仕事も心も、成長するためには注意しやすい人間であること。
- 注意のされ方でわかる出世への道
- こんなタイプはNG
- どこへ行っても絶対出世する人
- 頑張らずに「顔晴る」
- やりがいをもって働けば出世する
- 人に親切にしよう
- 人のためだからがんばれる
- 追伸 上司に怒られても、受け身一つで展開が違う
注意のされ方でわかる出世への道
人に注意して、つくづく思うのは、世の中には、注意され上手と、注意しづらい人がいるんだなぁということ。
注意した時、「あ、すみません。気がつきませんでした。
ご指摘ありがとうございます」なんて言われると、とても好感を持ち、その人のためにこれからも指導ができます。
そんな人は、どんどん伸びていってくれるから、新しい仕事どんどん与えることができます。
ところが、注意しづらいと、欠点がなかなか改まらず、その結果、いつまでも成長できない、ということになります。
仕事も心も、成長するためには注意しやすい人間であること。
これは本当に大事なことです。
こんなタイプはNG
落ち込むタイプ
ちょっと注意しただけで、どよーんと落ち込んでしまう人がいます。
別に人間性を否定したわけではなく、注意したことを直してくれれば、いいだけなのに、あまりひどく落ち込まれると、注意しづらくて困ります。
注意されるということは、悪いことが改まって良くなるということですから、喜ばしいことなのです。
大きな声で、「ご注意ありがとうございます。
また気がついたことがありましたら、どんどん教えてください」
これができるあなたの返事です。
ふてくされたり、反抗するタイプ
注意すると、「だって」「でも」とだらだらと言い訳し、素直に「はい、わかりました」と言えないタイプ。
こういうタイプが上司から見て、一番使いにくく、同僚や部下嫌われる典型的な人です。
できるあなたは、こういう人には絶対に近づかないこと。
どこへ行っても絶対出世する人
世の中の社長さんたちは、どういう人を取り立てたいと考えているか分かりますか?
それは、社長のつもりになって働く人です。
社長とは、常に会社の利益と発展を考えているものです。
その人の行動が会社の利益と発展につながっていれば、その人を取り立てようと思うものです。
その人とは、今この記事を読んでいるあなたです。
今、目の前にあることに全力を尽くす
あなたが希望しない部署に異動させられたとします。
そこでふてくされて仕事をしていたら、希望する部署に移るチャンスも、出世する望みもありません。
なぜなら、誰もふてくされて仕事をしている人にいて欲しくないからです。
どこにいようと、目の前の仕事に全力で取り組む。
それでこそチャンスは巡ってくるのです。
いつも笑顔で新しいことに挑戦しているあなたに、会社の期待の目が注がれています。
余計なことは考えない
帝国ホテルの料理長を長く務めた村上信夫さんは、下積み時代、お皿をピカピカに磨いていたそうです。
「こんなに綺麗に磨くやつは誰だ」と、先輩から女をかけられ、どんどん取り立てられていったのだとか。
余計なことは考えず、目の前のことに全力を尽くす・・・これが出世の早道です。
今、あなたがやっていることは、成功の道にまっすぐ進んでいます。
自信を持って一歩一歩足を踏み出してください。
誰だって行きたくない部署に回されたり、料理を習いに来たのに皿を洗わせられたり、人生ってそんなものです。
あなただけが、そういう目に遭っているわけではないのです。
ただ、出世する人はそういう時に腐らない人。
これは世界共通です。
頑張らずに「顔晴る」
眉間にしわを寄せて仕事・・・・・・。
これはよくありません。
一人さんによると、眉間には「第三の目」があるそうです。
急にアイデアがひらめいたり、「これはきっとうまくいく」とピンと来たり。
そういう見えないものを見る目が、眉間にある第三の目なのだそうです。
眉間にしわを寄せていると、この第三の目が閉じてしまって、いいアイデアも思い浮かべません。
眉間のシワを伸ばすには、笑顔が一番です。
晴れ晴れした顔になるでしょう。
これが「顔晴る」顔。
仕事は顔晴りましょう。
笑顔の秘密を知ったあなたに、第三の目から、あなたを成功に導く、楽しいひらめきがたくさん持ったらされますよ。
大いに期待してください。
使命感を持って働くあなたは素晴らしい
例えばレストランでお皿を洗う仕事をしていたとします。
「こんな仕事、つまらないな」と思ったら、それはつまらない仕事になります。
でも、「自分がお皿をきれいにするから、みんなが気持ちよく食べられるんだ」と思ったら、やりがいが感じて、楽しいですよね。
世の中に役に立たない仕事なんてありません。
自分の仕事がどう役立っているかすでに気づいているあなたには、幸運の女神がいつも微笑んでいますよ。
人に頼りにされる幸せ
「私はパートだから」なんて、思っている人はいませんか?
