明るく楽しく「1割貯金」をしましょう。
幸せがたまります。
「1割貯金」で、お金と心に余裕が持てます
幸せなお金持ちの大きな特徴は、「支出が収入を超えない」ことです。
「お金がたくさんあるんだから、それはそうでしょ」と感じるかもしれませんね。
でも、単純に「収入が支出を上回っている」わけではないのです。
どんなにたくさんお金が入ってきても、割愛を癒すことができなくて、湯水のようにお金を使って借金にまみれてしまう人もいます。
幸せなお金持ちほど、お金の大切さでありがたみをよく知っているので、大事なお金が残るように考えて使うため、使いすぎることがないのです。
幸せなお金持ちは、お金がなぜ大事なのかを、よくわかっています。
お金が大事なのは、「自分も人も幸せにするためのもの」だからです。
「稼いだお金は、『自分が人を喜ばせた証』なんだよ」
そう一人さんが教えてくれましたが、手元にお金が入ってくるのはとても素晴らしいことです。
そして、人を喜ばせてお金を稼ぐのと同じくらい、自分と人を幸せにできるお金を貯めることも大切です。
お金が増えるのにつれて、人生でやれることも増えていきます。
小さなことで言えば、外食で選ぶお店、買えるバッグ、旅行先などの選択の幅が広がるし、「お金がないから無理」と、最初から諦める必要も無くなっていきます。
お金があると、色々なことにチャレンジできる人になるのですね。
目の前にお腹を空かせた人がいても、自分が食べることに精一杯だったら、とても助けてあげることはできません。
貯金をすれば「心の余裕」もたまっていきます。
こうしたお金の大切さや、やりくりについて、子供にも幼い頃から教えてあげることは、本当に大事だなと思います。
さて、ここでおすすめしたいのは、収入の1割を貯めておく「1割貯金」です。
例えば、月の月収が30万円の人は、1割の3万円を貯金してください。
最初は大変かもしれませんが、初めの3万円が6万円になり、10万円に近づいてくると、きっとワクワクしてきます。
10万円を超えると、お金の波動が大きくなって、「次は4万円貯めようかな。ボーナスをもらったら、5万円貯めよう」と、どんどんあなた自身が賢くなっていきます。
貯金額が増えると、1割から2割、3割と、自分の中で貯金に回せる率も上がっていくのです。
大成功よりも成功、成功よりも1割です。
1割を根気よく積み上げていけば、あなたもお金を持ち続けられる人になります。
1割貯金の基本は、「明るく、楽しく」です。
「不幸な気持ちで貯めると、不幸がたまる。
楽しんで貯めると、幸せがたまる。
お金の性質が違ってしまうんだね。
『困った事が起きたら大変だから貯めよう』と思いながら貯めると、必ず困ったことが起こるんだ。
楽しみながら、1割ずつ貯めることだよ」
そんなふうに一人さんが話してくれたことがあります。
たまったらやってみたいことを考えてわくわく貯金するのもいいし、通帳の貯金残高を見て、「自分は、これだけのお金お手元に残せる暗い人を喜ばせたんだ」って、感激するのも素敵なことです。
「お財布の中に1割貯金」をするのもおすすめです。
私の知り合いがマイホームを建てるためにがんばって頭金を貯めていた時、「お財布の中に1割貯金をしてみて」と教えてあげました。
これは、月々3万円のお小遣いのうち、3000円をお財布の中に貯めていくという方向です。
あえてお財布の中にためるのは、「忍耐力」を養うためです。
お給料日前には、つい手が伸びてしまうこともあったようですが、なんとか忍耐力がついてきて、その人はちゃんと定期的に貯金ができる人になりました。
2年後に念願のマイホームを建てた後も、ずっと1割貯金を続けています。
自分の持ち物に感謝すると、物が長持ちします
ものにも、魂が宿るのを知っていますか?
