もちろん、せっかちの人だって失敗する時があるの。
その時に大事なのは、行動することをやめないってことなんです。
ここで、大事なのは「自分は運がいい」と信じていることなんです。
- 今日のことは今日やる。明日のことも今日やる
- 人生って上に行くのが一番楽なんです
- 成功とせっかちはセットで成功の条件なんです
- 知恵はどんどん手放していくから次の知恵が出るんだよ
- いいことをしている人間は必ず幸せになるのが普通の定義なんです
今日のことは今日やる。明日のことも今日やる
私は、せっかちで気を使うことに慣れてるんです。
その方が楽だし楽しいの。
そういうせっかちの私だから、今やっている仕事は、もう10年前に終わっているんです。
じゃあ、今は何を考えてるんですかって、十年先にうちの会社をどうするかを考えたり、実験したりしてるんです。
そうやって先手を打っているとすごく楽なんです。
勉強だってそうなの。
宿題を出されて補習するより、自分からどんどん先へ進んじゃった方が楽なんです。
今日のことは今日やる。
明日のことも今日やるようにする。
それができたら、明後日のことも今日済ませる。
そうするとね、勢いでいいものができるし、間違ってたら、後でゆっくり直す時間もあるんです。
だけど、後手を取っていると、ろくなものができてこない。
追われてやると、大体枯れてきちゃうの。
先手先手、成功の秘訣はせっかちな事なんです。
もちろん、せっかちの人だって失敗する時があるの。
その時に大事なのは、行動することをやめないってことなんです。
ここで、大事なのは「自分は運がいい」と信じていることなんです。
自分が運が悪いと思っている人はね、一回失敗すると怖くなって、次の行動ができなくなるんです。
でもね、この星は、行動の星なの。
それも、早く行動しなきゃいけない。
自分で運が悪いと思っているとそれだけで取り残されちゃうの。
行動したくない奴に限って「早く行動しても失敗したらしょうがないですよ」って言うの。
失敗したら早く直せばいいだけ。
簡単なんです。
人生って上に行くのが一番楽なんです
人ってね、黙ってると「何か言いなさいよ」って言われるの。
じゃあ喋った方がいいのかって喋りだすと、今度は「喋りすぎだ」って言われる。
うまくやると「要領がいいんですね」とかって嫌味を言われるんです。
こういう風に言われるのは、お釈迦様が生きていた2500年前から、ずっと変わらないんです。
よく人類が変わったかと言われるんだけど、変わったの人間じゃなくて文明なんです。
だから、相も変わらず人は恋をするし、子供を溺愛するんです。
教育ママって、今に始まったんじゃないんです。
はるか昔、孟子の時代からいたんです。
人は変わらないの。
人情も変わらないんです。
だけど、周りが変わる。
だから、私たちも波に乗るように、その変化に乗らなきゃいけないんです。
例えば富士山の5合目で会う人もいれば、6合目で会う人もいるよね。
どこであったとしても、その後は一緒に上へ登っていくんだよね。
その時、私が一番嬉しいのは、「もしかしたら自分は疲れて、9合目で諦めたかもしれない。
だけど、途中で一人さんと会って楽しく登っていったら、いつのまにか頂上に着いた」って言ってくれること。
楽しいと苦しくないんです。
人生ってね、横に行けば退屈する。
下に行けば惨めになる。
結局、上に行くのが一番楽なんです。
その時、上に行くのは大変だって思うのは、体に重力がかかるからなんだよね。
だけど、心には重力がないの。
神様の世界に重力はないから、いくらでも上に行ける。
上に行けば楽しいし楽なんです。
成功とせっかちはセットで成功の条件なんです
いいかい? 成功する人っていうのは、せっかちなんです。
時代劇なんかでね、殿様がのんびりしてるように見えるけど、あれは散々戦場を駆けずり回った結果、殿様になったんです。
のんびりなんてしてたら、殿様になんてなれないよ。
せっかちな人間はね、やることが早いんです。
だから、失敗したら直すのも早いんです。
反対に、行動が遅い人間っていうのは、失敗してもなかなか直さない。
だから、せっかちじゃない限り、絶対に成功しないんです。
もっと言うと、せっかちで愛嬌があれば、人が集まってくるから、ますます成功しやすくなるよね。
愛嬌があると周りの人から好かれて、皆が知恵を出してくれるようになるから、自分一人で考えているずっと成功しやすくなるの。
愛嬌があってせっかちだったら、ほぼ成功すると言ってもいいぐらいなんです。
実際にそれで成功するとするよね。
でも、成功したからって威張り散らすようじゃダメなんだよ。
成功って、今よりもっとよくなることなの。
仕事はもちろん、自分自身も、もっと良くなるって事なんです。
それなのに威張ってちゃ、人に嫌われて仕事もなくなっちゃうし、仲間だっていなくなっちゃうの。
