、家族旅行をしたりね。
そのお金がまた別の誰かを支え、さらにまた違う誰かを支え・・・・と続いていく。
お客さんに喜ばれるサービスや物を売って、もらったお金を銀行へ預けたら、人口が別の人にお金を貸し付けて、そのお金が世の中をぐるぐる回ります。
お金が循環することで世の中の経済は支えられているし、その先には国の経済もある。
みんなが喜びながらお金を使うことで、国も豊かになっていくんだよ。
それがさらに、世界の経済を豊かにして行くの。
あなたが楽しくお金を使うことで、世界は作られている。
お金って、悪者扱いされることもあるんだよね。
だけど本当は、人も国も、世界も幸せにすることができる「愛」なんだよ。
一人さんは、その愛をどんどん回すのが商人だと思っているし、世界は愛で包むのが商人の仕事だと思っているんだ。
50万円のバッグはあなたのためにある
Q ブランド名がついていなければ数万円で買えるバッグが、ブランド名がついた途端に50万円、100万円という値段がつきます。
こうした現実を見ると物の価値がわからなくなるのですが、上手く理解できる考え方はあるでしょうか?
斎藤一人さん
一つ1万円のバッグもあれば、シャネルのような高級ブランドでは、一つ50万円のバッグだって普通に売ってます。
そこには、値段の差が50倍もある。
確かに素材の違いやなんかはあるんだろうけど、さすがに50倍も価格差があると、何がどう違うのかわからないかもしれないよね。
どうしてこういった差があるのかと言うと、あなたの収入が、今の50倍になった時のためにあるんです。
あなたの収入が50倍になったからって、1万円のバッグを50個持って歩くことはできないよね。
そうなった時に、50万円のバッグがあって良かったなと思うんです。
同じようなものなのに、値段が安いものから高いものまで色々あるのは、あなたのために用意されているんだ。
・・・・・・・というのは、もちろん笑い話ですからね。
真剣に考えず、楽しく笑って聞いてください。
信じやすい人は販売員に向いているよ
Q モノやサービスを、「私だったら100%満足させられます」と自信満々で販売している人を見ると、つい信用して買ってしまいます。
でもその後、やっぱり買わなければよかったと後悔することも・・・・・・。
モノやサービスを買う時は、どんな点に注意すると後悔が少ないでしょうか?
斎藤一人さん
あなたは、モノやサービスの良いところがよく見えて、「これはいいものだ」って信じやすいからすぐ買っちゃうんだよね。
こういう信じやすいタイプの人って、実は販売員に向いているんです。
商品を販売する時は、まず自分が「これはいいものだ」と信じていなければ説得力もないし、商品の魅力だって伝わりません。
うまく説明できなければ、誰も商品を買ってくれないよね。
だから、あなたは販売員の適性がすごくあると思います。
その個性を活かせる仕事を探してみるといいかもしれないね。
あなただったら、きっと素晴らしい販売員になれるよ。
で、買い物をする時には、自分が販売になったつもりで商品を見てごらん。
その商品やサービスはどんな人に向いているのか、一番の売りは何か、マイナスポイントがあるとしたらどこか・・・そんなふうに、販売員の視点で観察してみるの。
販売員は、マイナスポイントまで全部ひっくるめて、商品の特徴を理解してなきゃいけないからね。
そんな意識が持てたら、雰囲気に流されず、賢い買い物ができるかもしれませんよ。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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