上司に怒られた際、落ち込むことも、ふてくされることもできる。
でも、上司をうならせる見事な怒られ方もあるのです。
上司に怒られても、受け身一つで展開が違う
上司から見て注意しやすい部下は、「できる部下」と評価される、もしくは、職場でメキメキ頭角を現して、出世する傾向があります。
想像してみてください、あなたが上司となり、部下を注意しなくてはならなくなった時のことを。
「ここはこういうふうにしたほうが、いいんだよと」とあなたが言ったことに対して、部下がふてくされた顔をしたり、落ち込んでしまったら、あなたはどんな気分になりますか？
できることなら注意はしたくない。
そこをあえて注意したのに、ふてくされた顔をされたり、落ち込まれたのでは、あなたは、いい気分ではいられないのではないでしょうか？
できることなら注意はしたくない。
そこをあえて注意したのに、ふてくされた顔をされたり、落ち込まれたのでは、あなたは、いい気分ではいられないのではないでしょうか。
自分のためになることを上司が教えてくれているのに、その人は素直に聞く耳を持っていないわけですから、上司の評価も当然、下がります。
逆に、部下があなたに対して「指摘されなかったら、このまま間違いを続けていました。ありがとうございます」と感謝したら、どうでしょう。
部下に注意する前、あなたが感じていた緊張は一気に解消し、ほっと一安心するのではないでしょうか。
このように「注意しやすい部下」に対して、上司は自分の知っていること、気がついたことは何でも教えてあげたくなってしまうものなのです。
加えて、部下があなたの注意に感謝した上に、
「ご指摘いただいたところはすぐ直します。また、何かありましたら、いつでも言ってください。ご指導よろしくお願いします」と言って、実際にそのことを行動で示せば、上司は感心、感激して、その部下に一目置くようになるでしょう。
そして、上司のその部下に対する信頼度はうなぎ登り。
チャンスがあれば、この部下を出世させてあげたいと思うものなのです。
同じく上司から注意されるにしても、正しい受け身を知っているか知らないかで、こんなにも展開が違う。
知っている人は良い方へ大逆転できるのです。
欠点が他人の役に立ったら長所
「この性格を直します」と言うと、その性格は欠点になる。
「この性格で他人の役に立つには？」と考えれば長所になる。
通常、「欠点」と言うと、よくないもの、正さなきゃいけないものですよね。
でも、私たち一人さんに仲間にとって「欠点」とはそうではありません。
人の長所・短所は表裏一体、コインの裏と表みたいなものなのです。
例えば、「細かい性格」の人がいます。
そうした人たちの中には、自分が細かいことを気にしていて、細かいところをなくそうと、努力している人がいるかもしれません。
ですが、「細かい」ということは緻密、ということなんです。
その性格は仕事の計画や、仲間や家族で楽しむレジャーのプランを立てる時にとても役立ちます。
「細いから」色々な所に目配り気配りができるんです。
ですから、「細かいところは自分のいいところ」と思って、その細さを他人の役に立つように利用すればいいのです。
そうすれば、周りの人は助かる、自分も他人のお役に立てて嬉しいのです。
細かいことが、欠点ではなく長所になります。
心配性も同じです。
過剰な心配は体にも毒ですし、人生的にも不幸を呼び込んでしまいます。
ですから、過剰な心配性は直さないといけません。
でも、程々の心配性ならば、直す必要はないのです。
アリとキリギリスの話じゃないけれど、先々を慮ることは、よりよく生きるために神が与えてくれた生活能力の一つなのだから。
もし、私たち人間が先々を慮ることをしなかったら、冬の備えをしなかったキリギリスと同じになってしまうのです。
神経質な性格もそうです。
「神経質なところを直そう」ではないのです。
神経質とは、言い方を変えれば、繊細、もしくは綺麗好きなのです。
汚れが気になっても、「ここが汚い」「あそこが汚れてる」と他人に指図するだけだとしたら、神経質な人はなかなか好かれません。
けれど、自分が気になったところをさりげなくささっと掃除してあげるような人の場合、神経質なことで「あの人は、なんと素晴らしい人だろう」と、観る人に感動すら与えるのです。
ですから、この性格が欠点でなく、長所に変わる活かし方とは何だろう、この性質が他人の役に立つには、どんな風に使えばいいだろうかと考え、行動してその結果を振り返り、活かし方に間違いがあったらそれを改良して、ということを繰り返していけばいいのです。
飽きっぽさも自分のいいところです。
自分より長続きしている人に、「あなたは偉い人ね」と褒めることができます。
また、飽きっぽいことは商人の世界ではものすごく役立ちます 。
どんないいものでもお客さんは必ず飽きるので、お客さんが飽きる前に新商品を出したり、楽しませたり、自分の飽きっぽさを言い方に生かすことができるのです。
こうやって自分の性格を全て長所にできる人は、他人にも同様なことができます。
他人の良いところを引き出し、導いていくことができるのです。
そうして、いいところを見つけながら生きている人は逆境が来ようとも、絶対克つのです 。