言葉に魂が宿るように、あなたが愛情込めたのものも、あなたの分け御霊になります。
ものは、私たちの生活を、豊かで便利にするために役立ってくれています。
どんな品物でも丁寧に愛を込めて使うと、あなたがさらに豊かに暮らせるように、物が長持ちをして助けてくれるようになるのです。
「値段が高かったものにだけ感謝するんじゃないよ」
一人さんがそう教えてくれたことがあります。
「1円を大事にする人、しない人がいるように、物に対しても『100円だったのにこんなに頑張ってくれてありがたい』と思う人と、『たかが100円だから』と粗末にする人がいるね。
そうすると、お金と同じで、物だって長いしなくなるんだよ」
この話を聞いて、以前、「昔から、物がよく壊れるんです。何かの霊障ですか?」とおっしゃった方を思い出しました。
その方は、ここ最近だけでも、買ったばかりの掃除機が壊れ、パソコンの調子が悪くなり、車のタイヤがパンクしたので、さすがに心配になったと言います。
でも、霊など付いていません。
「小さい時から、物を大切にして来なかったでしょう?」
私が感じたことを言うと、「新しいものや欲しいものが出てきたら、すぐに買い換えれば良いと思っていました」と、あっけらかんとしています。
その方は、育った家が裕福で、まだまだ使える物があっても、ねだればすぐご両親に買ってもらえた様子が伝わってきました。
「また買えばいいし」という気持ちでいると、物を扱う時に雑な波動になります。
ものたちは、その波動を受け取って、その人の手元にいつかなくなっているのですね。
地獄言葉を使っていたり、人を嫌っていたり、人から嫌われていたりする人も、物が壊れやすくなってしまうことがあります。
その方には、「これからは、感謝して物を使うようにしてくださいね」と、よくお伝えしました。
億万長者の一人さんは、さぞかし高級品に囲まれて暮らしていると思われるかもしれませんが、金額に関係なく物を大切にします。
先日も100円ショップで、100円のマグカップをつくづく眺めながら、こう言っていました。
「すごいね、お客さんを喜ばせるためにこんなものまで100円だよ。がんばってるよな。100円なのにこんなにがんばっているんだって思うと、愛しさが募ってくるね。
『割れずに毎日働いてくれて、ありがとうな』って言いたくなるよね」
「人生には、大切にしたものが、必ず残る法則がある」
これも一人さんの教えです。
「このバッグは大事なものなんだよ。
なぜなら、斎藤一人のバッグだから。
たとえ100円のバッグでも、私が1年間使えば、『一年間、私のために頑張ってくれた』大事なバッグだよ。
そうやって接していると、大切なものがいっぱい増えてくるの。
ハンドバッグを大切にした人はハンドバッグが残る。
人を大切にした人は人が残る。
それが法則。
ものも、人も、お金も大切にした人には、そのすべてが残る。
そういう人になってごらん。毎日が楽しいよ」
そう聞いて、幸せなお金持ちは、手元に来たものとのご縁をとても大切にすることを、よく学ばせてもらいました。
あなたも、あなたのために毎日、役に立ちたいと思ってくれている大切なものたちと、幸せなご縁を結び続けてくださいね。
無駄な買い物をしないための、三つのチェックポイント
幸せなお金持ちは、無駄遣いをしません。
「買い物をする時に意識すると、お金が貯まる三つのチェックポイント」を、一人さんが教えてくれました。
① 自分への投資になるか?
② 胸がワクワクするか?
③ 高く見えるか?
このどれか一つでも当てはまっていたら、それは有意義な買い物です。
当てはまらないものは無駄なものとして徹底的に買わないでいると、必ずお金が貯まります。
不幸な気持ちで貯めてると、不幸がたまる。
楽しんで貯めると、幸せがたまる。
貯めるときの気持ちでお金の性質が変わるのと同様、物を買う物を買う時の冒頭の三つを念頭に、豊かな気持ちで買うのか、無駄遣いとなる貧しい気持ちで買うのかで、物との巡り合わせが変わってきます。
豊かな気持ちで、頑張って買ったものに感謝して大切に使っていると、不思議なことに、また欲しい物が買えるようになるのです。
一人さんはこう言います。
「欲しいものは、背伸びして、よじ登って、やっと手に入れる。
それが幸せなんだよ。
でも、大切にしていると、やがて自然に飽きる時が来る。
そのものが、あるのが当たり前になってくる。
そうすると、また欲しいものが出てくるの。
それでいいんだよ。
次に行こうっていう神様からの合図だからね。
ところが『大切にする』が抜けて、手に入れた途端に次が欲しくなる人もいるの。
『大切にする』が抜けると不幸になる。豊かさもなくなる。
そうすると、割愛が始まっちゃうの」
その言葉を聞いて、私はこう質問しました。
「たくさんの洋服がクローゼットにあるのに、『着るものがない』って毎朝、困ってる人がいるんです。欲張りなんですか?」
その一人さんの答えが、とてもためになったのでご紹介しますね。
「欲張りとは思わないけど、不幸だね。
『欲しい』と『感謝』は呼吸みたいなもの。
『欲しい』ばっかりで息を吸い続けていたら苦しくなるから、一度、息を吐いて感謝してみた方がいい。
でも、感謝ばかりしていると飽きてくる。
新しいものだって欲しくなる。
これは、振り子と同じでバランスなの。
このバランスが取れてきたら、たくさんのものを目の前にしながら、『ない』って騒ぐこともなくなるだろうね」
本当に欲しいものを感謝しながら大切に使うと、心も豊かに満たされます。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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