正社員だろうが、パートだろうが、「〇〇子さんがいてくれると助かる」と言われれば嬉しいですよね。
人から頼りにされる存在になるのは、働く時間の長さではありません。
長時間働いていたって、頼りにされない人はいるしたより、短くたって、頼りにされる人はいます。
頼りにされる人とは、使命感をもって働いているあなたです。
やりがいをもって働けば出世する
仕事の楽しみって、何でしょうか?
人によって違うかもしれませんが、私はやっぱりやりがいだと思います。
そしてやりがいを感じるのは、人から認められた時ではないでしょうか。
つまり、会社に貢献した時。
やりがいをもって働けば、自然と出世してしまうのです。
やりがいをもって働いているあなた、人にやりがいを与えられるあなた、些細な力のように思えても、あなたの力は会社にとって、すごく大きなものなのです。
人に親切にしよう
告げ口をしたり、ちょっとずるいことをして、ライバルを蹴落として出世していく人もいないわけではありません。
でも、因果応報。
人にやったことは、同じようなことをされるものです。
それに、そんなことをして出世した人を誰も助けようとは思いませんよね。
協力してもらえなければ、仕事だってうまくいきません。
いつかはつまずくでしょう。
反対に人に教えたり、親切にしていると、みんなに押し上げられて、自然に出世してしまいます。
大勢の人に支えられていれば、その座から転げ落ちることもありません。
人のためだからがんばれる
働いていて、「これが出来上がったらみんながどんなに喜ぶだろう」などと想像すると、ワクワクして、疲れも忘れてしまう。
何ていうこと、ありませんか?
昔、つまらなそうに電球を磨いている工員さんに、 松下幸之助さんが、
「君が磨いているおかげで、日本中の家庭が明るくなるんだ」と言われ、工員さんは力が湧いたと聞きました。
その後、その工員さんは工場長になりました。
自分のためだと思うと、「もうこれぐらいでいいのかな」と思うことでも、人の役に立つと思うと、思わぬ力が出るものなのです 。
追伸 上司に怒られても、受け身一つで展開が違う
上司から見て注意しやすい部下は、「できる部下」と評価される、もしくは、職場でメキメキ頭角を現して、出世する傾向があります。
想像してみてください、あなたが上司となり、部下を注意しなくてはならなくなった時のことを。
「ここはこういうふうにしたほうが、いいんだよと」とあなたが言ったことに対して、部下がふてくされた顔をしたり、落ち込んでしまったら、あなたはどんな気分になりますか?
できることなら注意はしたくない。
そこをあえて注意したのに、ふてくされた顔をされたり、落ち込まれたのでは、あなたは、いい気分ではいられないのではないでしょうか?
できることなら注意はしたくない。
そこをあえて注意したのに、ふてくされた顔をされたり、落ち込まれたのでは、あなたは、いい気分ではいられないのではないでしょうか。
自分のためになることを上司が教えてくれているのに、その人は素直に聞く耳を持っていないわけですから、上司の評価も当然、下がります。
逆に、部下があなたに対して「指摘されなかったら、このまま間違いを続けていました。ありがとうございます」と感謝したら、どうでしょう。
部下に注意する前、あなたが感じていた緊張は一気に解消し、ほっと一安心するのではないでしょうか。
このように「注意しやすい部下」に対して、上司は自分の知っていること、気がついたことは何でも教えてあげたくなってしまうものなのです。
加えて、部下があなたの注意に感謝した上に、
「ご指摘いただいたところはすぐ直します。また、何かありましたら、いつでも言ってください。ご指導よろしくお願いします」と言って、実際にそのことを行動で示せば、上司は感心、感激して、その部下に一目置くようになるでしょう。
そして、上司のその部下に対する信頼度はうなぎ登り。
チャンスがあれば、この部下を出世させてあげたいと思うものなのです。
同じく上司から注意されるにしても、正しい受け身を知っているか知らないかで、こんなにも展開が違う。
知っている人は良い方へ大逆転できるのです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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