なぜなら、天が味方して、あなたに一発大逆転をさせる追い風が吹くから。
人生の大目的を知ると
人生は無常と嘆く人も、人生の大目的を知れば、今この人生を本気で楽しめて今この人生を、天も味方します。
人は、自分が精神的に成長するために、つまり魂の向上のために、この世に何度も生まれてきます。
精神的に成長するとは、一人さん曰くは、「今この人生を明るく生きて他人に親切にする」ことです。
滝に打たれたり、難行苦行とは全く関係ないのです。
例えば、新聞を配っている人だとしたら、雨の日も風の日も、どんなことがあろうとも、明るくて親切な新聞配達員であろうとすれば OK。
新聞記者も同様に、明るく生きて他人に親切な新聞記者であり続ければOK。
専業主婦も明るくて親切な主婦に、 OL さんも職場を明るく照らし親切な OL さんであれば OK なのです。
でも、明るく生きて他人に親切にとは、具体的にどうすればいいのでしょうかと言うと、まず以下は4点のうち、気に入ったものをやってみてください。
これらは、かつて、私たちひとりさんのお弟子が、一番最初に一人さんから習ったもの、一人さんの幸せのなり方の真髄です。
- 顔を福相にしましょう。福相とはツヤのある顔のこと。クリームなどで十分な量の油分を補えば、顔に艶は出ます。
- 他人の幸せを願う言葉、「この人に、全ての良きことが雪崩のごとく起きます」を会う人、会う人に心の中で唱えます。
- 自分が華やかに見える服装をし、キラキラ光るアクセサリーをつけましょう。
- 天国言葉を口癖にしまししょう。
ちなみに「自分が華やかに見える服装」とは、高価な服とは限りません。
例えば、洋服の量販店で同じ3000円の洋服が何種類も売られているとしたら、その中で、一番高そうに見えるものを選んで着ていればいいのです。
また、普段からテレビや雑誌でセンスのいい人たちのファッションをチェックしたり、ブティックやデパート、高級ブランドのお店などもウインドショッピングを楽しみにながら見ておきます。
その時、自分が「この洋服、いいな」と思ったものにより近い洋服を、普段自分が買っているお店で探すのも一つの方法です。
アクセサリーも、キラキラ光ってさえいれば、本物の宝石でなくてもOK。
キラキラ光っているものを見ると不思議と心が明るくなります。
それが目的なのだから、キラキラ光っていれば、イミテーションでも何でもいいのです。
ちなみに、小さなお子さんがいるお母さんはご存知だと思いますが、子供達はキラキラ光るものが大好きです。
お母さんがそういったものを身につけると、お子さんも喜ぶし、家の中がパッと明るく華やいで波動が良くなります。
日常のすべてのシーンでいつも口から天国言葉を出るようにしたいものですが、困ったときには、とっさに「ついてる」とは言えないものです。
ですから、天国言葉がクセになるように、例の８つの天国言葉
愛してます、ついてる、嬉しい、楽しい、感謝してます、幸せ、ありがとう、許しますを魔法のおまじないだと思って、1日に9回以上唱えてみましょう。
平凡で演わり映えのない毎日が、あっと驚きます!!
「愛してます」から始まる８つの天国言葉を唱えると、一見何も変わらないのに何かが変わる、ワクワク。
自分も周りも楽しくする天国言葉。
それを代表する、あの８つの言葉
愛してます、ついてる、嬉しい、楽しい、感謝してます、幸せ、ありがとう、許しますを、魔法のおまじないのように1日9回以上唱えましょう。
そうすると、心の中「ついてる」「嬉しい」「楽しい」といった天国言葉が入ります。
それによって心が明るくなり、考え方が肯定的になり、その肯定的な波動が、ついてること、嬉しいこと、楽しいことを、あなたのもとへ、どんどん、どんどん引き寄せるのです。
見慣れた日常の風景を、いつもと違う特別な目で見られるようになるのです。
朝の空気、そよと吹く風を、いつもと違って特別な気持ちで感じようとする。
朝の挨拶やお化粧、それからお仕事、日常のことを行う際、いつもと違って新鮮な気持ちでいる自分。
いつもより、ちょっといい笑顔でいる自分。
そのことによって、運勢が良くなり、人生が変わってくるのです。
そして、特別なことが起きてくる。
特別な気持ちになって、普段のあなたではない特別な波動になったあなたが行動することによって、特別なことが起きる。
例えば、あなたの周りにある素敵なこと、ほんの小さな幸せに気付き始める。
「毎日、ご飯が食べられて幸せ」
「今年の春もまた、家族と一緒にここの桜を見に来られた。ありがたいな」
「冬の寒い日に、飼い猫と一緒にお布団にくるまって寝られてあったかい。あぁ、幸せ」
このようにして、天国言葉は言いながら小さな幸せを見つけていく人は、メキメキ幸せになります。
なぜだか毎日、日常生活がワクワク、輝いた日になっていくのです。
そして、自分にも周りにも、本当の奇跡が起きて行きます。
そんな小さな変化で大きな幸せがやってくる、天国言葉の奇跡。
あなたの波動が成功波動になり、人生が大逆転!!
斎藤一人さんの話を纏めました。
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