そしたら、せっかく上まで登ってきたのに転落しちゃうんです。
せっかちな人はね、自分のせっかちな部分が直そうとするんだよね。
せっかちって、なんだか悪いものみたいに思われてるの。
だけど、せっかちを止める訓練なんてしちゃいけないよ。
逆に、もっとせっかちになる訓練をしなきゃダメなんです。
私は、回転寿司に行くと、店に入った瞬間にコンベアを見て、座ると同時に2皿は取ってるの。
で、一緒に行った人が「えーっと」とかって注文を考えてる時には、もう食事が始まってるんです。
食堂っていうのはね、昼間の混んでる時間帯にいって、食べ終わっても、いつまでもダラダラしてちゃダメなの。
さっさと決めて食べて、次の人が早く入れるようにしてあげるのがいいお客さんなの。
あとね、車の運転をしている時は、トラックがいたら前に入れてあげるんです。
トラックは時間通りに動かないといけない仕事だから、急いでない時は譲ってあげなきゃいけないの。
トラックが時間を守ってくれるから、午前中に届けてもらうとかって便利な暮らしをさせてもらっているの。
それを忘れちゃいけないんです。
知恵はどんどん手放していくから次の知恵が出るんだよ
本当の事言うとね、知恵を手放せば次の知恵が湧いてくるかどうかは分からないんです。
ただね、私が言いたいのは、いいアイデアがあるんだったら、それを必要とする人に教えてあげようっていうことなの。
知恵を必要としている人に出し惜しみしてると、嫌われるよね。
自分が持ってる知恵を出したって何の損もないのに、それを出さずにいると人に嫌われるの。
そんな簡単な世の中の仕組みも分からないで社会へ出ていくんだとしたら、人に嫌われてうまくいかないに決まっているんです。
知恵を必要としている人がいたらね、「こうやってやると、うまくいくよ」って教えてあげたらいいんです。
そうすれば、相手から信頼と愛をもらえるんです。
なのに、使いもしないし、教えもしないっていうのは、心が腐ってるんです。
人の役に立とうって気がないんだよね。
私なんかね、お弟子さんが困っていたら、その人の役に立つようなことを一生懸命考えるんです。
そして、全力で教えるの。
それで、教えている私が損をしてるんですかって言いたいね。
損するどころか、納税日本一なんだから、私ぐらい得をしている人間はいないんです。
自分が持っている家を人に教えることは、自分を豊かにする行為でもあるんです。
困っている人がいたら、どんどんあなたの知恵を貸してあげましょう。
いいことをしている人間は必ず幸せになるのが普通の定義なんです
私の場合はね、最初から商人になるって決めてたから、学校の勉強しなかったの。
だけど、本はものすごく読んだんです。
本が私の学校だったの。
で、どうやったら仕事で成功できるだろうか、神様の摂理って何だろうかって、考え続けたんです。
私は人も味方にしたいし、神様も味方にしたいと思っていたら、どうすればいいだろうって考えたの。
変わった子供だったよね。
昔はね、インドに行くと「在家」と「出家」というのがあって、出家するって言ったら、心の幸せだけを願うんです。
そして、在家で残る人は、一生懸命働いてお金を儲けをするの。
自分の生活費の他に、お坊さんを食べさせて行くのに寄付するんだよね。
これからは、それを両方自分がやらなきゃならないんです。
自分の心を高めていかなきゃいけないし、自分の生活は自分で見なきゃいけない。
「私は心の問題をやるから、あなたは働いてお金を貢いでくれ」と言ったって、そうはいかないんです。
昔はね、お米を作ろうが何しようが、ものすごく大変だったの。
それが、今は機械化が進んでいるから時間がある。
働くことと、魂を磨くことが両方できるようになってきたんです。
だって、何時間があればアメリカまで飛んでいける時代になったんだよね。
全てにおいて、時間が余るようになったの。
そういう余った時間で、経済的に豊かになることと、心を豊かにすることの両方ができるんです。
そういう意味では、私は在家であって、出家してると思ってるんです。
在家出家なんです。
そしてね、今ここで話していることが、人の役に立つんだとしたら、私はみんなに良いことをしてるんだよね。
そうすると、いいことした報いが必ず私に戻ってくる。
これは普通の定義なんだよ。
世の中は無常で、常に変わっていくのも一つの定義。
自分がしたことの報いは、良くも悪くも受けるのだって定義。
いいことをしている人間は必ず幸せになるものなんです。
そういう仕組みになっているんだよっていうことです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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