失敗や病気といった、一見「悪いこと」のように見える出来事を経験すると、うんと神に近づけるよ、強運になれるよっていう話をします。
嫌なことにワクワクできるかい？
生きていると、良いことも悪いことも起きます。
多くの人は、いいことがあれば神に感謝したり、神に守られていることを感じたりすると思うのですが、嫌なことがあると、たちまち「ついてないなぁ」って感謝の気持ちを忘れちゃうんだよね。
だけど、嫌なことから学ぶと、得るものはすごく大きいんです。
ついてないなぁと思う出来事から学んだ人は、その嫌なことを、びっくりするような幸運につなげられるんだ。
いいことからも学びはあるし、当たり前の日常にも学びはある。
でも嫌なことからは、もっと大きな学びがある。
だから一人さんは、むしろ嫌なことが起きた時ほど「この裏側にはどんな学びがあるだろう？」ってワクワクするぐらいだよ。
嫌なことの代表格といえば、失敗や病気（怪我を含む）です。
仕事の失敗、人間関係の失敗、勉強（試験）の失敗・・・・人生にはいろんな失敗があるけど、みんな失敗する前から「失敗したくない」と頭を悩ませます。
失敗したらしたで、「また失敗したらどうしよう」「恥をかいた」「人に迷惑をかけた」なんて悩みます。
また、命あるものの宿命で、私たちは病気を避けることはできません。
どんなに注意深く生きていても、体調不良になることはあるから、大なり小なり苦しい思いをするんだよね。
大きな病気をすれば、自分だけでなく、家族など大切な人も辛い。
でもね、普通は嫌なことのように見える失敗や病気にこそ、いろんな気付きがあるんです。
失敗の苦しみを味わえば、他の人が失敗した時に「今、この人は苦しんでるんだから、私まで責めるのはやめよう」って許せるようになります。
病気の辛さを知れば、同じように病気で辛い思いをしている人に対して、「何か手伝えることはないかな？」と労ったり、声をかけたりと優しい心が持てます。
そうやって、私たちはだんだんと神に近づいていくんだ。
最高に幸せな人生に変わるんだ
神に近づくってどういうことかと言うと、
魂の成長だと私は思っています。
神は、絶対なる愛です。
愛と光なんだよね。
そんな、愛と光の存在に、あなたもなれるんです。
失敗や病気から学ぶために、一歩ずつ神に近づきます。
そうするとね、人生に革命が起きるんです。
今までの人生とは全然違う、最高に幸せな人生に変わるんだ。
肩の荷が下りて気持ちが軽くなる。
明るい気持ちになって、毎日が楽しくなる。
生きることがどんどん楽になっていく。
何もかも、うまくいきます。
あなたが一番幸せになれる道に導かれるよ。
あなたは神そのものの存在
人は誰もが、神に守られています。
あなたもわたしも、この世界に存在する全員が神に守られている。
24時間365日、休むことなくずっと、神はあなたのそばにいてくれるんだよね。
と言うか、私たちは皆、神から分け御霊を頂いて生まれた存在なの。
神の分け御魂を持って、この世に生まれてきたんです。
だからそもそも、自分の中に神がいるんだよね。
私たちは、神そのものなんだ。
そういう意味では、学ぶことで神に近づくというより、だんだん、
「自分が神であることに気づく」
と言った方が正確かもしれません。
あなたは、神の魂を分けてもらって、この世に生まれてきました。
だからあなたの中には、神の魂が入っています。
あなたは、神そのもの。
その真実を、少しずつ実感していくことが学びの本質だよ。
今まで生きてこられた理由があるんだ
神はいつも、私たちのそばにいてくれます。
でね、それだけじゃなく、
「守護霊」
「指導霊」
といった、あなたの幸せをサポートしてくれる存在もいるんだよね。
守護霊や指導霊も、神と同じようにいつもあなたのそばにいて、あなたが幸せな道へ進めるよう全力で応援してくれます。
神が大いなるエネルギーなのに対し、守護霊や指導霊って、あなたの専属のお助けマンみたいな存在なんだ。
守護霊や指導霊の正体は何ですかって、実は一人さんもよく分かりません。
ご先祖様かもしれないし、あなたにご縁のある魂なのかはわからないけど、とにかくそういう存在が、あなたが生まれたときからずっとそばにいて、いつもあなたを助けてくれているんです。
守護霊や指導霊って、あなただけのためについてくれる存在だから、一人一人違います。
そして指導霊について言えば、あなたが学んで成長するたびに、別の指導霊に変わります。
だから常に、今のあなたのレベルにあった指導霊が付いてくれているんだよね。
例えば、学校へ行けば先生が付いてくれて、いろんなことを教えてくれます。
指導霊って、それと同じようなイメージなの。
先生だから、あなたが間違った方向へ進みそうになれば「そっちは違うよ」って引き止めてくれるし、仕事や学業で必要な知識やスキルがあれば、「こういうのを学んでみたら？」ってヒントをくれたりもする。
指導霊って、本当にありがたい存在なんだよね。
あなたは、大いなる神に守られています。
それだけじゃなく、守護霊や指導霊にも守られ、導かれている。
だからあなたも私も、どんなに未熟だろうと、こうして今まで生きてこられた。
そのこと自体が、神や守護霊、指導霊に守られているっていう証明なんです。
ありがたいことだよね。
笑顔と優しさこそが大事だよ
嫌なことから学びを得ようとする人は、だんだん神に近づきます。
すると、愛がどんどん大きくなる。
愛が大きくなるとどうなるんですかって、自分を大切にするようになるし、人に嫌われるようなこともしなくなくなるの。
自分にも、周りの人にも優しい気持ちになれるんだよね。
だから当然、人から好かれます。
魅力的で、みんなに愛されるようになるんだ。
時々、勘違いしている人がいます。
山の中で悟りを開いたとか、激しい試練を通じて開眼したとか。
で、顔を見たらものすごく険しいの。
一人さんに言わせると、それって「悟ったつもり」「神に近づいたつもり」なだけです。
あのね、あなたが修行しようが何しようが自由だけど、目の前にいる人に笑顔も見せられないとか、優しくできない人は、間違いなく嫌われるよ。
本当に神に近づいた人なら、笑顔じゃないわけがない。
愛がないわけないんだよね。
それができないんだとしたら、いくら山にこもって悟りを開いたとしても、それはただの勘違いなんです。
斎藤一人さんの話を纏めました。
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